最近、Pythonの勉強をしています。
以前、半年くらいPythonの業務で行ったことがあったのですが、その時は、改修メインで新規で何かを作るということがほとんどなかったので、しっかり基礎から勉強をしようと思って書籍を買い勉強しています。
今回は、Pythonとはどんな言語か、なんで僕がPythonを勉強しているのかという理由を紹介します。
Pythonとは?
Pythonなオープンソースのプログラミング言語です。1991年にオランダ人のグイド・ヴァンロッサムがPython 0.90のソースコードを公開したのが始まりです。
Windows/Mac OS/Linuxなど様々なOSで動作します。
Pythonの名前は、イギリスのテレビ番組「空飛ぶモンティ・パイソン」に由来しています。英語でPythonはニシキヘビを意識する単語であり、Pythonのアイコンにはニシキヘビが使われています。
Pythonは、1991年のバージョン0.90以来オープンソースとして配布され、現在では「2.x」系ではバージョン2.7系、「3.x」系という2つのメジャーバージョンが併用されリリースされています。
Pythonの特徴
1、可読性の高さ
Pythonは、「読みやすく、効率もよいコードをなるべく簡単に書けるようにする」という思想で作られました。インデントによってコードの可読性が高くなるように設計されています。どんな規模のプログラミムにも対応できるため、非常に幅広い分野で活躍しています。
2、ライブラリが豊富
ライブラリが豊富に用意されているのも特徴です。様々なライブラリがインターネット上で公開されており、手軽にライブラリを自作のプログラムに組み込むことができます。
3、オブジェクト指向言語
Pythonはオブジェクト指向開発を行うことができます。オブジェクト指向を使うと効率的なソフトウェア開発を行うことができます。
Pythonを僕が学ぶ理由
Pythonでは、Webアプリケーション・バッチ処理・デスクトップで動くアプリケーション・組み込み系アプリケーション・科学計算や機械学習など様々な場面で活躍している言語です。
エンジニアの方などは、機械学習に興味があると思いますが、TensorFlow/Scikit-learn/Caffeなどの機械学習のライブラリは、Pythonでできています。数値処理が高速でできるnumpy、グラフ描写にmatplotlib、化学計算用のライブラリが詰まったscipy、自然言語処理にNLTKなどのライブラリなども揃っており、学術分野や機械学習では多く利用されているプログラミング言語がPythonです。
GitHubのトレンドでもPythonは上位に食い込んでいます。今まで私は、Web系のエンジニアとして生活してきたのですが、Webアプリを作成でき尚且つ、機械学習などでも強いPythonという言語に興味を持っています。
Pythonやっておけば他の言語が必要になることってほぼないのではってくらい何でもできる印象です。
もう一つPythonにスキルチェンジしようとしている理由は、Pythonの技術者が他の言語のエンジニアと比較して平均年収が高いということがあります。求人検索エンジン「スタンバイ」を運営するビズリーチが2016年2月25日に発表したプログラミング言語別の平均年収ランキングによると次のような結果が出ています。
参照:プログラマー年収ランキング2016!言語別、第1位はPythonの651万円 | みんなのスタンバイ
COBOLとか30年戦士とかいそうなのですが、結構平均年収低いんですね。
エンジニアとして長く生きていくためには、やはり新しい分野についてしっかり学んで、時代の流れについていくことというのが必要なのだと思っています。
Pythonの仕事をしたのはもう2年くらい前なのですが、今思えばあの頃からしっかりとPythonをやっておけばと今頃になって後悔しています。
スキルチェンジを目指している方も、初めてプログラミングについて勉強している方もPyhonについて勉強してみませんか。
きっと今後、日本でももっと利用されていく言語だと思うので、学んでおいて後悔することはないと思いますよ。