みなさん、社畜してますか?
今回は、最近話題になってる「痴漢冤罪」の記事になります。
アカバネの友人Kさんは、都内の女子高で英語を教えており、生徒指導主任をするほど真面目な人間です。
アカバネは少し前まで、定期的にライブハウスで弾き語りをしておりまして、Kさんとはそのライブハウスで知り合いました。
(ライブハウス、アカバネのオリジナル楽曲、ライブハウスを出入り禁止になった事、この辺は面白記事になりそうなので、詳しくは割愛します。)
Kさんは普段クソが付くほど真面目な人なのですが、ライブになると「ガンマン」(Kさん作詞作曲)という立ちションの歌を歌う変態でした。
ちなみにサビでは「にょーにょにょにょーにょにょー」と立ちションのポーズで歌い、客席のみんな大喜びでした、みんな馬鹿ばっかりです(笑)
「ストレスがたまっているんですね」と司馬達也なら言うと思います。
今回の記事は、そんなKさん(どんなKさんだよ(笑))から聞いた、本当にあった幽霊より怖い話になります。
Kさんが勤務する女子高は進学校で、規則がとても厳しく、その中の一つに生徒の携帯持ち込み禁止、発見しだい没収というものがあるそうです。
ただ今の若い女の子、それも女子高生に携帯禁止、持込み禁止といっても、規則遵守はなかなか難しく、女生徒たちは隠して携帯を学校に持ち込み、それをKさんたち教師が取り締まる、いたちごっこが続いていたそうです。
ある朝、出勤しようと埼京線(痴漢が多い事で有名な沿線です。)に乗ったKさん(今日も混んでいるな)と思っていると、少し離れた所にKさんの勤務する女子高の制服が見え、生徒指導主任であるKさんは、満員電車の中でも溢れる教師魂が出てしまい、その女生徒の事を注視していたそうです。
その女生徒は、おもむろにカバンからスマホを取り出すと使い始め、それを見たKさんは(現行犯、携帯没収)と思ったそうです。
満員電車の中、少しずつ女生徒の立つ位置に移動し、やっとの事で女生徒の後ろに辿り着くと、小さな声で「携帯使用禁止」と女生徒に呟いたそうです。
振り返りKさんの顔を見て青ざめる女生徒
「帰りに返すから携帯を渡しなさい」と呟くKさん
女生徒はKさんの言う事をきかず、スマホをカバンに入れると「ゆるして下さい」と小さな声で言ってきたそうです。
「規則は規則、帰りに返すから一旦私に携帯を預けなさい」とKさんが女生徒のカバンに手を伸ばした次の瞬間
「やだっヤメテ、ゆるして」
と悲痛な叫びをあげる女生徒
ざわつく車内
(あれ、これやばくないか)と思っていると
屈強なガタイのサラリーマンがKさんの腕を強く掴み「あんた次の駅で降りろよ」と言って来たそうです。
早く弁解せねばと思ったKさんは「違います、私はこの子が通う高校の教師でっ」
話の途中で腕を強く締め上げられその痛みで、言葉に詰まるKさん
「自分の学校の生徒に手を出すとか、本当のクズだなお前」と勝手な解釈のもと、正義を執行する屈強なガタイのサラリーマン
車内の人たちは、朝カラスが啄ばみ、撒き散らされたゴミ捨て場の生ゴミを見るような目でKさんの事を見つめ、、、
スマホでの写真撮影会がはじまり、、、
SNSで世界に向けての拡散がはじまり、、、
世界の終わりを告げるラッパの音が、確かに聞こえたそうです。
これはヤバイと思ったKさんは、件の女生徒に
「ねえ、お願い何とか言って、お願い」と懇願し
それを聞いた女生徒は俯き、何も言わず、泣きながら震えていたそうです。
(泣きたいのは、こっちなんですが~)とKさん
「お前、もうそれ以上しゃべるな」と更に正義を執行する、屈強なガタイのサラリーマン
次の駅で、女生徒、Kさん、屈強なガタイのサラリーマンの三人で下車し
誤解が解け、開放されるまで1時間かかったそうです。
「人生終わるかと思ったよアカバネ君」と浴びるように酒を飲みながら語るKさん
「それは大変でしたね」と言いながら、面白いネタありがとうございますとほくそ笑むアカバネ
本当にあった幽霊より怖い痴漢冤罪の話でした。
おわり
=======================
最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
ブックマーク、コメント頂けると大変励みになります。
よろしくお願いします!m(_ _)m