今回は「2歳8ヶ月の成長記録を兼ねた、娘との室内遊び模様」をお届けします。
先日のトイトレを経てオムツが外れてからは、急にお姉さんめいてきた娘です。イヤイヤ期が終息気味なのか、ここ最近は遊び方が自発的で本当に楽しげにクルクルと動き回って遊び倒しています。
親子で楽しむ何気ない日常のヒトコマをお届けします。そんな親子もいるのね~な具合に温かい目でご覧いただけると嬉しいです☆
2歳8ヶ月の成長記録:イヤイヤ期はいつまで?
「イヤイヤ期」という単語はいつ頃から定着したのでしょうか。母が子育てをしていた当時にはなかったもののようです。
親側が「2歳前後はイヤイヤ期」だと過剰に意識してしまうと、言葉に振り回されるような具合に初めての子供を育てる時には余計に育児の壁にぶつかりそうではあるなぁと最近思っています。
といいながらも、私自身が「イヤイヤピークはいつくるの?いつまで続くものなの??」と思いながらいるのですが・・・(あぁ、矛盾していてすみません)。
着替えるときの洋服が「いやー、きがえないもーん」
レゴデュプロで思うように作れないと「ぎゃーーーー」
パパが近付くと「いやーーー(パパはしょんぼり)」
シャンプ―しようと髪を濡らすと「ぎゃーーー」
夜寝ている時の寝言でも「いやー、いやなのよー」(笑)。
とにかく「イヤ」という単語が部屋中に充満する感じでした。
自己主張が強くなってきた頃が私自身も慣れておらず、一日が終わり娘が寝付いてくれるとホッとするのかバタンキューという状態。ようやく「イヤイヤ」という状態に少し慣れてくると私の対応にも余裕が出てきた感じです。
育児書でもよく言われていることですが、どんな「イヤ」に対してもとりあえずは一度娘の言葉をそっくりそのままオウム返しに「うん、嫌よねぇ。そんな気持ちもあるよねぇ」と受け留め、娘の気持ちを受け容れ続けている日々を過ごすうちに娘の心も少し成長をとげれたようです。
イヤイヤピークは過ぎた?イヤイヤの終息傾向
最近の娘で大きな変化といえば、イヤイヤ期が終息傾向なこと。もしかすると、3歳以降で大きなぶり返しがくるかもしれませんが・・・。
感情的に泣く時と、危険な遊び方をする行動を制した際などのダダを捏ねて泣く時の2パターンがあるのですが、後者の方の「ダダを捏ねて泣く」というのがグッと少なくなりました。
いえ、正確に言えば泣くんですけど、前のように手が付けられない状態から抜け出て、チョイ泣き程度です。泣いた後も「ちょっとね、泣いちゃったね。えへへ」と言い、申し訳なさげにしたりもしています。
じつは今日も思うようにレゴが組立てられずに瞬間湯沸かし器ばりに発狂したのですが、ほんの少しヒーンっと泣いた後ですぐに「だいじょうぶ。これはーきっとーできるのぉ。ほぅらできた!ねっ!ママ、ちょっと泣いたけどもう泣いてないよ!」と自分で行動を制している姿がありました。
なお、「ダダを捏ねて泣く時」には、ダダを捏ねて泣いていればどうにかなると間違って覚えてほしくないので、根気よく説明するか、それでもラチがあかない時は代替案を提案しています。泣き止んだ時に「我慢できて偉かったねー、さすがおねえさん」と盛大に褒めています。
言葉の理解が進み我慢する心も芽生え始めているのか、何度も根気よく説明すれば納得してくれるシーンが増えてきました。ありがたい、成長。
前者の「感情的に泣く時」は少し対応を変えています。
エネルギーを爆発させるかのように泣き叫ぶ時もあるのですが、そんな時は近所迷惑にならないように窓を全部閉めてから、娘のそばで見守ったり背中をさすっています。
痛みや怪我などで泣くのは別として、感情的に泣いている時は無理に泣き止む必要はないと考えています。
上手く気持ちが言葉で伝わらない、上手に玩具で遊べない、自分がしたかったことと違う、などなど2歳の娘の立場で考えるとかなりのストレスもかかっているはずですよね。「さっき泣いたカラスがもう笑った―」な言葉のように、泣くことでスッキリするのかケロリとすることが多いです。溜め込んだ感情を解放できるからでしょうか。
泣くだけ泣いた後で、「泣いてもいいよ。そんな時もあるよねぇ。ただ、ママは笑っているさわたん(娘の愛称です)の笑顔がみたいなー」と伝えています。
