32TBにも及ぶ「Windows 10」のソースコードなどがウェブに流出

The Registerによると、32TBにも及ぶMicrosoftの「Windows 10」に関するソースコードがウェブ上に流出している事が分かりました。


流出したのは合計で32TBという巨大なファイルサイズになる公式及び非公式のインストールイメージやソフトウェアの設計書などで、今年の3月頃にMicrosoftの社内システムから密かに抽出されたものとみられています。

流出したコードなどの内容を見た人物によると、Windows 10のハードウェアドライバ、PnPコード、USBとWi-Fiスタック、ストレージドライバ、ARM用のOneCoreカーネルコードなどが含まれている他、Windows 10およびWindows Server 2016の内部ビルドや未公開の64ビットARM版、様々なポータブルデバイスやモバイルデバイスでOSを稼働させる為の機密のソフトウェアツールセットである「MicrosoftのWindows 10 Mobile Adaptation Kit」なども含まれているとのこと。

流出したソースコードはBetaArchiveにアップロードされていたものの、現在は削除および削除中のようですが、悪用されないかが心配なところです。

なお、「Windows」のソースコード流出と言えば2004年に「Windows 2000」のソースコードが流出し話題になりましたが、今回の流出はその時よりも大きな流出だと言われています。


この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で