エンタメNEXT「2015年度 トーク委員長・白井沙樹が語る〝さくら学院〟」インタビュー
2015年10月29日 07時00分
——今だと、トークを振ってみて誰が一番面白いですか?
白井 メグ(岡田 愛)ですかね~。今回のライブでも振ってみたんですが「今、完全に気を抜いていたな!」って場面があったので、ちょっと今度からリハでは振らずに、ぶっつけ本番でいきなり振ってみたいと思います(笑)。
——完全にトーク委員長として覚醒しましたね(笑)。そんな白井さん自身のMC力は上がったと思います?
白井 どうなんでしょう……でもトーク委員長に任命されてからは、メンバーそれぞれの個性をもっと見つけてそれをドンドン前に出していけるようにしたいので、そこは以前に比べると出来ているのかなって。ココからさらに学院祭に向けて、トークを磨いていきたいですね。
——僕はてっきり2代目プロデュース委員長になるとばかり思っていたので、中3メンバーの各担当が決まった時に「トーク委員長とは意外!」って感じました。本人的にも驚いたんじゃないですか?
白井 思いました! でもプロデュース委員長ってやっぱり、初代メンバーと一緒に活動していた由結ちゃんのように、さくら学院への深い思い入れがあったから出来る役職なんだと思うんです。沙樹は一人の父兄としての目線で、みんなが見たいさくら学院を出すコトなら出来るかもしれないけど、由結ちゃんにはまだまだ叶わないなって思ったので、そこは納得でした。それに喋るコトも好きなので、トーク委員長になれたのは単純に嬉しかったです♪
——なるほど。トーク委員長として“さくら学院を愛する父兄目線を持っている”コトが大きな武器になっていますね。なにより父兄たちが求めているのは、“みんなが見たいさくら学院を出すコトなら出来る”という、白井さんならではスキルですからね。
白井 かなー。それにはLoGiRLが始まったっていうのも結構大きくて、やっぱり毎週レギュラー番組があって、皆さんの前で喋れる機会もあって、しかも生放送! 実際にライブだって生なので、そこでのトーク力やハプニングへの対応力なんかが、色々と鍛えられましたし。
——じゃあ、職員室の先生方も、もう安心して任せていられますね! そういえば、コヤジ部ってその後、どうなったんですか? ずいぶん初期の日誌では入部届けまで提出していましたが。
白井 コヤジ部は是非やりたいです! 沙樹が購買部に入部して、(田口)華ちゃんがプロレス同好会を始めたから、最愛ちゃん1人になっちゃってからは、ずっと休部状態なので、いつかは……。
——僕は大賀さんと2人で男装部をやってほしいですね。卒業後はもちろん、歌って、踊って、演技も出来る宝塚的男装ユニットで活動を!
白井 (シレッと)もちろん夏のイベントもこれまで通り出ますよ~、莉音ちゃんと咲希ちゃんと沙樹の3人で! スマイルガーデンやフリースペースで段ボールを敷いてパフォーマンスする予定です(笑)。
——では『OVERTURE』でスナップ撮らせて下さい!(笑)。
白井 そうですね!(ニッコリ)。
——卒業後の成長した姿も定期的に見せていただけるとコチラも安心しますので(笑)。成長といえば、白井さんの日誌を改めて全部読み返したんですが、転入当時に比べるとずいぶん字が上手くなりましたね。
白井 そうですね~。学生は普段から字を書くので、書いた分だけ上手くなります☆
——あと白井さんは話を聞いていても、会話の中に“なんか”と“でも…”がないですよね。しっかりした語調ですし、そこはさすがトーク委員長だなって感じます。リアル学校でもそうなんですか?
白井 ありがとうございます! リアル学校の友達には、結構大人っぽいって言われるかもしれないです。考え方が特に。私自身も周りの友達に「結婚するなら、絶対に年上の人!」って普段から言っている位だし(笑)。
——それは、しーちゃん父兄騒然の情報ですよ! 年上っていっても、いくつぐらい上までならアリですか!?
白井 う~ん、10歳くらい上まで大丈夫です。お父さんとお母さんが9歳離れているので、全然アリだなって思います♡
——父兄のみなさんは「結婚なんかまだ早い!」って怒るとは思いますが…とはいえ、10歳上までOKというのは、非常に夢のあるナイスな情報だと思います。ちなみにどんな職業の人がイイの?