そんなやり取りを続けているせいか、お気に入りのヌイグルミ相手に「泣いてもいいのよ~、そんな時もあるわよね」とチョコンと正座をしてお喋りしている後ろ姿を見掛けます。思わず、ムキューっと抱きしめたくなります。親バカです、すみません。
2歳8ヶ月児と「考える力」を伸ばす室内遊び
2歳5ヶ月の時にも親子で楽しく遊んで学べる部屋遊び記事(【子どもの想像力を伸ばす】 2歳児と親子で遊んで学べる部屋遊び5選)でご紹介したのですが、3ヶ月を経て遊び方も少し変化が出てきました。
私の真似をしながら遊んでいたのから、最近は娘自ら「これをこうやってみたい!」な面が急成長して、アレコレ試したり連鎖的に色んな遊びに発展しながら楽しんでいます。
ちなみに、タイトルは「考える力を伸ばす」としてますが「考える力を伸ばしたい」室内遊び、という具合です。基本は親子で楽しく学べる遊びであるのが理想です。
ではそんな娘との日常的な遊び模様をお届けします~
ジョイントマットを使った組合わせ遊び
こちらの記事(【イヤイヤ期の成長記録】 こだわり・自我が強くなる2歳児と親子で楽しむ部屋遊び)でもご紹介した、ニトリで購入した動物柄の可愛いジョイントマットは毎日大活躍中です。
パズルのように好きな色とキャラクターで並び替えたり、縦に繋げたり横に広げたり、動物柄を外してゴッコ遊びにしたりと自由に遊んでいます。この日はジョイントマットをお部屋に見立てて、画用紙で描いたトーマスキャラクターとノンタンたちをマットに並べていました。
「はーい、げんきげんきノンタンはこちらのライオンさんのお部屋でーす。真ん中にまっすぐにすわるんですよー」と言いながら並べております。
娘が主体的に遊べるように見守りつつも一緒になって遊んだり、お題を出して娘に考えて貰ったり。
「海に住んでいるお友達はだーれだ?」「雨が好きなお友達はだーれ?」「同じ色のマットを並べてみるとどんな形になるかなー?」などのようなお題を出しているのですが、最近は娘も真似っこしてお題を出してきます。
さて、こちらがこの日の完成図。毎日テーマを一緒に決めてマットを部屋や動物園、幼稚園に見立てたり、マット交換ゴッコなどしています。
遊ぶテーマを自分で考える癖が付くとより遊びを楽しく感じますし、次は何をしよう?な具合に自分で進めていけるようになると考えています。昨日は○○で遊んだから今日はこれでちょっとアレンジしてみよっかー?と相談して、娘に遊び方を提案する感じです。
ボールの的あてっこ遊び
先ほどのマット遊びの延長で、柔らかい布ボールを使ってボールの的あてっこ遊びもよくしています。的を目掛けて布ボールをポーンと放って遊ぶだけですけど、なかなかに盛り上がります~。
2歳、3歳頃の子どもはターゲットとの距離感を正しく掴む力がまだ発達過程なので、どうやったら上手にあてられるか体感して学んで貰えればいいなーと思いながら遊んでいます。
まぁそんな親の心子知らずでして、うまく当てられないのに飽きてきたのか、最後は手でコロコロしてマットに置きにいっていましたがね、笑。
隠れ家つくり・秘密基地テント遊び
こちらはマットを縦にして繋げて部屋のように見立てて、ヌイグルミたちとのオママゴト遊びをする模様です。
また、最近はおままごとハウス風に大きめのタオルケットと椅子2組を使って、簡易のテントを作って秘密基地や隠れ家を作っています。
イメージはこんな具合です↓
もちろん、こんな可愛らしいものではなくタオルケットで暗がりにした椅子2組の狭い空間に入り込んで、懐中電灯で照らしながら遊んでいます。玩具やおままごとセットを持込んで長い時間お喋りしたりしています。
私自身が小さい頃に秘密基地作りや隠れ家作りで遊ぶのが楽しかったので試しに始めたところ、娘もハマりました。さすが、親子ですねぇ、笑。
でもきっと3歳前後頃からの子供は暗がりを怖がりつつも楽しめるようになると思うので、新しい遊び方を模索されている方に簡易な隠れ家遊びをおすすめしたいです。
積み木を使った見立て遊び・ドミノ倒し
レゴデュプロばかりだったのですが、最近は積み木を使う遊びが増えてきました。レゴと積み木を組み合わせて遊ぶことが多いです。
レゴのような派手さは無いのですがむしろそんな控えめなことで、素朴な無垢の積み木はお家の壁や床、階段、机や椅子など本当になんにでも見立てて遊べるのが利点ですね。
ドミノ倒しもよくしているのですが、親子で楽しめる遊びの1つです。ピタゴラスイッチミニの動画を観だしたこともあり、ピタゴラ好きな親子へおすすめです。
