「藁の楯」のキャスト・ストーリー・見所を紹介

警察の命がけの護送

警察は10億円の懸賞金をかけられた犯罪者を助けるために、日本の全国民を敵に回してまで命をかけていくのが『藁の楯』です。そこで、この映画を知らない方の為に、ネタをバラさないように、出演したキャスト・ストーリー・見所などを紹介しましょう。

「藁の盾」のキャスト

蜷川の大金

資産家である蜷川隆興の孫娘にイタズラをした上に命を奪ってしまった人間のクズのような清丸国秀は、蜷川隆興の呼びかけによって10億円の懸賞金をかけられます。警察は命がけで、その清丸国秀を福岡から東京まで護送する事になる『藁の楯』に出演したキャストを紹介します。

銘苅一基(演:大沢たかおさん)

上司の命令によって銘苅一基が、救うほど価値のないように思える清丸国秀を警護するように命令されます。

白岩篤子(演:松嶋菜々子さん)

小さな子供がいるシングルマザーである白岩篤子も同じように、清丸国秀を警護する事になりますが、その救いようのない人物を助ける事に何度も嫌気をさしてしまいます。

奥村武(演:岸谷五朗さん)

銘苅一基たちと一緒に清丸国秀を警護する事になる奥村武ですが、どこか落ち着いた人物で、あまり感情を表に出さない人物です。

神箸正樹(演:永山絢斗さん)

神箸正樹も同じように清丸国秀を警護する事になりますが、神箸正樹は蜷川の娘の最後の姿を見ていたので、清丸国秀に憎悪の感情をむき出しにします。

清丸国秀(演:藤原竜也さん)

清丸国秀は幼い少女にしか興味を示さない上に、そん感情を満たすためには残酷な行為を平気で行う人間です。そのような人物はタダでは済まさんと蜷川隆興に桁外れの懸賞金をかけられてしまうのです。

蜷川隆興(演:山崎努さん)

清丸国秀の手によって、孫娘を亡くしてしまった蜷川隆興の怒りは凄まじくて、動画やチラシを駆使して日本の全国民に、仇を討った者に10億円を差し上げると呼びかけます。

「藁の盾」のストーリー

蜷川の敵討ち

日本国内を騒然とさせる動画が配信されます。それは蜷川隆興が、孫娘の仇を討ってくれた者には10億円を差し上げるというものでした。しかも国家の命令で仇を討った場合にも1億円を差し上げるというものだったのです。清丸国秀はそれまで仲間にかくまわれていましたが、あまりの金額の多さに仲間に襲われてしまったので、命からがら福岡の警察署に出頭します。

銘苅一基は上司の命令で、白岩篤子・奥村武・神箸正樹達と一緒に、福岡から東京まで清丸国秀を護送する事になりました。しかし、あまりの金額の多さに清丸国秀を狙う者は一般人だけではなくて、怪我をした清丸国秀の症状を診ていた看護師や、機動隊員など様々でした。

そのため警察が数え切れないほどのパトカーを配備して、清丸国秀を乗せた車両を守っても、警察や機動隊員の中から清丸国秀を狙う人間が出てきてもおかしくないので、誰が味方で、誰が敵なのか分からないまま命がけで清丸国秀を護送します。

しかし銘苅一基たちが、清丸国秀に人質になったという嘘の情報が警察に流れてしまったので、清丸国秀を狙っても構わないという命令がついに下ります。これこそ蜷川隆興の狙い通りで、例え警察上層部の命令で清丸国秀を狙っても、1億円がもらえるという訳です。それでも銘苅一基は命がけで清丸国秀を護送してくのです。はたして無事に清丸国秀を東京まで護送する事ができるのでしょうか?

 

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藁の楯

「藁の楯」の見所

もろい藁の盾

日本は以前から、司法が甘いと言われていたので、このような映画が制作されたのは当然と言えます。しかし、このような状況に陥るのは警察と言うよりも弁護士に多いでしょう。多くの日本人は「そんな人間を弁護するのか?」……と、そのような批判の声が高まっていますし、私もそう思ってしまうニュースは何度もテレビで見ました。

そして、この藁の楯では日本全国民を敵に回してでも清丸国秀を助けなくてはいけないので、その盾となる銘苅一基達は文字通りで藁(わら)のように脆(もろ)い存在でした。この映画の見所は、本当に救うほど価値のない者でも、任務であれば命をかけて救おうとする所でしょう。しかし私は、この映画が「日本の司法はいつまで甘い対応をしているんだ?」と問いかけているように思いますし、日本の司法は変わる時が来ていると思います。

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