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不動産会社社長、1億円脱税有罪 名古屋地裁判決

 宗教法人を介した不動産取引で法人税約1億円を免れたとして、法人税法違反(脱税)の罪に問われた名古屋市東区の不動産会社「ジーザス」と同社社長で韓国籍の黄元圭被告(55)=同市天白区=の判決公判が23日、名古屋地裁であり、神田大助裁判官は黄被告に懲役1年8月、執行猶予3年(求刑懲役1年8月)、同社に罰金2800万円(同罰金3200万円)を言い渡した。

 神田裁判官は、判決理由で「会計士らの助言に耳を傾けることなく、独善的に犯行に及んだ。身勝手で浅はかだ」と指摘した上で、執行猶予の理由について「反省している」と述べた。

 判決によると、黄被告は不動産売却益を除外するなどし、2015年5月期に4億2760万円の所得を隠し、法人税1億820万円を免れた。

(中日新聞)

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