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戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

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サラリーマンとして致命的!可愛がられない人の特徴を5つ挙げてみる

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こんにちは、Shin(@Speedque01)です。サラリーマンとして大事なことはたくさんありますが、一番大事なのは他の人に可愛がってもらえるかどうかです。

不公平なもので、普通にしているだけで可愛がられる人もいますし、いろいろ工夫しているのに全然可愛がってもらえない人もいます。

ぼく自身も可愛がられるとき・可愛がられないときの両方を経験してきました。自分自身の経験や、他の人の観察を通してその違いが最近分かってきました。

そこで今回は「可愛がられない人の特徴」を6つ挙げてみようと考えています。もし自分に当てはまるということがあれば、ぜひこれを機に改善をしてみてほしいなと思います。

「でも」「だって」が返事の枕詞になっている人

メールを書いたときや、パワーポイントで資料を作成したとき、エクセルに入力したときなど、上司は部下にいろんなアドバイスをします。「これはもっとこうしたらどうかな?」「ここちょっとおかしくない?」という指摘をするわけです。

特に若手のうちはどうしてもミスが多くなってしまう。やはり経験が浅いため、それはしょうがないと上司も思っているはずです。どんな人でも最初から完璧にはできないですからね。

大事なのは、指摘を受けた後の返事です。「でも」「だって」「先輩こういったじゃないですか」のような反抗的枕詞をつけてくる人は100%可愛がられません。

先輩や上司だって、自分が楽しむためにミスを指摘するわけじゃない。クライアントに提供できるものをみんなで作るためだったり、部下に成長してもらうために嫌われ役を買って出てきてくれているのです。

それにもかかわらず、「でもぼくそんなこと言われてないですし」とか「だってxx先輩はこういってましたよ」なんて言われたら、「なんだコイツ・・・」となってしまうのは自然の摂理です。

「でも」とか「だって」のような反駁がクセになってしまっている人は、ぜひ改善してみてくださいね。

なれなれしすぎる人

距離感をつかめずいつもなれなれしい人は、残念ながら可愛がられることはありません。

先輩や上司の中には、いわゆる「いじられキャラ」だったり、年下にもえらそうにせずフランクに絡んでくれるフレンドリーな人がいます。ぼく自身、歳が下である人にえらそうにしたりすることがないように気をつけていますし、話しやすい雰囲気を作れるように努力はしています。

そういう人と親しくするのはもちろんいいのですが、たまに「他人との距離感がつかめない人」がいます。先輩が他の先輩からいじられているからといって、自分もいっしょになっていじったり、タメ語で話したりする人は残念ながら可愛がられないのです。

たとえその先輩自身が聖人の心を持っていて、本当に気にしていないとしましょう。しかしながら、その先輩の周りの人はあなたを許しません。「こいつは先輩に対して舐めた態度を取るようなやつなんだな」という評価が与えられてしまい、周りの人から可愛がられなくなってしまいます。

アドバイスされたことをやらない人

特に世話好きというわけではなくても、先輩や上司は様々なアドバイスをするものです。はやく戦力になってもらわないと、自分自身が困ることはわかっていますから。もちろん人によりますが、ショートカットキーやメールの書き方まで細かくアドバイスしてくれる人も少なくないはずです。

そのようなアドバイスを、完全にスルーしてしまう人が散見されます。その場では「はい、わかりました」と言いつつ、メモを取ることもせずそのまま流してしまい、同じようなミスを繰り返してしまうのです。

それが何回も続くと、上司に「せっかくアドバイスをしたのにやる気がないな」という印象を与えます。性格が明るかったり人の心をつかむのが上手かったりしたとしても、同じミスを繰り返してしまう人は「とても手間のかかるやつ」だと思われてしまいます。段々と周りからの評価が下がっていき、最終的には可愛がられなくなります。

暗い人

仕事でいつも明るくふるまうのは難しいものです。なかなか解決しない課題があったり、上司との人間関係に悩んだりすることもあるでしょう。

とはいえ、いつもいつもどんより暗い顔で仕事をしていたり、ランチに誘っても「いや、いいです・・・」みたいな感じだと、どうしても可愛がられづらいです。

多くの人は「どうせなら楽しく仕事をしたい」と思っています。そんななか、一人だけ、どんよりとしたムードを出し続けていたり、マイナスなことばかり呟き続けている人がいたらどうでしょうか。「あいつにはできるだけ絡まないでおこう」という風になってしまいますよね。

無理やりテンションをあげる必要はないのですが、最低限の明るさは持って働くことをおすすめします。楽しげに仕事をしていると、実際に楽しくなってくるものですしね。

自分のことしか考えていない人

自分の出世のことしか考えていない人や、自分が早く帰ることしか考えていない人がたまにいます。

「出世したい」「早く帰りたい」という自分自身の強い欲求は、もちろん大事にしていいと思います。しかし、それがすべてになってしまい、他人への気遣いがまったくなくなってしまうと、最終的に自分の首を絞めることになります。

  • あるプロジェクトの功績を独り占めする
  • 部下にすべて丸投げして自分だけさっさと帰る

こんな人が他の人から愛されるはずがありません。いくら優秀だったとしても、周りからどんどん人がいなくなってしまいます。

ひとつずつ改善しよう

上記のような特徴を持っている人は、残念ながらサラリーマン社会にはうまく適合できないでしょう。ぼくはフリーランス経験はないので明確には言い切れませんが、フリーランスになったとしてもうまくいかない気がします。

「可愛がられる」というのと「仕事がもらえる」というのはかなり相関しているので、独立したとしても仕事がなくて困ってしまう状況になるのではないでしょうか。

すべてを一気に解決することは難しいかもしれませんが、ひとつずつでも解決していければいいですね。

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