6月23日(金)の早朝、「Pokemon GO」(以下、ポケモンGO)の「ジム」新機能と「レイドバトル」が導入されました。レイドバトルは現状、TL(トレーナーレベル)35から参加できます。
ジムはデザインが変わり、これまでの「名声」や「ジムレベル」「トレーニング」といった概念はなくなりました。同じチームのポケモンを6匹まで配置できるスロットが用意され、プレーヤーは1体ずつポケモンを置けます。ただし、同じ種類のポケモンは1体まで。これまでのようなハピナスタワーやカイリュータワーは作れません。
また、新たに「やる気」という要素が追加されました。各ポケモンにはやる気を示すハート型のメーターが表示され、時間の経過やジムバトルを重ねることによって低下していきます。やる気が下がるとCPも下がり、バトルで不利に。ただし、味方チームのトレーナーがポケモンにきのみを与えると、やる気が若干回復します。同じポケモンに何度でも与えられます。なお、ジムの外観は配置されているポケモンの数ではなく、やる気で変わるようです。
別のチームがバトルを挑んだ場合、ポケモンはそのジムに配置された順番で戦うようになりました。また配置されているポケモンを1回倒しても、CPが数百減る(もとのCPによって500〜900程度)だけで、すぐにはいなくなりません。CPの減った状態で次のバトルに出てきて、ゼロになるまで繰り返します。そして6体すべてを追い出すとジムが白い無所属状態になり、新しいボケモンを置けるようになります。
そして面白い……もとい残念なことも。アプリアップデート直後に詳細画面のポケモンが大きいと話題になりましたが、ジム戦の画面でも遠くにいるはずの敵ポケモンが明らかに自分のポケモンよりも大きく表示されるなど、ちょっと不具合が残っているようです。
1回のバトルは100秒に制限されていて、相手のCPも下がっていくので徐々に楽にはなるのですが、いかんせんバトルの回数は多く、時間もかかります。「やる気」MAXのポケモンが6体いるジムを落とそうと思えば、お昼休みをつぶすくらいの覚悟が必要でしょう。
さて、気になるのはジム防衛で得られるポケコインの額ではないでしょうか。今回、置いたナッシーは6時間以上粘り、戻ってきたときに「6ポケコイン」をもたらしました。
1時間あたり1ポケコインです。そう、今までより1桁少ないので、コインを貯めるのは大変になるかもしれません。ポケコインを貯めようと思えば長時間のジム維持が必要。だからこそ「きのみ」でやる気を補充できるようにしたのでしょう。
レイドバトル編に続きます。
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