【保存版】函館の食べ歩きグルメを地元民が厳選!定番から穴場まで絶対食べるべき絶品グルメ10選(マップ付き)

今回は北の玄関口、北海道函館市の食べ歩きグルメの決定版記事です! いま函館で人気のスイーツや海鮮、そして超定番の名物ソウルフード「イカ」「ステピ」など、地元民が厳選したオススメの食べ歩きグルメをまとめました。記事の最後にはマップも入れてありますので、予算に合わせて函館市内の食べ歩きを存分にお楽しみくださいね!(函館のグルメ

【保存版】函館の食べ歩きグルメを地元民が厳選!定番から穴場まで絶対食べるべき絶品グルメ10選(マップ付き)

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北海道生まれの生粋の「道産子」ライター・成田ケン(マーヴェリック)です。

前回は小樽市の食べ歩きグルメを紹介しましたが、今回は「函館×食べ歩き」です。 

函館といえば、本州からの玄関口でもあり、江戸時代から北海道最古の港町として栄えてきました。「地域ブランド調査 市区町村魅力度ランキング」では何と、4年連続日本一の栄冠に!

坂道が多い独特の町並みはまるでヨーロッパのどこかの街にいるかのよう。街歩きも楽しく、とても人気があります。湯の川温泉やベイエリア、大正ロマンな銀座通り・・・たくさんの見どころがあるそんな函館市内を、今回は食べ歩きしてみました。

函館グルメといえば、定番「イカ」をはじめとする海鮮から美味スイーツまで、盛りだくさん。美味しいグルメが満載で、どれにしようか迷ってしまうほどでしたが、なんとか厳選セレクトした10店舗の激ウマグルメを紹介しますよ!

記事の最後には、紹介したお店のマップを掲載していますので、気になったお店の位置をチェックしてくださいね。

 

【もくじ】

 

1.【海鮮丼】朝市でお得な激ウマ海鮮丼を堪能しよう!「馬子とやすべ」

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やっぱり函館に来たなら、まずは朝市ですよね。

 

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中でもJR函館駅から徒歩1分と超至便な「函館どんぶり横丁」はオススメです!

 

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ずらっと並ぶ海鮮のお店の中から、筆者が選んだのは「馬子とやすべ」さん。

 

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こちらのお店は、カウンター内で職人さんが華麗な手さばきで繊細に調理をしていて信頼できるうえ、お得な「ミニ丼」が充実しているんです。

 

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朝市ではいろいろ食べ比べしたいから、プチサイズが良いですよね? そんな時にピッタリで助かります。 今回は「えび・生うに・いくら」という“海鮮三種の神器”をチョイス。ミニサイズでも大満足できる激旨な贅沢盛りでした!

 

ライター実食済みオススメはこれ!

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ミニ丼(えび・生うに・いくら丼…みそ汁・サラダ・お新香付) 税込1,404円

 

店名:朝市食堂「馬子とやすべ」
住所:北海道函館市若松町9-15
TEL:0138-26-4404
営業時間:6:00~17:00(夏期)6:00~16:00(冬期)
URL:https://r.gnavi.co.jp/1z3mmhff0000/

 

2.【かにまん】朝市で食べ歩きするならコレ!贅沢すぎる「かにまん茶屋」

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実のところ、函館の朝市では“食べ歩き”できるものが少ないんです。そんななか、食べ歩きにぴったりな絶品フードを朝市エリアで見つけちゃいました。それがこちらの「かにまん」です!

 

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店先のせいろで蒸したできたてアツアツを頬張れます。 中にはかにがビックリするほどたっぷりで、風味もスゴい!これは必食。

 

ライター実食済みオススメはこれ!

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かにまん 税込410円

 

店名:カネニ藤田水産かにまん茶屋
住所:北海道函館市若松町9-19
TEL:0138-22-0400
営業時間:6:00~14:00

 

3.【フレッシュジュース】歩き疲れたら一杯どうぞ!「アグリスタンド」

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朝市エリアを散策していたら、喉が乾いてくるのは必至。そんな時にスッキリする飲み物はいかがでしょうか。

 

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朝市ひろば内のフードコートにオススメのお店があります。

 

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こちらでは主に函館近郊エリアで収穫された地場野菜や果物を贅沢に使用したフレッシュジュースが楽しめますよ。なかでもオススメは「リンゴと小松菜のミックス」。絶妙のブレンド感で喉ごしも良く、リフレッシュできること請け合いです!

 

ライター実食済みオススメはこれ!

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リンゴ&小松菜ジュース(small) 税込550円

 

店名:アグリスタンド
住所:北海道函館市若松町9-22函館朝市ひろば1F
TEL:0138-21-1050
営業時間:6:00~13:30

 

4.【海鮮】ホタテ&カキで地ビールを飲んじゃおう!「はこだて海鮮市場本店」

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続いて、旨い海鮮を探して徒歩散策していると、赤レンガ倉庫エリアに辿り着きました。ここで見つけたのが、2,000種を数える函館の美味名産が揃う「はこだて海鮮市場本店」。

 

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のぞいて見ると、屋台風の休憩コーナーが。早速、美味しい海鮮をいただいちゃいましょう。

 

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まずは函館地ビール函館ビール(ヴァイツェン)」。こちらは函館山の地下水100%使用というこだわり!

