ライフスタイル  ライフスタイル 2017年6月21日 更新 お気に入り追加 0

日本酒がいくら美味しくても、避けたいですよね!?「二日酔い」

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

最近の日本酒は多種多様。 最近はフルーティーなものから、スパークリングまで幅広い種類が出ています。 飲みやすい日本酒や好きな日本酒をハイペースで飲んでいるうちに、翌日は二日酔い。 なんてことにならないように二日酔いになりにくい日本酒の飲み方を教えます。

「熱燗」と「和らぎ水」での回避方法

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日本酒の飲み方に冷やと熱燗があるのはご存じですね。
実はこのふたつの選び方が、二日酔いになりにくい方法のヒントになります。
ポイントは「アルコールは体内で体温と同じくらいの温度になってから体内に吸収される」ということです。当然「冷や」の場合、温まるまで時間がかかります。
しばらく吸収されることもないので、何杯か飲んで、ようやく酔い始めます。
対して、「熱燗」ですが、こちらはもともと暖めてある日本酒。
すぐにアルコールが体内に吸収されます。少し飲んだだけでも酔った気分が味わえます。
こうした結果、「熱燗」のほうが飲み過ぎを防止し、少しの量で満足させ、結果的に二日酔いを避けることができるというわけです。
さらに確実に効果的な方法は「水も併せて飲む」ことです。
これは、アルコールの度数が高いお酒を飲むときに、アルコール分解を助けるために水を飲むのです。
いわゆる「チェイサー」といわれているものですが、日本酒の場合「和らぎ水」として、一般的なものとなっております。
日本酒を飲む時には「水」も飲む。
それはやはり当たり前のことだったようです。

日本酒をきちんと選ぶことは二日酔い防止に繋がる!

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二日酔いになりにくい日本酒の飲み方を考える上で、知っておきたいことがあります。
まず、日本酒は「醸造酒」であることを覚えておきましょう。
シンプルに言えば「材料を醸してそこで発生したアルコールを醸して飲む」のが「醸造酒」。
これに対して「蒸留酒」があります。
これは「液体を煮て純度の高いアルコールを抽出して飲む」方法です。
「醸造酒」は一般的に酔いやすいお酒として知られています。
何故でしょう?
それは「不純物が含まれているから」です。
フーゼル油やタンニン等、アルコール以外のものは当然含まれています。
それが二日酔いの原因となるのです。
では、日本酒だったら全部ダメなのか。
そうではありません!
ここで「純米酒」があげられます。
「純米」とは水、米、米こうじのみを使って作られたお酒です。
つまり、余計な不純物が少ない!
逆に「純米」の記載がないものは、醸造アルコールという風味や香り、アルコール度数の調整物が入っており、この醸造アルコールが二日酔いの原因ともいえます。
つまり日本酒を飲みたいけれど二日酔いはイヤだ、という方には「純米酒」をおすすめします。
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