白井 大企業で働いているとか、結構シッカリしたサラリーマンとか……。
——OLか!! そんなアラサーOLみたいなトークはひとまず置いといて、他にも聞いておきたいコトが……。あっ、そういえば、去年の中3メンバーは優しくて、それが彼女ら的には悩みだったと日誌に書いていましたけど、今年の中3メンバーにとって、もうチョットこうしたいっていう悩みやジレンマって、あるんですか?
白井 私たちも、かなり優しい方かもしれないですね。なんだろう、それでも去年卒業した先輩たちとは違った意味での優しさかなとは思っているんですけどね~。去年は結構“見守っている感”があって、下級生メンバーがちゃんとやっていないと、「中3の先輩がちゃんとやっているんだから、自分たちもシッカリやらなきゃ!」って、言われなくても自主的にみんな動いていたんですけど、2015年度は転入生が6人もいるってコトもあり、正直私たち3人だけでは面倒を見切れない。去年よりも怒るべき時は怒って、言うべき時は言ってると思うんですけど、あまりに言わなきゃいけないコトが多すぎて……逆に私たちの方が遠慮しちゃっている部分もあるので、ココから来年3月の卒業式に向けて、ガツンと言っていきたいなって考えています。
——ガツンと言うんですね! 何か意外です。中3メンバーから見ると小学生は、本当にまだ子供っていうか、ただカワイイ後輩に対する接し方をしているのかなと。
白井 自分たちが話している内容だって「ホントに理解できてるのかな?」って思ったりもしますけど、ソコは先輩だから言わなきゃなんで。それでも、私たちの伝えたい想いが「ちゃんと届いてるかな?」って感じる瞬間は結構ありますけどね(苦笑)。
——やはり年の離れた後輩に想いを伝えるのも、一筋縄ではいかないと?
白井 まだ小学生だから集中力も全然足りないし、ずっと話しているとみんなポ~っとしてきちゃうんですよ。眠くなって(苦笑)。あっ、コレちょっとどっかいってるなって時は、「大丈夫?」って声を掛けて戻したりもするんですけど……。
——そういう時って、イラっとしたりは?
白井 いえ、沙樹はあまりイラっとしないタイプなので大丈夫です。
——それは大賀さんや磯野さんも同様?
白井 2人とも、めっちゃイライラしたりはしないですね。
——去年は“背中で語る”タイプの先輩たちと、それを見て学ぶ後輩たちという構図でしたが、今年は会話やコミュニケーションを取るというコトが重要になっているようですね。では、これからはもうチョイ厳しめでいくというコトで。
白井 でも厳しくっていっても、メンバー間の仲はすごくイイんですよ♪
——さくら学院の場合は、学年やキャリアが違っても友達みたいな感覚ですよね。
白井 そうですね。昨年度よりもグループ内の年齢差が激しいので、最初は馴染めるかな? とか小5の子には、どう接したらいいんだろう? とか思っていたんですけど、今では12人全員が同学年みたいに仲良し♪ それがあるからこその今年度の良さも、あるんじゃないかな~と思います。
——それって、どういうところなんですか? 例えばライブ中に見られる瞬間なんかでいうと?
白井 ライブ中でいえば、フトした瞬間にメンバー同士が見せるアイコンタクトとか、アレは父兄さんたちもホッコリしますよね♡ 沙樹は父兄さんと一緒になってライブを楽しんでいる瞬間ももちろん好きなんですけど、同じ位にメンバーとアイコンタクトを取って、振りがバッチリ揃ったなっていう瞬間が好きですね!
——日誌では以前、倉島(颯良)さんがアイコンタクトを取ってくれないし、どうも無視されているんじゃないか? と書かれていましたが、さすがに今はもう改善されていますよね?
白井 もうあの頃とは全然違いますよ! いや~ホントに『FRIENDS』でも颯良とペアだし、『マシュマロ色の君と』の2番の、テディベアと人間のペアになるパートでも、やっぱり颯良と一緒で、ちゃんと目も合わせてくれるし。アイコンタクト以上に2人の距離感がもっと近くなったんじゃないかな? ってスゴイ感じています。
——確かに、転入当初は同期の山出さんとの絡みが多かった印象ですが、最近では倉島さんが日誌に登場する頻度も増えましたね。では、ここらで学院祭に向けての意気込みを教えて頂ければと。今日(取材時)も学院祭に向けてレッスンされていたようですが、仕上がりの程はいかがでしょうか? 教えちゃっても大丈夫な範囲で結構なので、ズバリお願いします!