 

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そして「函館市の魚」にも制定されている函館名物・イカの旨みが一番堪能できる「イカ飯」。ぷっくりしていて何とも美味しそうじゃないですか・・・!もっちもちのもち米とめちゃめちゃ柔らかいイカ、そして旨ダレ・・・絶妙です!

 

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最後に、網の上でその場で焼いてくれる海鮮焼き。オススメは「帆立焼き」と「カキ焼き」。
・・・どっちも超ウマっ!地ビールにもベストマッチです。北の海の香りがたまらないメニューの数々を存分に味わえました。

 

ライター実食済みオススメはこれ!

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函館ビール(ヴァイツェン) 税込540円
イカ飯 税込300円
カキ焼き 税込400円
帆立焼き 税込600円

 

店名:はこだて海鮮市場本店
住所:北海道函館市豊川町12-12(魚長食品本店内)
TEL:0138-22-5656
営業時間:6:30 ~ 20:00

 

5.【アイス&ポテチ】本場・北海道で揚げたてポテチ!「函館ミルク工房」

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海鮮をたらふくいただいた後は、やっぱりスイーツとおやつ、ですよね。

 

赤れんが倉庫群エリア内を少し歩くと「函館ミルク工房」さんを発見。

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こちらでは道産素材をたっぷり使った、ウマウマなソフトクリームと手作りポテトチップスがテイクアウトでいただけるんです。

 

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こちらはソフトクリーム函館の新鮮な牛乳を使用したソフトは濃厚で抜群の旨さです。オススメは「道産あずき練りこみ+甘納豆トッピング」、そして「とうきび(とうもろこし)」! 北海道らしさもありつつ、絶対外しません。

 

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もう一つは、その場で揚げてくれるポテチ。アツアツでしっとり高級食感が旨い! じゃがいもの本場で味わうのは格別ですよ。甘いアイスとしょっぱいポテチで永遠に食べ続けられそうです。

 

ライター実食済みオススメはこれ!

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赤レンガ(道産あずき)&とうもろこしアイスクリーム 税込350円
手作りポテトチップス(バター醤油) 税込350円

 

店名:函館ミルク工房
住所:北海道函館市豊川町11-5
TEL:0138-21-1181
営業時間:10:00〜18:00頃

 

6.【イカナポリタン】これぞ函館の新ご当地グルメ!「カルド カルチョ」

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函館では今、新たなご当地グルメ「函館イカナポリタン」が話題になっています。

 

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函館イカナポリタンとは、その名のとおり、函館近辺で獲れたイカを使っているナポリタン。10店舗が加盟する「函館イカナポリタンの会」なる団体もあり、盛り上げに一役買っているようです。そんな数あるお店から筆者が推薦するのが、「Caldo Calcio(カルド カルチョ)」さんの「函館イカナポリタン ブラック」!

 

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見た目はまさに真っ黒でそれもビックリなのですが、食べると爽やかなナポリタンの味わいで、そのギャップに2度ビックリ。イカスミのコクと香り、トマトソースの酸味に、生パスタのモッチリとした歯ごたえ。シンプルなのに贅沢な美味しさです。
 

ライター実食済みオススメはこれ!

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函館イカナポリタン ブラック 税込1,080円

 

店名: Caldo Calcio(カルド カルチョ)
住所:北海道函館市花園町22-26
TEL:0138-54-3737
営業時間:11:30~22:30
URL:https://r.gnavi.co.jp/h4vgxtb40000/

 

7.【シスコライス】昭和から愛され続けるB級グルメ!「カリフォルニア・ベイビー」

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1976(昭和51)年創業の「カリフォルニア・ベイビー」、通称「カリベビ」。西海岸の港町を模した店内はアメリカンな空気がいっぱいです。こちらで大人気の名物、函館市民のソウルフードにもなっているのが「シスコライス」。名前からはどんな食べ物が想像つきませんが・・・バターライスにフランクフルトソーセージが2本、そしてたっぷりのミートソースがかかった逸品なんです。

 

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ジャンキー感あふれ、アメリカンサイズでボリューミーな“男飯”感がたまりません!なお、こちらはテイクアウトが可能なので便利です!

 

ライター実食済みオススメはこれ!

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シスコライス 税込770円

 

店名: カリフォルニア・ベイビー
住所:北海道函館市末広町23-15
TEL:0138-22-0643
営業時間:11:00~22:00(月~水・金)/ 10:00~22:00(土・日・祝)
URL:https://r.gnavi.co.jp/exf6nsea0000/

 

8.【ステピ】ガッツリ肉系ソウルフード!悶絶必至な「ジョリージェリーフィッシュ」

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さきほどの「カリベビ」と並び評される、函館ソウルフードの両雄がこちら「ジョリージェリーフィッシュ」(ジョリジェリ)さん。

 

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1982(昭和57)年の創業以来、断トツの人気を誇るのが「ステピ」。ステピとは“ステーキピラフ”の略なんです。道産バターピラフの上に道産牛がタップリと乗っています。そこに秘伝のタレがかかっていて、これまたご飯が進むんです!

