会社に縛られたくない!フリーランスで生きていく!そう思っている人に、細々フリーランス歴7年目の私から熱いメッセージを送りたい!
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まずね、会社に縛られたくないとか、上司が嫌だからとか。あるいはコミュ障だからとか。
そういうネガティブな根拠で始めてしまうと、その先はイバラの道。
いや待て、フリーランスといっても多種多様だからね。人と絡まなくていい場合もある。
アルプスの少女ハイジに出てくる、おじいさんみたいに山奥でヤギの乳しぼりとかやっていくのもフリーランスだし。
乳しぼりが本業だったかも、思い出せないんだけど。あってる?
自分の工房をもって陶芸作家や画家として生きていくのもフリーランスだよね。
今回、私がここでお話する「フリーランス」は、WEBデザイナーさんだったり。イラストレーターさんだったり。ブロガーさんだったり。クリエイティブ系とでもいいましょうか。
あ、申し遅れましたが、私はリフォーム前とリフォーム後のイメージを作ったり、事務処理や資料づくり、チラシづくりなどなど。だいたいそのような事を細々とやっております。
そうだ!フリーランスになろうと思ったら
「好きな事で生きていく」と常日頃から考えている人は多いようで。
ちょっとアナタ、会社を辞めることばっかり言ってますけど、まずは兼業でやっていきましょうよ。
社畜にそんな時間はねぇんだよ!とか聞こえた気がしましたけどね。
もちろん、無計画で辞めて、それでうまくいってる人が何パーセントかの低い確率でいるには、いる。いるけど、極々少数です。
運が良かったり、人脈に恵まれていたり、本人のフリーランス力が圧倒的だったりね。
憧れだけじゃ、そこまで辿り着けないよ。
会社が倒産したとか、そういった事情の人もいらっしゃる。
でも、そういう理由じゃなければ、まずは兼業でしょう。リスクヘッジっつーよりも、己を知れってことです。
副業禁止だとしたら、これはもうしかたない事だけど。
フリーランス志望なら、まずは何か小さな事から自分でやってみるべき。
手っ取り早いのは、やはりブログを書くことだな。こんなことができます!って事をどんどん記事を書いてアピールする!専門的なこと、得意なこと。
「好きな事で生きていく」の基本は、自分のやりたい事を公開して、それに価値を見出してもらう事だと思うのね。
知ってもらおうとする事で、自分と向き合うことになるしね。
地道に続けて、お声がかかり、仕事が舞い込んでくるようになって初めて、専業フリーランスの道を考えもいいんじゃない?
自分のできる、小さな事から始めよう!
偉そうに言ってるけど、お前はどうなんだって話だよね。
私も元々は福利厚生が手厚い職場で働いておりました。そんな中、離婚する事を決意しましてね。
お金が必要になったんですよ。穏やかじゃないですね。
金額は百万円です。
使うのは簡単だけどつくるのは大変な額じゃないですか!
副業したいんじゃ!お金が必要なんじゃ!と会う人会う人に言い続けてまして。
でもまあ、そう簡単にはいきませんよね。
しゃーないな。仕事が終わって居酒屋でバイトでもするか~と覚悟を決めた頃に、リフォーム後のイメージをつくれる人を探していると情報が舞い込んきたんです。
早速、クライアントさんに会って、始めることになったんですよ。
そのクライアントさんのひとりが相方なんですけどね。ま、その話は後日ってことで。
始めることになったのは、良かったんですけども。ぶっちゃけ経験がほぼなくて。
できるっしょ!くらいな軽いノリ。その後、とんでもないことになったのは、当然の成り行きですね。
昼間は普通に働いて、夕方に帰宅して副業を開始。睡眠時間は実に3時間で、この状態が長く続きました。当たり前ですよね。できるっしょ!の尻ぬぐい。自業自得とはこのこと。
ついでにね、クライアントさんの要求がクソ細かい。
これで許してけろって何度も心でお願いしたけどさ、クライアントさんがやり直し!っつーなら、やり直しなんだな。
鍛えてくれましたよ、ほんと。
そしてやっと少し落ち着いてきて、今ここなんですわ。
好きな事で生きていく!とか目指したわけじゃないけど、結果オーライこじんまりフリーランスなの。
フリーランスの落とし穴
正直ね、有給休暇とかボーナスとか羨ましい!会社に守られてる感がいい!
実家暮らしみたいなね。
かけだしフリーランスときたら、高校卒業と同時に家を出て都会で働くようなもの。
自分だけが頼りなの。なんだかいつも寂しいの。でも、健康だけは自慢なの。
部屋着でお仕事、楽しいね!とか思ってない?あ、それ正解かも。
なんならポッキーくわえて仕事してもいい。アマゾンミュージック三昧、左右に腰ふって歌いながらタンタンタタンとタイピング!いえい。
上司がいなくてストレスフリーだろ?とか思ってない?
ノンノンノン!口うるさいクライアントがいるではないか!あ、これ私の場合だけかもね。
出勤もないから、お気楽ね!とか思ってるでしょ?あ、それな!フリーランス万歳!満員電車よ、さようなら。
特に雨の日は、なんだかんだのミックス臭がすごいんじゃ!おえっ。
でもね。時間の管理はきっちりやらないと、終わりがなくなってしまう。
あれ?私14時間くらいパソコンの前に座ってない?なんてこともある。
体調管理もとっても大事!だって寝込んだら誰もやってくんないよ。
納期は正義なの。絶対、守らなきゃいけないの!栄養ドリンク片手にやるしかない!
経理関係も自分でやらなきゃいけない。確定申告時期になると毎年、泣きそうになってる。来年はもっとちゃんと管理するんだ!と思うけど、その日のうちに、あっさり忘れる。
え?管理ソフト?年収何千万もあるわけじゃないからさ、こじんまりフリーランスには、そんなものいらないのよ。手書きで十分なのさ。
でね、今の仕事が、ずっと続く保障なんてないわけで。
多い月もあれば、少ない月もあるし。
会社にいても、いつ会社がなくなるかわからないって言うけど、フリーランスでやってる仕事だって、いつなくなるかわからないもんね。
フリーランスの場合は、そういう不安をひとりで抱えるから、メンタルのケアも大切ね。その不安を取り除こうと、必死で仕事をしてしまうから、眠れなくなったりもする。
やった分だけお金になる。やらなかったらお金にならない。これが焦りになったりする。
常に「ひとり会議」をやって、手段と目的、夢をはっきりさせていかないと、焦りや不安に押しつぶされそうになるよ。
だから私はいつもマインドマップを書いてるんだけどね。
フリーランスになって、いくつも会社を立ち上げるような突飛な才能をもってない限り、こういう不安と焦りはずっと付きまとうのよね。
ずっと高いところを綱渡りしてるような気分ね。
まとめ
体験から話すと、会社に所属して働くのも、フリーランスで働くのも、山奥にこもって陶芸家にでもならない限り、最低限のコミュニケーションは必要だし。
相手あっての仕事だから、上司はいなくてもクライアントはいるし。
そのクライアントが超わがままだったり、上からだったりもするし。
職場を退職する時に惜しまれるような人柄とスキル。地道に続ける力がないと、フリーランスで働くのはおススメしません!
人柄もスキルも持続力もなくて、苦労した私からのメッセージは以上です。
最後まで、お付き合いくださりありがとうございました。
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