時間を無駄にしないための5つの方法
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「時間を無駄にする者は、自分を浪費する者」(エストニアのことわざ)
1日は24時間しかありません。ひと時ひと時を価値あるものにしなくてはいけません。意図的に休憩する場合でも、最終的には自分のためになるようになるような賢明な考え方を持っていなくてはいけません。
時間を賢く使わないと人生の下降スパイラルに陥ってしまい、そこから抜け出すのはさらに難しくなります。このような悲劇的な結末を迎えないようにするためには、予防的な維持策をとることが大切です。ただし、そのためには状況を見渡せる現実的な方法をいくつか知っておかなくてはいけません。
誰もが積極的な性格であるとは限りません。何かを成し遂げるのに、ちょっとした追加の動機が必要な人もいることでしょう。それでも、何か決心をした後で、ある種のマンネリに陥ってしまったように感じて夢の実現にたどりつけない人がいます。時間を無駄にしないベストな方法を知ることができれば、そうしたシナリオはあなたにとって無縁となるでしょう。
先延ばしにする癖は、あらゆる年代、あらゆる局面の人に蔓延する病気のようなものです。先伸ばし癖のある人と成功者の差は、以下の5つの習慣に表われています。
1. To-doリストを作り始める
時に、生産的な人生とはとても忙しいものです。ですから、どこかに書き留めておかないと深刻な問題につながりかねません。自分のためにTo-doリストを作るのは、何かを成し遂げる上できわめて効果的な方法です。このリストを作ることで、その日にしなくてはならないことを明確につかむことができますし、考えや優先事項をまとめるのにも使えます。To-doリストを作るのは、1枚の紙とペンを用意してあなたの時間の中ですることを考えるだけの簡単なものです。
近くの文房具店で既成の能率手帳や予定表も簡単に見つけられます。こうした管理ツールは廉価で、無駄な時間を省く手助けとなります。
私たちは、ただ物事を整理していないという理由だけで時間を浪費していることがあります。あなたの身近なところに大事なことを記録しておくことで、こうした悪い状況を回避することができるのです。
2. 1日を分単位で活用する
成し遂げたいことをただリストにしておくだけでは十分ではありません。そのリストに書かれていることを実践しなければ、結局は時間の無駄になってしまう記録活動をしただけ、という結果になってしまいます。動機を持って、行動に移さなくてはいけません。
誰もが、その人自身を行動に駆り立てる独自のトリガー(引き金)を持っています。生産的な方向に向かえるよう、それをあなた自身で見つけ、手放さず、その力を活用してください。
1日の中で使える時間は有限ですので、時間がどのように流れているかについて自分で検討しておく必要があります。時間を賢く使わない、怠ける、無関心に過ごす、疑い深いといった兆候は、人生に価値を置いていないことの表れです。
意義のある生活と幸せな生活は同義語です。
満足感を得たいのであれば、To-doリストを作り始め、リスト項目にチェックを付けたのが見られるように、あらゆる瞬間を活用するのです。
3. 考え方を説明できる人を探す
いつもあなたの後ろに誰かがいる、という状況はお好みでないかもしれません。でも、これこそあなたが必要としているものである場合があります。
自分が真剣に考えているかどうかを知るには、あなたをバックアップしてくれる人が必要です。スポンサーを得る、信頼のおける友人や親類に話をする、あるいは支援グループに加入するということは、あなたにとっていいアイデアであるかもしれません。
何かをする場合に、延期する言い訳ができないからです。
他人の時間を浪費するのは罰当たりなことですが、自分の時間を浪費することはそうではありません。誰を選んで手助けしてもらうにせよ、あなたが努力する姿が期待されるでしょう。
ただ動機がない、怠けたい、気力がない、不注意という理由でご自身と他人の時間を浪費しないでください。それはあなたにとっても、他の人にとってもフェアではありません。そうではなく、このリソースを、成功に向けてあなたを飛躍させる燃料としましょう。
4. 自分でリマインダーを設定する
しなくてはいけないことを忘れた、という理由だけで時間を浪費することがあります。後になって、貴重な時間を取り戻そうと慌てふためくのです。
こうした悲劇を避けるために、時計、テレビ、コンピュータ、携帯端末などでリマインダーを設定しておきましょう。このような機能は大抵、詳細なリマインダーをユーザーが設定できるオプションとして付いています。こうしたツールは、タスクに集中するために利用できます。
動機付けをするためにチームを組むこともできますが、その人は24時間あなたと同じ場所にいるわけではありません。あなたが1人のとき、物事を止めてしまいたいと思うことがあるでしょう。それによって、時間が無駄になってしまう可能性があります。
何かしらのリマインダーを設定しておくことは、物事を遅らせがちな自分に「そろそろ、取り掛からなくては!」と言わせる効果的な方法です。
5. 日中に十分なエネルギーを確保できるよう、夜は十分休む
疲労は、時間を無駄にする最たる理由の1つです。
目標に向かって動かずに、横になる、眠ってしまう、ソーシャルメディアで遊ぶ、テレビを観てしまう、という人がいます。生産的でない人の中には、夜中遅くまで起きている人もいます。こうした人は24時間のリズムを壊して不眠症になったうえに、翌日には疲れ果ててしまいます。時間を賢く使えばそうならないのに、こうしたパターンを繰り返すことで時間を無駄にしてしまうのです。
夜に十分な睡眠を取れば、こうした状況はあなたの生活から一掃できるでしょう。
日中のうたた寝を避け、毎晩しかるべき時間に就寝するのは、健康的な生活サイクルを取り戻すのに効果的な方法です。ただし、過労気味だと感じられて身体が睡眠を必要しているのであれば、とにかく短時間の休息を入れてください。
重要なのは、大事なことをしなくてはいけないときに、無意味なことをして時間を無駄にするのを止めましょうという点です。
あなたが人生で時間を無駄にしないようにするのにベストな方法はどれでしょうか? 私はとても興味があります。
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