白井 新曲はいくつかやりますね。
——それは今年度の新曲? それとも既存曲の2015年度Ver.ですか?
白井 今年度じゃなくて既存曲で振りと歌を新しく入れ直したものと、学院祭の一曲目ならではの、アノ曲をやっちゃったりとか!? ヒントは……箱を持って顔笑ります!
——オ~! それも当日までに完成すればって話ですよね、楽しみにしていますんで顔笑ってください! あと数週間で追い込みという感じでしょうが(取材時は10月4日)、現時点で成長が著しいメンバーは?
白井 結構みんななんですよね~、う~ん。ソヨ(吉田爽葉香)もTIFでは購買部で全然しゃべれなかったのに、先日のワンマンまでの1ヶ月位で、あそこまでしゃべれるようになっていたのにはスゴイびっくりして! 沙樹も結構セリフとかMCを含めて考えているんですけど、購買部のMCも今回はソヨにちょっと多めに振ってみて。「…でも言えるかな?」って不安には感じつつも、一緒にやってみたら意外に出来ていたので、これからどんどんトークで2人の掛け合いも増やしていきたいですね。
——購買部はMC強化組というコトでトーク委員長へ道でもありますもんね。前任の本条さん然り。
白井 そうですね。最初はホントにMCだけで曲もなかったので。
——その曲タイトルだって、アルバム発売まで未定でしたもんね(笑)。せっかく吉田さんの武器である関西弁もあるし、今後はボケ&ツッコミを明確化したトークを期待しています! では次に、日誌でも触れていた“さくら学院に入った意味”と“今やるべきコト”について教えてください。
白井 もともと沙樹は、あくまで応援している父兄さんの1人としてはスゴイ好きだけど、さくら学院にメンバーとして入りたかったワケではないんです。だけど、実際に転入してからは「さくら学院に入って良かったな!」って感じるようになったし、“スーパーレディーを目指す”というさくら学院のコンセプトも、“将来は女優さんになりたい”っていう夢をずっと持ち続けていた沙樹と同じだなって。もし女優さんになれなかったとしてもスーパーレディーになりたいな! と、ずっと思っていたので、中3で卒業するまでにもっともっと、その夢に近づけるようにしたいです!
——なるほど。では、そんな大好きなさくら学院のために“白井沙樹がやるべきコト”は?
白井 今年度は転入生が6人っていうのもあって、今年度の良さである“元気な感じ”と“明るさ”は大事にしたいんですが、あまりに元気すぎちゃって、ちょっと“清楚さ”が足りないなって思う時もあります。なので、自分たち中3メンバーが先頭に立って、みんなで協力しながら“清く、美しい”さくら学院の部分も、父兄さんたちにお見せしていきたいですね!
——そこはさくら学院の魅力の1つですし、ガチな父兄目線を持っている白井さんならでは。最後に『エンタメNEXT』の読者へのメッセージをお願いします!
白井 さくら学院のパフォーマンスは、みんな常に全力です! 細かい部分での見所もたくさんある中で、それぞれ顔笑っているメンバーの姿とか、ライブ終盤で疲れているハズなんだけど、父兄の皆さんに想いを届けようと笑顔で歌っている姿など、瞬間ごとに変わる色んな表情や動きをカワイイな~♡ って楽しんで頂けたら嬉しいです!
——やはり最後は、父兄目線で終わりましたね(笑)。ありがとうございました!
白井 ありがとうございました!
さて、なかなかレアなトーク委員長・白井沙樹のロングインタビュー。皆様いかがでしたでしょうか? 普段はどうしても“お母さんキャラ”や“ガチ父兄”というイメージが強く、優等生として見られている彼女だが、今回は普段語ることの少ない本音の部分も随所にチラホラ。もう今週末には、さくら学院 学院祭も控えており、現在はラストスパート真っ只中の彼女ら。卒業式までのカウントダウンも5ヶ月を切り、笑って泣いてぶつかって仲直りしてと、日々元気に成長中の12人が作り上げる2015年度のさくら学院から、ますます目が離せません!