このステピ、注文してからあっという間に出来上がるので、待つことなく食べられるのも魅力の1つ。とにかく文句なく旨いので、リピート間違いなしだと思います。

 

ライター実食済みオススメはこれ!

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ステピ(北海道産牛・秘伝のタレ)税込1,300円

 

店名:ジョリージェリーフィッシュ
住所:北海道函館市宝来町9-6
TEL:0138-23-1932
営業時間:ランチ11:30~14:30(L.O.14:00)/ ディナー18:00~24:00 (L.O.23:30)
URL:https://r.gnavi.co.jp/3jsazazp0000/

 

9.【やきとり弁当】地元コンビニ「ハセガワストア」で愛され続けるグルメ

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今から約40年前に地元コンビニ・ハセガワストア(通称:ハセスト)で誕生したのがこの「やきとり弁当」。

 

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コンビニ店内で焼鳥屋さながらにジュージュー焼いている様子も珍風景ですが、実はこれ「焼鳥なのに豚肉」がウリのお弁当なんです。実は函館では焼鳥といったら「豚精肉」が常識。この豚肉串も函館市民の昔からのソウルフードといえます。

味付けは4種類からセレクトできますが、私のオススメは“うま辛”! とにかくご飯とベストな相性で、がつがつイケます!隠し味には「はこだてわいん」の赤ワインを使用というこだわりもポイント。

 

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24時間営業の店舗もあるので、ホテルで夜中に小腹が空いた時に買ってみる、というのもアリ!

 

ライター実食済みオススメはこれ!

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やきとり弁当 小(うま辛味) 税込458円

 

店名:ハセガワストア湯の川店
住所:北海道函館市湯の川1-10-15
TEL:0138-57-2400
営業時間:24時間

 

10.【くじら汁】シメはこれ!海を見下ろす絶景も押さえたい「茶房菊泉」

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八幡坂を登って元町散策です。函館自慢の郷土料理「くじら汁」を、趣ある古建築でいただける「茶房菊泉」を紹介します。

くじら汁とは、函館エリアで広く親しまれている正月料理。塩くじら(鯨皮下脂身の塩漬け)と山菜等を一緒に煮込んだ雑煮に似たものです。

 

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ぷるっぷる&コリッコリした鯨の食感を楽しめます。あっさり塩味で意外とクセも少ないのがポイント。ぜひ函館の思い出に味わってほしいなと思います。

 

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もう一つの名物が「とうふ白玉」。ヘルシーなのに甘くてもっちもちなんです。パフェぜんざいと一緒に食べられますので、こちらもぜひ!

 

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古建築を再利用した店内は懐かしく落ち着く雰囲気で、窓からは函館の海と街並みが見下ろせる絶景なんです。窓際席をキープしましょう!

 

ライター実食済みオススメはこれ!

くじら汁とおにぎりのセット 税込680円
とうふ白玉ぜんざい煎茶付 税込680円

 

店名:茶房菊泉
住所:北海道函館市元町14-5
TEL:0138-22-0306
営業時間:10:00~17:00
URL:https://r.gnavi.co.jp/rxkwz8350000/

 

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北海道函館市の観光食べ歩きにピッタリなオススメグルメを、地元民セレクトの厳選10選としてお送りしました。いかがでしたでしょうか?皆さまの「函館に行って旨いものを食べまくりた~い!」という食欲に貢献できたなら本望です!

函館の歴史をカンタンに紐解くと、横浜・長崎と並んで日本で初めて外国との交易を始めた都市という面から好奇心が強く、そういった環境から函館は和洋折衷となり、独特でオリジナリティのある食べ物が多い、という印象があります。

ご紹介したシスコライスやイカナポリタン、ステピなど・・・個性あふれるグルメがたくさんあります。

今回の函館での食べ歩きで紹介したお店10軒の食べ歩きマップを最後にご紹介しておきますので、是非お腹いっぱいになるまで楽しんでくださいね! 

紹介したお店のマップ

 

著者プロフィール

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成田ケン(マーヴェリック)

アラフィフ世代のカメライター。出版編集プロダクション法人経営者でもあり、関わった書籍は30冊、雑誌/新聞は60誌を超える。アート写真家としても活動中で、フランスのギャラリーと専属アーティスト契約もしている。長年東京のメディア業界で活動していたが、5年前に故郷である北海道札幌に戻り、観光雑誌などの取材で全道を飛び歩く日々。北海道の市町村グルメの魅力再発見に取り組む「観光特産士」の顔も持つ。「みんなのごはん」では、これまでグルメスポットを多数取材してきた経験を活かして、美味しいお店などを紹介している。

                             
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