最近、外出先での空き時間にブログを書くことが多いです。
これまでは15.6インチのノートパソコンを外でも使っていたんですが
これが持ち運びに超不便。
重いわ。
というわけで
日本に一時帰国した際に、外でブログを書くための持ち運びに便利な2in1のタブレットPCを買いました!
しかも中国ブランドなので安かった。
今回は、その激安2in1タブレットPC「CHUWI Hi10 Pro」を実際に使ってみた感想を書こうと思います。
今回買ったもの
CHUWI Hi10 Pro
今回のメイン、2in1タブレットPC「CHUWI Hi10 Pro」です。
アマゾンで買いました。
10.1インチ、薄さは8.5ミリです。
私が買った時は2万3900円だったんですが
この記事を書いている今現在は2万1990円になってます。
なぜなのか。
値段は多少前後するようなので、購入する際は見極めた方がいいと思います。せっかくなので。
専用キーボード
ブログを書くために買ったので、キーボードは必須。
ということで、CHUWI Hi10 Pro専用のキーボードも一緒に購入しました。
値段は6000円。
本体と合わせて2万9900円でした。
ギリ3万円以下です。
今気づいたんですが
全く同じものがセットになったもの↑も、アマゾンに売ってました。
値段は2万9980円。(2017年6月23日時点)
差額80円だけなら、別にこっちでも良かったなぁ、、、。
専用フィルム
せっかくなので、 専用の保護フィルムも買いました。
お値段は1404円。(購入時&2017年6月23日時点)
以上3つの合計で3万1304円でした。
タブレットにしたらそこそこの値段ですが、ノートパソコンだと思うと安い!
送料無料で、全部1つの箱に入って届きました。
実際届いたものの紹介
タブレットPCが入っていた箱。
タブレットPCの入った箱には
- タブレットPC
- USBケーブル
- 電源アダプタ
と、ごく軽い説明書類がセットになっていました。
説明書は日本語じゃない上に特にめぼしい事も書いてなかったので、使い物になりません。
分からないことはカン、もしくはGoogle先生に聞きましょう。
タブレットPCの裏面。
裏はアルミ製でメタルな感じです。
安いわりに、安さはあまり感じないです。
表と裏、どちらにもカメラが付いています。
実際に持ってみると、結構ずっしりした感じです。
スマホの大きさに慣れていると、すごく使いずらい。
動画を観ていると、持っている手が疲れる、、、(汗)
こちらが、CHUWI Hi10 Pro専用のキーボード。
キーがちゃんと打ち込めるので、文字を打った時に「打った!」という感覚があっていい感じです。
裏面には滑り止めが付いています。
ティッシュ箱と大きさ比べ。
ヨコはティッシュより少しだけ大きく、タテは少し小さいぐらいです。
タブレットを付けた状態で開くと、こんな感じ。
この角度まで開くことが出来ます。
公式スペック
ブランド | CHUWI |
商品重量 | 1 Kg |
梱包サイズ | 36.8 x 22.9 x 4.7 cm |
メーカー型番 | CHUWI HI10 PRO |
カラー | グレー |
画面サイズ | 10.10 インチ |
解像度 | 1920 x 1200 (WUXGA) |
RAM容量 | 4 GB |
HDD容量 | 64 GB |
ワイヤレスタイプ | 802.11bgn |
OS | Windows 10 |
CHUWI Hi10 Proの良い所
とにかく持ち運びに便利!
使っていた15.6インチのノートパソコンに比べると、持ち運びが断然楽になりました。
重さを比べてみると
使っていたノートパソコン(15.6インチ)は約2.2kg。
今回買ったタブレット(10.1インチ)+専用キーボードは約1.1kg。
約1kg、以前の半分も軽くなりました!