(インタビュー・文/TOMMY)
白井 メグ(岡田 愛)ですかね~。今回のライブでも振ってみたんですが「今、完全に気を抜いていたな!」って場面があったので、ちょっと今度からリハでは振らずに、ぶっつけ本番でいきなり振ってみたいと思います(笑)。
——完全にトーク委員長として覚醒しましたね(笑)。そんな白井さん自身のMC力は上がったと思います?
白井 どうなんでしょう……でもトーク委員長に任命されてからは、メンバーそれぞれの個性をもっと見つけてそれをドンドン前に出していけるようにしたいので、そこは以前に比べると出来ているのかなって。ココからさらに学院祭に向けて、トークを磨いていきたいですね。
——僕はてっきり2代目プロデュース委員長になるとばかり思っていたので、中3メンバーの各担当が決まった時に「トーク委員長とは意外!」って感じました。本人的にも驚いたんじゃないですか?
白井 思いました! でもプロデュース委員長ってやっぱり、初代メンバーと一緒に活動していた由結ちゃんのように、さくら学院への深い思い入れがあったから出来る役職なんだと思うんです。沙樹は一人の父兄としての目線で、みんなが見たいさくら学院を出すコトなら出来るかもしれないけど、由結ちゃんにはまだまだ叶わないなって思ったので、そこは納得でした。それに喋るコトも好きなので、トーク委員長になれたのは単純に嬉しかったです♪
——なるほど。トーク委員長として“さくら学院を愛する父兄目線を持っている”コトが大きな武器になっていますね。なにより父兄たちが求めているのは、“みんなが見たいさくら学院を出すコトなら出来る”という、白井さんならではスキルですからね。
白井 かなー。それにはLoGiRLが始まったっていうのも結構大きくて、やっぱり毎週レギュラー番組があって、皆さんの前で喋れる機会もあって、しかも生放送! 実際にライブだって生なので、そこでのトーク力やハプニングへの対応力なんかが、色々と鍛えられましたし。
——じゃあ、職員室の先生方も、もう安心して任せていられますね! そういえば、コヤジ部ってその後、どうなったんですか? ずいぶん初期の日誌では入部届けまで提出していましたが。
白井 コヤジ部は是非やりたいです! 沙樹が購買部に入部して、(田口)華ちゃんがプロレス同好会を始めたから、最愛ちゃん1人になっちゃってからは、ずっと休部状態なので、いつかは……。
——僕は大賀さんと2人で男装部をやってほしいですね。卒業後はもちろん、歌って、踊って、演技も出来る宝塚的男装ユニットで活動を!
白井 (シレッと)もちろん夏のイベントもこれまで通り出ますよ~、莉音ちゃんと咲希ちゃんと沙樹の3人で! スマイルガーデンやフリースペースで段ボールを敷いてパフォーマンスする予定です(笑)。
——では『OVERTURE』でスナップ撮らせて下さい!(笑)。
白井 そうですね!(ニッコリ)。
——卒業後の成長した姿も定期的に見せていただけるとコチラも安心しますので(笑)。成長といえば、白井さんの日誌を改めて全部読み返したんですが、転入当時に比べるとずいぶん字が上手くなりましたね。
白井 そうですね~。学生は普段から字を書くので、書いた分だけ上手くなります☆
——あと白井さんは話を聞いていても、会話の中に“なんか”と“でも…”がないですよね。しっかりした語調ですし、そこはさすがトーク委員長だなって感じます。リアル学校でもそうなんですか?
白井 ありがとうございます! リアル学校の友達には、結構大人っぽいって言われるかもしれないです。考え方が特に。私自身も周りの友達に「結婚するなら、絶対に年上の人!」って普段から言っている位だし(笑)。
——それは、しーちゃん父兄騒然の情報ですよ! 年上っていっても、いくつぐらい上までならアリですか!?
白井 う~ん、10歳くらい上まで大丈夫です。お父さんとお母さんが9歳離れているので、全然アリだなって思います♡
——父兄のみなさんは「結婚なんかまだ早い!」って怒るとは思いますが…とはいえ、10歳上までOKというのは、非常に夢のあるナイスな情報だと思います。ちなみにどんな職業の人がイイの?
