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マスコミが小林麻央さんの訃報を海老蔵さんの会見を待たずに報道した件について

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 こんにちは、みやもです。

 

乳がんとずっと闘っていた小林麻央さんが亡くなりました。すごく悲しいです。

ぼくは小林さんが昨年9月から開設していたブログを一読者として読ませていただいていたので、余計に感情に込み上げるモノがあります。

 

小林さんに勇気をいただいていたので当ブログでも一度取り上げさせていただきました。

www.miyahaya.com

 

彼女が非常に厳しい状況であることはブログの文章や写真から誰の目にも明らかでした。

ですから今朝、夫である市川海老蔵さんがアップしたブログを読んだ時は、全てを察しました。

ameblo.jp

人生で一番泣いた日です。
 
マスコミの方々も
 
お察しください。
 
改めてご報告させていただきますので、
 
近隣の方々のご迷惑になるので
 
ひとまずおかえりくださいませ、
 
宜しくお願い致します。

ついにこの日が来てしまった。。。ぼくはその事実を受け止める覚悟を決めました。 

 

小林さんのブログ読者は200万人以上にものぼります。それだけ多くの人々が彼女に励まされていたし、彼女の病気がどうにか快方に向かわないかとエールを送っていました。

そんな読者のみなさん一人一人もぼくと似た気持ちだったのではないでしょうか。

 

マスコミが海老蔵さんの会見を待たずにフライング報道

海老蔵さんのブログの反響がもの凄くて、ぼくのツイッターのタイムラインは海老蔵さんのブログシェアでいっぱいになりました。

ほとんどの人が「まさか」、「とうとうこの日が」、「もしかすると」と言った言葉を漏らしていました。

しかし、核心に迫る言葉をみんな避けていました。

 

それから、今日の14時30分から海老蔵さんが会見を開くことを知り、「海老蔵さんが現実を受け止める機会を作ってくれた」とぼくはおもいました。

 

しかし、しかしですよ、会見からまだ3時間以上も時間のある午前11時10分頃、Yahoo!ニュースが小林さんの訃報を海老蔵さんの会見を待たずにフライングで報道したんです。

 

夫である海老蔵さん自身の言葉から事実を突きつけられたかった

それからライブドアニュースやあらゆるネットメディアがこぞって小林さんの訃報を報道するのを目にしました。

どのメディアが一番先に報道したのかなんてニュースの拡散が速すぎてぼくには皆目分かりません。

 

ですが、ぼくが伝えたいのはただ一つ、それはやっちゃいけねぇだろ。

ということです。

 

ぼくは小林さんの夫である海老蔵さんの口から事実を知って、それを受け止めたかったんです。

海老蔵さんが14時半に会見をするって知っておきながら、どうしてマスコミはそれを待たずにフライングで報道なんてするんでしょうか。

みんな分かってて、でも、海老蔵さんやお子さん、ご家族の気持ちを察して沈黙し続けて待っていたんです。

 

海老蔵さんもマスコミに対して「察してください。」とブログで書いていたじゃないですか。

にも関わらず、どうして小林さんと何も関係ないニュースメディアに事実を突きつけられないといけないんでしょうか。

きっとみんなそうおもったとおもいます。小林さんや海老蔵さんのブログ読者は特に。

ぼくはこのマスコミの余りに他者への想像力に欠けた行動に大きな怒りを感じました。

 

坂上忍さんの姿勢こそがメディア本来の態度 

しかし、唯一バイキングのMCを務める坂上忍さんだけが海老蔵さんの気持ちを察して訃報について触れませんでした。

 

ぼくは、MCという重責を抱えながら「触れない」という選択をした坂上さんのこの勇気ある行動を賞賛したいし、これこそがメディア本来の態度だとおもっています。

 

それから海老蔵さんの記者会見を一部始終見させていただきました。

小林さんの最後の言葉が海老蔵さんに対しての)愛してる」だったと語った場面は涙無くして見られません。

どれだけ小林さんが海老蔵さんを愛していたのか、どれだけ海老蔵さんが小林さんに感謝しているのかが伝わる会見でした。

 

しかし、会見を全て見終わってから、ぼくには「やっぱり海老蔵さんの口から小林さんの死を突きつけられたかった」とおもう気持ちがますます高まりました。

ですから、ぼくはこのブログを今、書いています。

 

人の死を舐めるな。現代のマスコミには「忖度」が欠如している

マスコミって何なんでしょうか、メディアの在り方って何なんでしょうか。

ぼくたちは確かにマスコミやメディアによって日々色んな情報を知らせてもらってます。

しかし、今回の件には憤りを感じずにはいられません。

 

当人が「報告がある」と各メディアにファックスを送って「待て」としてるのに、それを破ってこぞって報道するとは何事か。

 

人の死を舐めるな。

 

ぼくはそう、強く訴えたいです。

 

「忖度」(そんたく)という言葉があります。

忖度とは、「他人の気持ちをおしはかる」という意味です。

現代のマスコミにはこの忖度が大きく欠如しているとぼくは感じます。

どんなニュースにも必ず人間が関わっています。

その関わっている人たちの気持ちを汲み取らずにニュース報道するのは余りに礼儀に欠けた行為ではないでしょうか。

そんな本質から外れたやり方がマスコミ不信を招くのです。

特に、人の死というのは最もデリケートな部分ですから、尚更です。

 

ましてや海老蔵さん、小林さんご夫婦には2人のお子さんがいます。

最愛の母との別れの日にマスコミが自宅まで大量に押しかけて来る、聞き込みをしてくる。

その光景を見て、彼らがマスコミ不信に陥らないかがすごく心配です。

 

ぼくも個人ですが、メディア運営をしている身ですから今回のマスコミのやり方には大きな憤りを感じます。

もっと取り上げる人間に対しての気持ちを汲んだ健全な報道を望みます。

それを訴えたくて今回のブログを書きました。

 

みなさんはどう考えますか?

 

最後に、小林麻央さんの存在、ブログには大変勇気づけられました。

心から感謝しています。

そして、長い闘病生活本当に、本当にお疲れ様でした。

あなたと同じ時代に生まれれて良かった。

心より御冥福をお祈り申し上げます。

 

「まだ生きてたの?」ってもっと言いたかった。。。

 

 

それでは今日はここまでです。

 

わっしょい!