みなさん、ハンガーノックってご存知ですか?私は学生の頃にマラソン中になったことがあります^^;ハンガーやノックは聞きなれた言葉ですが、組み合わせると聞いたことがある人は少ないかもしれませんね!
その時は少しでも速くと、走り慣れない中必死に走っていたら、だんだんと体がいう事を聞かなくなってしまって…倒れてしまいました。
マラソンやトライアスロンなどのスポーツ選手たちは当たり前に知っていることなのですが、一般の人には馴染みのないことだと思います。でも、実はとても恐ろしい症状なんです(; ・`д・´)
この症状は事前に予防することが大事なので、今回は症状や予兆、対処法などをしっかりとお伝えしていきたいと思います。
ハンガーノックになると症状が出るの?
ハンガーノックというのは、激しいスポーツを長時間おこなった時に、極度の低血糖状態になってしまうことをいいます。
簡単に言うと、エネルギー切れの状態です。マラソン、トライアスロン、登山、自転車などでなりやすいと言われています。しかも体が慣れていないと起きやすくなります。
症状としては
- フラフラして力が入らなくなる
- 疲れを自覚していなくても急に体が動かなくなる
- 眠気や頭がぼーっとして思考が鈍くなる
- 手足が痺れてくる
- 最悪、意識を失ってしまう
などがあげられます。
お正月の新春駅伝などを見ていても、走っている途中で倒れて走れなくなる選手、いますよね?あれがハンガーノックの状態です。
気合が入っていたりすると自覚症状に気づきにくいのですが、手足のしびれは分かりやすいサインだと思います。
では次の章でハンガーノックの後遺症についてご紹介していきたいと思います♪
ハンガーノックの後遺症とは?
ハンガーノックの症状があまりにひどいと、消化器系も機能しなくなるので吐き気をもよおしたり、摂取したエネルギーを吸収するエネルギーすら残っていなくて低血糖状態から抜け出せなくなってしまうこともあります。
そうなってしまうと生死に関わってくるので、点滴で糖質補給することになります。とても恐ろしいですね(;_:)
基本的には症状が出た際には、ゼリー状のエネルギードリンクやスポーツ飲料などのエネルギー(糖分)をすばやく補給することが必要になりますが、その後はすぐに病院で検査を受けることをお勧めします!
では最後にハンガーノックにかからないためにできることをご紹介して終わりにしたいと思います!
ハンガーノックにならないための対処法とは?
対処方法については大きくわけて以下の2つのことに注意しましょう!
- 事前のエネルギー補給
- ペース配分
では詳しく見ていきましょう♪
事前のエネルギー補給
とにかく、早めにエネルギーを補給しておくことです。大量のエネルギーを消費するので、使うエネルギー以上のエネルギーを摂取しておかないといけないのです。
具体的にはまずその日の朝の食事はきちんととることです。そして、運動中も水分、糖分の補給をこまめに行うことでかなり予防できるそうです。
喉が渇いたな、お腹がすいたなと感じた時にはもうエネルギー切れギリギリの状態まできているサインなので、その前から消化の良い物を口にしておく必要があります。バナナ・エネルギーゼリー・チョコレート・ラムネ菓子など、ある程度カロリーがあってすぐにエネルギーに代わるものがおすすめです。
ペース配分
そして、ペース配分も重要です。一気に頑張りすぎて後々疲れてしまうようなペースではなく、無理しすぎず自分に合ったペースを守ること。疲れたら休憩もとることで、体への負担は軽くなるのです。
運動を始める前から寝不足だったり体調がすぐれないときもハンガーノックになりやすいので無理は禁物です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ハンガーノックは予防策をきちっととることで未然に防げるということがわかりましたね。
昔私がハンガーノックになってしまった原因は朝食を食べていなかったこと、走り慣れない中、頑張りすぎてペース配分ができていなかったことだったようです。
これからの季節、登山も気持ちいいですし、マラソンや自転車も趣味で行っている人は多いですよね。そんな時は水分とバナナ、飴などを持って行き、ちょこちょこ口にしながら運動してくださいね!