白井 大企業で働いているとか、結構シッカリしたサラリーマンとか……。
——OLか!! そんなアラサーOLみたいなトークはひとまず置いといて、他にも聞いておきたいコトが……。あっ、そういえば、去年の中3メンバーは優しくて、それが彼女ら的には悩みだったと日誌に書いていましたけど、今年の中3メンバーにとって、もうチョットこうしたいっていう悩みやジレンマって、あるんですか?
白井 私たちも、かなり優しい方かもしれないですね。なんだろう、それでも去年卒業した先輩たちとは違った意味での優しさかなとは思っているんですけどね~。去年は結構“見守っている感”があって、下級生メンバーがちゃんとやっていないと、「中3の先輩がちゃんとやっているんだから、自分たちもシッカリやらなきゃ!」って、言われなくても自主的にみんな動いていたんですけど、2015年度は転入生が6人もいるってコトもあり、正直私たち3人だけでは面倒を見切れない。去年よりも怒るべき時は怒って、言うべき時は言ってると思うんですけど、あまりに言わなきゃいけないコトが多すぎて……逆に私たちの方が遠慮しちゃっている部分もあるので、ココから来年3月の卒業式に向けて、ガツンと言っていきたいなって考えています。
——ガツンと言うんですね! 何か意外です。中3メンバーから見ると小学生は、本当にまだ子供っていうか、ただカワイイ後輩に対する接し方をしているのかなと。
白井 自分たちが話している内容だって「ホントに理解できてるのかな?」って思ったりもしますけど、ソコは先輩だから言わなきゃなんで。それでも、私たちの伝えたい想いが「ちゃんと届いてるかな?」って感じる瞬間は結構ありますけどね(苦笑)。
——やはり年の離れた後輩に想いを伝えるのも、一筋縄ではいかないと?
白井 まだ小学生だから集中力も全然足りないし、ずっと話しているとみんなポ~っとしてきちゃうんですよ。眠くなって(苦笑)。あっ、コレちょっとどっかいってるなって時は、「大丈夫?」って声を掛けて戻したりもするんですけど……。
——そういう時って、イラっとしたりは?
白井 いえ、沙樹はあまりイラっとしないタイプなので大丈夫です。
——それは大賀さんや磯野さんも同様?
白井 2人とも、めっちゃイライラしたりはしないですね。
——去年は“背中で語る”タイプの先輩たちと、それを見て学ぶ後輩たちという構図でしたが、今年は会話やコミュニケーションを取るというコトが重要になっているようですね。では、これからはもうチョイ厳しめでいくというコトで。
白井 でも厳しくっていっても、メンバー間の仲はすごくイイんですよ♪
——さくら学院の場合は、学年やキャリアが違っても友達みたいな感覚ですよね。
白井 そうですね。昨年度よりもグループ内の年齢差が激しいので、最初は馴染めるかな? とか小5の子には、どう接したらいいんだろう? とか思っていたんですけど、今では12人全員が同学年みたいに仲良し♪ それがあるからこその今年度の良さも、あるんじゃないかな~と思います。
——それって、どういうところなんですか? 例えばライブ中に見られる瞬間なんかでいうと?
白井 ライブ中でいえば、フトした瞬間にメンバー同士が見せるアイコンタクトとか、アレは父兄さんたちもホッコリしますよね♡ 沙樹は父兄さんと一緒になってライブを楽しんでいる瞬間ももちろん好きなんですけど、同じ位にメンバーとアイコンタクトを取って、振りがバッチリ揃ったなっていう瞬間が好きですね!
——日誌では以前、倉島(颯良)さんがアイコンタクトを取ってくれないし、どうも無視されているんじゃないか? と書かれていましたが、さすがに今はもう改善されていますよね?
