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市場移転問題について、東京都顧問である私の個人的見解として、昨日の小池知事の会見内容を敷衍する。小池知事は、「築地は守る、豊洲は生かす活かす」と述べ、事実上、築地再開発・再整備を軸とする方向性を打ち出した。豊洲市場は、築地市場の一時移転先として利用した後、冷凍冷蔵・物流・加工等の総合拠点として用途転用することで湾岸地域の物流センターとして発展させていくという。昨日の結論を要すれば「築地の次は、築地」ということになるだろう。選挙前でもあり記者会見では知事は言葉を選ぶ必要があったが、行間を読めばわかることだ。

築地市場は近隣の浜離宮公園と一体で総合的に開発を進める。また、このプロジェクトは極力民間の力で推進できるように工夫され、これ以上の税金投入は極力回避する工夫がなされよう。築地は中央卸売市場ではなく地方市場として発展することになる。

今回の案は、築地市場を一旦豊洲市場に移し、短期間で築地を再開発・再整備し、5年以内に築地に戻るというところがポイントとなる。すなわち、豊洲市場は築地再開発・再整備までの間、一時的に業者の移転場所となり、その後は、冷凍冷蔵庫を備えた総合物流拠点に用途転用されることになる。その際には、現在の築地市場の機能のうちの転配送機能や市場外流通機能や、それを担う大手卸売業者は豊洲に残ることも可能だろう。なお、築地が一旦豊洲に移転することにより、2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでには、環状2号線は豊洲まで貫通出来る。

小池知事の決断が遅いと揶揄する向きもあるが、小池知事は政治家である以前に行政の長だ。歴代知事の、地下を環境基準以下にすることを含む「無害化3原則」と都議会の付帯決議がある中、今年1月・3月に地下水から環境基準を大きく上回るベンゼン等が検出されたのだ。もともと達成不可能な非現実的な移転条件を突き付けておきながら小池知事を批判するのは天に唾するものと言ってよかろう。仮に昨年11月に移転していたら、豊洲市場は閉鎖に追い込まれていたのではないか。

また、単純に豊洲に移転していたら、5900億円の総事業費に加えて毎年巨額の赤字が累積していく。今回の案は、豊洲の用途を冷凍冷蔵物流拠点に転用することと、市場を含む築地の再開発に伴う地代・賃料収入により、キャッシュフロー損益が黒字化することで、野放図な都民負担を止める意味もある。
もう僕は、この東京都顧問が何を言っても信じないことにしました。あまりにもいい加減です。「豊洲移転表明はデマだ、処分する」と言っていながら、実際に豊洲移転表明しているじゃないですか。それに対して、訂正も撤回もしない。

僕からの唯一の願いは、もう絡まないで欲しいということだけです。
行間を読まなくても十分わかると思うんだけど。
https://newspicks.com/news/2318330?ref=user_527032

分からない人は行間を読めないんじゃなくて、読まない・読みたくないんだろう。目的設定が移転問題を解決することではなくて打倒小池知事とかじゃないかな。そう考えると上記記事の他ピッカーのコメントは相当香ばしい感じになってますね。

ちょっと前に豊洲市場をゆっくり回ることがあったんだけど、あれはイチバにはならないね。施設がCLOSEDすぎる。冷凍倉庫としては最新機能かもしれないけど、築地のように観光客が来るような施設じゃない。築地は衛生管理がどうのこうの言われているけど、空間はOPENで人の活気がある。市場機能は今後どんどん縮小していくのだからイチバとしてOPENなコンセプトで市場機能を描かないと先が持たないよ。

ちなみに豊洲の赤字の原因が賃料の低さだとすると、現在の築地の業者を完全移転させたら賃料改善は全く望めないが(そもそも賃料高ければ移転に同意しないし)、そこから解放されたら競争入札などで改善する余地はあるんじゃないかな。

本案については、そもそものアンチ小池知事を除いて、市場関係者は結構、賛成なんじゃない?