ゴールに玩具があたって倒れる仕掛けなどがあるとより盛り上がますよ~☆
お店屋さんゴッコ遊び
こちらの記事(【2歳の工作遊び・手作りおもちゃ】 トイレットペーパー芯で作る腕時計とハサミのり遊び)でも紹介したのですが、手作りのアイスクリーム玩具でアイスクリーム屋さんゴッコをよくしています。
エプロンをはめて「いらっしゃいませ~。はいママ、どうぞ~」。
私に手渡したらすぐ「今度はママがお店のヒトね。ココにすわってくださーい」とビシビシ指示を受けています。母は言われるがままに指示された場所に座って、お客さんとお店屋さんの役とを娘の気が済むまで付き合っています。
お店屋さんのテーマも娘に考えて貰って、足りないパーツなどは段ボールや折り紙、厚紙などのアリもので一緒に自作することが多いです。
また、普段の買い物の様子をよく見て真似しているようで、お喋りの内容のイチイチが面白いです(*^^*)
立体ブロックパズル・レゴデュプロ遊び
レゴデュプロや立体キュービックパズルを使った遊びは鉄板で、あいもかわらず夢中です。積んだり並べたり柄を揃えたり、レゴと組み合わせたりと色々遊んでいます。
最近のレゴ遊びは本当に細かい遊び方で娘の世界観が爆発しております。もう、白旗を挙げたくなるような具合に、位置や高さの真っ直ぐ真ん中に配置するコダワリと細かな設定を付けています。
ものすごーーく密集しているのですが、雑に並べ置いたのではなく慎重に並べて配置しています。ギッシリ、ミッチリある程度等間隔に詰まっていないと駄目なようです。
テーマも細かくて、カレーパンマンは枕に掛布団、敷布団、毛布までかかっています~・・ 毛布に見立てたマグネットがズレ落ちるたびに発狂します。
はい、こちらもギッチリ、ミッチリ―です。一応は幼稚園です。一生懸命にこれは○○なのだ、と説明してくれる娘です。
何かに熱中したり集中して遊べるのは良いことなので、娘の気が済むまで付き合うようにしています。
遊び方・ルールがない自由な室内遊び
遊び方なども何にも考えずにただひたすらにお布団の上でコチョグリ遊びをしている時間多いです。お布団を丸めてマット運動的なものもやったり。
かくれんぼをしたり、おもちゃを隠して貰って一緒に探し回ったり、お部屋の探検隊としてお気に入りのカバンに玩具を詰めてソロリソロリと歩き回ったり、「ヌイグルミはじつは生きている?」という話をしているので、コッソリとヌイグルミが動き出していないか覗き見しに行ったり、と色々です。
1日を過ごす中で多くの時間に知育的な意味や要素を持たせなくっちゃなどと少し前まで思い込んでいたのですけど、最近は親子でケラケラ笑って楽しい時間を重ねていきながら楽しく学べることが自分の理想です。それでさえも難しいんですけれどもね。
イヤイヤ期真っ只中の親子におすすめしたい絵本
最後に2歳半頃に購入して何度も繰り返して読んでいる大切な1冊、宮野聡子さんの「いちばんしあわせなおくりもの」をご紹介します。
店頭で見かけて、そのイラストの可愛らしさに親子で一目惚れしたものです。
いわゆる児童向け絵本というよりも、子育て中の親の心に「いまの何気ない日常が大切であること」を思い出させてくれる、気付きを与えてくれる温かい1冊です。
仲良しのこりすとくまくんのお話なのですが、大好きなくまくんのために懸命に喜んでくれる贈り物を探し回ります。選んだ贈り物をみせるその度に、くまくんは優しく「いまのままでじゅうぶんだよ」と答えます。
贈り物はいらないよ、といわれてションボリしたこりすに対してくまくんは「きみとここにいるだけで、ぼくはしあわせなんだ」と告げます。
このやり取りも文字だけだと伝わらないのですけど、本当に可愛らしく温かい挿絵に癒されるのです。娘も優しいイラストに何度も読んでお気に入りの1冊です。
まとめ
2歳8ヶ月の成長記録を兼ねて、最近の室内遊びの模様をお届けしました。
梅雨入りもしましたし、必然的に室内で遊ぶ時間が増えてきます。娘は部屋遊びが好きなタイプなのですが、それでも遊びのネタに困ることもあります。
同じようなお悩みの方も多いのではないかと思い、記事にした次第です。少しでも遊びのアイディアにつながれば嬉しいです。
最後まで読んで下さりありがとうございます。
今日も一日本当におつかれさまでした(*^^*)