THE WOLF OF WALL STREET
が公開されたので観てみた。
この前,DVDでギャツビーを観たせいか,ディカプリオの成り上がり者の演技がだぶる。
ロバートレッドフォードのギャツビーも,同時代に観ておくべきであった・・・。
ふと,ラストエンペラーもDVDで,封切りを劇場で観て以来,鑑賞。これは正月の新聞の出版広告につられて『禁城の虜』を買って読んだせい。
出演者が英語をしゃべっているのが,非常に不自然である。会話が中国語でないから,とてもヘンな感じ。ひょっとして,こいつら世界中の人間が英語をしゃべるとでも思っているんじゃねえのか?
そういえば,フランスやイタリアが舞台なのに,英語でしゃべっている映画が何本もあるが,そのノリですか。今更ながら,へんだよなあ,と思う。たまに,中国語が入ると,ますます不自然が強調される。
ジョンストンが英語を教える場面はどうなるか,なんて考えたら,妙な感じで映画にのめりこめない。
英語でしゃべりながら,習字は漢字を書いているし,紅衛兵は中国語で造反有理なんて叫ぶというありさま。
権力は,それを得ると何をするか。つまり贅沢をするのだけれど,快楽を追及する。高級品の購入,肉体的快楽,精神的快楽,権力の確認としての横暴,権力の頂点は,堕落と没落だから,クスリ。
成り上がりは一代で成り下がる。
生まれた時からのお金持ちと,成り上がり。
不幸に産まれた者は,幸福を強く追及する人生を進んでしまう。
空気を吸うように,幸福な人生を歩むことができない。