ただ私は大田市場への統合派ですけどね。

【追記】
O. takahiro氏、そうなんですよ、市場いらないから大田市場の統合で十分だと思っているんですけどね。でもそれは政治的には決断できないんだろうね。
本稿の、経済的観点が正しいなら、私は小池都知事の判断を支持します。いつものごとく、「築地は守る、豊洲は活かす」との言葉は巧みなのですが、中身はあるのか気になっていました。本稿ではあらためて、豊洲の物流拠点としての活用可能性に触れています。

かねてから私が指摘していたのは、目先の安全・安心ではなく、中長期の経済性でした。豊洲を、大きく改修することなく、より広範な民間企業が活用できる用途に転用できるなら、最もメリットがあります。しかも衰退業態と言われた仲買人の方々の多くは、豊洲移転で「採算が合わなくなる」と不安の声を挙げていました。だったら、費用負担が少なくすみ、しかもそのまま築地のブランドを利用できる築地再整備案に傾くのも納得できます。

私が安全・安心を二の次だとしたのは、これらは解決策があるからです。すべては経済合理性です。これを狙って、都議選寸前の今日まで引っ張ってきたのだとしたら、小池都知事は天才的な政治巧者ですね。人間の智慧は無限に生まれてくるものです。二者択一を迫られた時には第三の道をひねり出す。改革ロジックとしては、本件案にも学べせていただきました。

【追記】安東氏ご本人のコメントにも分かりやすく書かれていました。もともと、豊洲は立地に恵まれており、「民間活用」の具体論の一つが実は本稿の内容だったのですね。官僚的な発想の「決めてしまったから」とか、政治家たちの「細かいことは知らん」などの態度は、この数ヶ月、私たちを不愉快にさせてきました。とりあえず、然るべきステップを踏んで、新しい方向が決まったことは、歓迎です。
拝読いたしました。小池知事の会見よりはずっと分かり易く、お立場は理解できました。ただ、図5はミスリーディングだと思います。まだ具体的なプランも何も決まっていない「①新築地市場の再活用+②豊洲の物流拠点への転用」で合算キャッシュフローが好転するかどうかは全く未知数だからです。そもそも行政が「築地と豊洲の両方」を丸々抱えて運営し続けるというのは、普段の安東さんが取られているお立場とも相いれないような気がしてしまいます。
重要なのは、豊洲市場は毎年21億円の赤字を垂れ流し、将来における財政負担が増大する「負のレガシー」になりかねないこと。
よくもまあ、こんな市場に全面移転するゴーサインを出したものだ。
かつての大阪市のように、採算度外視でハコモノを作り、市の財政が傾きかけた愚は犯してはならない。
決定の遅れや行政の継続性を無視したような小池さんの政策運営に批判が出るのは仕方ありませんが、今回の決定は、結果的には致し方ない面もあると思います。
科学的に安全なんだから、安心は政治家が醸成するものだという意見を多数耳にしましたが、本当でしょうか?
政治家が安心ですといっても、国民がそう感じる場合もあれば、そう思わないこともあります。
今回、築地から豊洲に昨年11月の段階で移転していた場合、移転後に地下の高濃度汚染が発覚したことになります。発覚せず、隠蔽などということになれば、最悪です。その場合のダメージは計り知れません。

今後の予算の問題を指摘されておられますが、おそらく今度の選挙では、そのあたりが争点となるでしょう。
小池さんの判断が吉と出るか凶と出るかは、都民の判断しだいです。政治家として小池さんの正念場です。
「昨年11月に豊洲に移転していなくてよかったということだ。もし移転した後の今年1月に環境基準の79倍ものベンゼンが出てきたら、営業中止などの大変な事態に陥っていたことは目に見えており、その場合の損害は巨額なものになっていた」

「現在の東京都の推計では、豊洲市場は毎年キャッシフロー損益で21億円の赤字になるという。しかも、この21億円には今後必要となる設備更新費などが含まれていない」

「5900億円を注ぎ込んだというサンクコストに目を奪われて、「もったいないから…」というだけの理由で豊洲移転を強行してしまうと、その後さらに赤字が増えるという悪循環に陥ってしまう」

「築地ブランドは、これまで「のれん代」としての経済的な価値が計算されてこなかったが、日本において唯一市場がブランドとなっている例であり、その経済的価値を正当に考慮するべき」「仮に築地の土地を定期借地権の形で民間に貸し出して開発を委ねれば、賃料は年間160億円ほど見込める」

豊洲の維持費による赤字と築地の収益性に関する推計を信じるならば、コーポレートファイナンスの考え方に適った合理的な主張。あと築地の改修費用はどのくらいかも気になりますが、都議会自民党などの豊洲移転派は、これらの再推計を専門家などに依頼するなどした上で反論する必要があるでしょうね。
安東プロが書いた内容を小池知事はあの会見で話せば良かったのに。
安東さんは東京都顧問になってから発言が偏り過ぎて信用できません。