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長崎富士塚(国指定重要有形民俗文化財)の山開きが行われます。
江戸時代、富士山信仰が大流行し、各地域ごとに「講」というグループを作り、富士登山を行っていました。しかし、老人・子供・女性などは富士登山が難しいため、講で模擬富士山を作り、富士登山の替わりとするようになりました。この模擬富士山を富士塚といいます。
長崎富士塚は、文久2年(1862)に月三講(椎名町元講)によって築造されました。高さ約8メートル、直径約21メートルで、塚全体が本物の富士の熔岩石でおおわれています。頂上の石祠をはじめ、月三講の講碑・登山道の合目石・手水鉢など築造当時の碑等も多く残存しています。
山開き開催中は、富士塚への登山が可能です。
7月1日(土曜日) 午後1時から午後3時
7月2日(日曜日) 午前10時から午後3時
※雨天中止
浅間神社境内(豊島区高松2-9-3)
東京メトロ有楽町線要町駅下車徒歩8分
通常は非公開になっている富士塚を、2日間限定で公開します。
ぜひ富士塚登山にお越しください。
豊島長崎富士塚保存会
当日直接現地へお越しください
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