大きさも15.6インチのノートパソコンに比べるとかなり小さいので、バッグの中にゆとりができました。
タブレットにキーボードを付けて閉じた状態。
大きさはヨコ約26㎝、タテ約17.5㎝、高さ約2㎝です。
デュアルOS(デュアルブート、ダブルOS)搭載
CHUWI Hi10 Proの最大のウリが、こちら。
アンドロイド(Remix OS)とWindows10、2つのOSが搭載されています。
タブレットとして使う時はアンドロイド、PCとして使う時はWindows10のOSを選ぶことによりどちらの用途にも使いやすいです。
RAM容量4GB、HDD容量64GBとスペックが高い
パソコンはあまり詳しくないので、何が何だかさっぱりではあるんですが、、、(汗)
いろいろなタブレットのスペックを比べてみたところ、この値段でこのスペックのものはなかなかありませんでした。
また、マイクロSDを使うことにより更に容量を64GB増やすことが出来るらしいです。
(何がなんだかは分かりませんが、、、)どうせ買うなら、スペックが高い方がいいですよね。
スペックが高いからか、動画などを観る分には普通にサクサク動きます。
ゲームとかは、、、どうかな。
大容量バッテリー
バッテリーは6~8時間ほど持ちます。
バッテリーが12時間とか持つものもあるので、それと比べると見劣りはしますが
今のところは8時間持てば十分だと感じています。
1年間の保証付き
日本国内全域で1年間の保証が付いています。
USBポートで充電できる
旅行中は車内泊をすることが多いので、充電のしやすさというのも1つのポイントです。
ノートパソコンを車内のシガーソケットで充電する場合、少々お高い専用のインバーターが必要になりますが
CHUWI Hi10 Proはタブレットなので、スマホ充電用のUSBポート付きインバーターで充電できます。
また、モバイルバッテリーのUSBポートからも充電可能です。
あとは、ソーラーパワーでスマホを充電できる充電器を持っているのですが
↑こんな感じのですね。
CHUWI Hi10 Proはタブレットなので、ソーラーチャージャーでも充電することが出来ます。
USBポートが多い
キーボード の右側側面。
キーボードの左側側面。
それぞれに1つずつUSBポートがあります。
タブレットの側面にはmicro?mini?USBポートも。
私はブログを書く際、外部ハードドライブから写真を取り込んで使うことも多いので
「USBポートがないのは困るなぁ、、、」と思っていたのですが
CHUWI Hi10 Proには、キーボードの方に普通のUSBポート(Type-A)が2つも付いているので、すごく便利です。
キーボードの右側にあるUSBポートにはマウスを
左側にはデータを取り込むためのUSBスティックなどをそれぞれ差して使っています。
キーボードが打ちやすい
持っている15.6インチのノートパソコンに比べるとキーボードが小さいので「文字が打ちづらいかも?」と考えていたんですが
キーがちゃんと沈み込むタイプのキーボードなので「文字を打った!」という感覚もあり、キーボードも意外と使いやすかったのが良かったです。
タブレットなら、Kindleの代わりにもなる
以前3ヵ月ニュージーランドに行った時
日本語の本を切らすことを恐れ、スーツケースに25冊もの本を入れて持って行きました。
結局全部読みきらず、読めなかった分はもったいないのでドイツに持って帰ってくることに、、、。
25冊もの本を持って行くのは正直重かったし、移動の際に苦労しました。
ということで「Kindleを買おう!」と心に決めていたんですが、、、
「タブレットなら、Kindleみたいに使えるんじゃ!?」
と思い、ノートパソコン+Kindleではなくタブレットだけを買うことにしました。
もちろんKindleの方が読みやすいとは思うんですが、、、。
kindleはkindleでそこそこお金もかかるし、安く済むならkindleなしで済ませようと。
CHUWI Hi10 Proのアンドロイドの方でkindleアプリをダウンロードして使ってみましたが、ちゃんと綺麗に表示されました。
見やすさやバッテリーにそこまでこだわりのない方は、タブレットをkindle代わりに使うのもアリだと思います。
お金も節約できるし、荷物を減らすこともできます。
CHUWI Hi10 Proの微妙な点
Wi-Fiに繋がりづらい
理由は分かりませんが。
家の中の同じスポットでWi-Fiを使った際に
持っているノートパソコンと比べて明らかにWi-Fiに繋がりづらいです。
繋がらないことはないんですが、なぜか電波が弱いです。
外出先で使う分には今のところ大丈夫なんですが
(ノートパソコンと比べてないので分からない、というのもありますが)
性能としては、この点が1番心配です。
Windows→androidの切り替えが上手くいかない
CHUWI Hi10 ProはダブルOSを搭載しているので、1つのタブレット内で2つのOSを切り替えることが出来ます。
androidからWindowsへ切り替えたい場合は
電源ボタンを長押しした際に出てくる画面の「Boot to Windows」を選択すると、数秒後に問題なくWindowsに切り替わります。
Windowsを立ち上げた状態からandroidに切り替える場合は
