【6月23日 AFP】国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)は23日、コレラの流行が拡大する内戦下のイエメンで、発症例がおよそ19万3000件近くに達しているとし、8月末までに感染者は30万人を超える見通しだと発表した。

 ユニセフのメリトセル・レラーノ(Meritxell Relano)報道官はスイス・ジュネーブ(Geneva)で記者会見し、8月末までに発症例は30万件に達するとの懸念を表明した。同報道官によると、コレラの流行が宣言された今年4月以降、イエメンで1265人が死亡したという。(c)AFP