今は昔、私の通っていた幼稚園では、ザリガニが飼われていた。
おそらく、園児よりもたくさんいたであろう物凄い数のザリガニたちが、数の割には小さな水槽で、砂や岩も仕切りもなく、単に水を張っただけの浅い水槽で、飼われていた。
今思えば、誰や! 持ってきた奴、である。
釣り過ぎ、さぞおうちで持て余したのであろう。
それを、さぞドヤって幼稚園に持ってきたのであろう。
シンプルにアホである(>_<)
そして、夏休み等の長期休暇の際、
人のいなくなった幼稚園に取り残されたザリガニたちは、エサを貰うこともなく、世話して貰うこともなく、徐々に干からびていくのをただ待つ――それが運命って奴なのか。
……違った。
ひとり1,2匹、おうちに持って帰らなアカンことになった(>_<)
ザリガニは喧嘩する。
ひしめきあって飼われていたザリガニである。
でっかいザリガニもちっちゃいザリガニも、右手がなかったり左手がなかったり、みんなみんな、傷ついていた。
私が持って帰ったでっかいザリガニも片手がなかった。
でも、その後、産卵してん。
むっちゃいっぱい、産んでん。
ちっちゃい金魚鉢、ふたつ分あった!
……けど、育たなかったてん(YwY)
そんな、昔のことを思い出していたよ。
今朝、いつものランニングコースの、脇の水路に、ザリガニがいたの見たもので……。そして、その水路の脇には、幼稚園が、あるもので……。
よ、ザリガニしゃん。
元気で、自由に、生きるんやで!
(^-^)/~~