ディスクトップにある「SwitchNOW」というボタンを使うとOSを切り替えられるはず、、、なんですが。
「Windowsの準備をしています コンピューターの電源を切らないでください」
の表示が延々と続き、上手く切り替えできません。
(10分ほど待ってもずっとこの画面のままなので、結局電源ボタンを長押しして無理やり電源を落としました。)
なので、Windows→androidへと切り替えたい時は
一度Windowsをシャットダウンして、もう1度タブレットを起動しなおしています。
両方のOSをシャットダウンした状態でタブレットの電源を入れると、毎回この画面が出てくるので
使いたい方のOSをタッチして「OK」を選択することで、OSを選ぶことができます。
カメラの性能が悪い
タブレットの前面と裏面、どちらにもカメラが付いているのですが
カメラの性能は微妙です。
【参考】CHUWI Hi10 Proで撮った写真
【参考】iPod Touch(6世代)で撮った写真
比べてみると、色の出方が全く違います。
カメラとしては使えませんが
他のカメラで撮った写真をCHUWI Hi10 Proで見る分には問題ありません。ちゃんと綺麗に映ります。
私は、iPod Touchで撮った写真をGoogleフォトなどで落として使っています。
タッチパッドが使いづらい
キーボード自体は使いやすいのですが
キーボードに付いているタッチパッドが使いづらい。
持っている15.6インチのノートパソコンに比べて全体的に小さいので、タッチパッドも小さくて使いづらいというのもあるんですが
なんか、、、矢印が、飛んじゃう。
ただこの問題は、マウスを使うことにより解決できます。
キーボードが小さいので、変なボタン押しちゃう
こちらもキーボード関係。
キーボードは打ちやすいんですが
サイズの小さいキーボードに慣れていないからか、キーボードを打っている時に間違えて変なボタンを押しちゃいます。
これで、書き途中のブログを間違えて消してしまったことも。チーン。
使い慣れればある程度解決できる問題ではあると思いますが、普段大きめのノートパソコンを使っている方は要注意です。
キーボードが日本仕様じゃない
キーボードが日本仕様ではないため、若干使いづらい点があります。
例えば、半角入力から日本語入力に変更する時。
日本仕様のキーボードであれば「半角/全角キー」1つで変更できますが
CHUWI Hi10 Pro専用キーボードの場合、「Shift」+「Caps Lock」キーを同時に押す必要があります。
知らなかったので最初は「?」でしたが、こちらも慣れるとそこまで問題はありません。
専用の保護フィルムが指紋でベタベタになる
CHUWI Hi10 Pro本体の問題ではないのですが
一緒に買った専用の保護フィルムが、微妙。
貼り付けは綺麗に出来たのですが
使ってみると指紋がベタベタついてしまい、すごく汚らしい、、、。
画像はちょっと分かりずらいですが、タブレット使用後にフィルムに付いた指紋です。
使うたびに毎回クロスで拭いています。
今までスマホでもこんなことがなかったので、若干めんどくさいです、、、。
海外のブランドなので、サポート面に不安
中国製のブランドなので、何かあった際にちゃんとサポートを受けられるのか?というのは若干不安ではあります。
アマゾンのページを見ても、日本語の表現が若干おかしい感じもするし、、、。
GPSが付いていない
GPS機能は付いていないので、GPS機能を利用する一部のアプリは使えない可能性も。
ポケモンGOなんかは、ちょっと難しいかなぁ、、、。
まとめ
今回は
激安2in1タブレットPC「CHUWI Hi10 Pro」を使ってみた感想を書きました。
若干の不満はあるもの、このコスパでこれだけの活躍をしてくれればいい方なのではないかと個人的には思います。
持ち歩き用のサブ機としては問題ないです。
また2in1タブレットPCというのも、使っていて幅が広がるので結構楽しいです。
コンピューターとしての性能はノートパソコンの方が高いけど
持ち運びが便利で比較的値段の安いタブレットも捨てがたい、、、
ということで、優柔不断な私はかなり悩んでしまったのですが
私のような優柔不断な方にこそ、両方のいいとこ取りな2in1タブレットPCをおすすめします。
ただし
CHUWI Hi10 Proは中国ブランドのタブレットだからか当たりはずれはあるようです。
実際、アマゾンのレビューなどを見ても
私のような「windows→androidへの切り替えが上手くできない」という問題を持った人は見かけませんでした。
私の元に届いたタブレットがハズレだったのかもしれませんが
返品するのもめんどくさい今のところ他の方法で使えているので、この問題にはとりあえず目をつぶっています。
このように
当たりはずれもあるようだし、ちゃんとした説明書も付いていないので
パソコン初心者が扱うには少々難しいかもしれません。
とは言っても
そこまでパソコンに詳しくない方私がカンで使えているので
パソコンを所有したことがある人(今は持っている人の方が多いと思います)が、持ち運び用のサブ機としてあまり過度に期待せず「まあ、こんなもんか」と割り切って使う分には非常に便利だと思いました。
長いレビューになりましたが、読んでくださりありがとうございました!
おわり!