白井 もうあの頃とは全然違いますよ! いや~ホントに『FRIENDS』でも颯良とペアだし、『マシュマロ色の君と』の2番の、テディベアと人間のペアになるパートでも、やっぱり颯良と一緒で、ちゃんと目も合わせてくれるし。アイコンタクト以上に2人の距離感がもっと近くなったんじゃないかな? ってスゴイ感じています。
——確かに、転入当初は同期の山出さんとの絡みが多かった印象ですが、最近では倉島さんが日誌に登場する頻度も増えましたね。では、ここらで学院祭に向けての意気込みを教えて頂ければと。今日(取材時)も学院祭に向けてレッスンされていたようですが、仕上がりの程はいかがでしょうか? 教えちゃっても大丈夫な範囲で結構なので、ズバリお願いします!
白井 新曲はいくつかやりますね。
——それは今年度の新曲? それとも既存曲の2015年度Ver.ですか?
白井 今年度じゃなくて既存曲で振りと歌を新しく入れ直したものと、学院祭の一曲目ならではの、アノ曲をやっちゃったりとか!? ヒントは……箱を持って顔笑ります!
——オ~! それも当日までに完成すればって話ですよね、楽しみにしていますんで顔笑ってください! あと数週間で追い込みという感じでしょうが(取材時は10月4日)、現時点で成長が著しいメンバーは?
白井 結構みんななんですよね~、う~ん。ソヨ(吉田爽葉香)もTIFでは購買部で全然しゃべれなかったのに、先日のワンマンまでの1ヶ月位で、あそこまでしゃべれるようになっていたのにはスゴイびっくりして! 沙樹も結構セリフとかMCを含めて考えているんですけど、購買部のMCも今回はソヨにちょっと多めに振ってみて。「…でも言えるかな?」って不安には感じつつも、一緒にやってみたら意外に出来ていたので、これからどんどんトークで2人の掛け合いも増やしていきたいですね。
——購買部はMC強化組というコトでトーク委員長へ道でもありますもんね。前任の本条さん然り。
白井 そうですね。最初はホントにMCだけで曲もなかったので。
——その曲タイトルだって、アルバム発売まで未定でしたもんね(笑)。せっかく吉田さんの武器である関西弁もあるし、今後はボケ&ツッコミを明確化したトークを期待しています! では次に、日誌でも触れていた“さくら学院に入った意味”と“今やるべきコト”について教えてください。
白井 もともと沙樹は、あくまで応援している父兄さんの1人としてはスゴイ好きだけど、さくら学院にメンバーとして入りたかったワケではないんです。だけど、実際に転入してからは「さくら学院に入って良かったな!」って感じるようになったし、“スーパーレディーを目指す”というさくら学院のコンセプトも、“将来は女優さんになりたい”っていう夢をずっと持ち続けていた沙樹と同じだなって。もし女優さんになれなかったとしてもスーパーレディーになりたいな! と、ずっと思っていたので、中3で卒業するまでにもっともっと、その夢に近づけるようにしたいです!
——なるほど。では、そんな大好きなさくら学院のために“白井沙樹がやるべきコト”は?
白井 今年度は転入生が6人っていうのもあって、今年度の良さである“元気な感じ”と“明るさ”は大事にしたいんですが、あまりに元気すぎちゃって、ちょっと“清楚さ”が足りないなって思う時もあります。なので、自分たち中3メンバーが先頭に立って、みんなで協力しながら“清く、美しい”さくら学院の部分も、父兄さんたちにお見せしていきたいですね!
——そこはさくら学院の魅力の1つですし、ガチな父兄目線を持っている白井さんならでは。最後に『エンタメNEXT』の読者へのメッセージをお願いします!
白井 さくら学院のパフォーマンスは、みんな常に全力です! 細かい部分での見所もたくさんある中で、それぞれ顔笑っているメンバーの姿とか、ライブ終盤で疲れているハズなんだけど、父兄の皆さんに想いを届けようと笑顔で歌っている姿など、瞬間ごとに変わる色んな表情や動きをカワイイな~♡ って楽しんで頂けたら嬉しいです!
——やはり最後は、父兄目線で終わりましたね(笑)。ありがとうございました!
白井 ありがとうございました!
さて、なかなかレアなトーク委員長・白井沙樹のロングインタビュー。皆様いかがでしたでしょうか? 普段はどうしても“お母さんキャラ”や“ガチ父兄”というイメージが強く、優等生として見られている彼女だが、今回は普段語ることの少ない本音の部分も随所にチラホラ。もう今週末には、さくら学院 学院祭も控えており、現在はラストスパート真っ只中の彼女ら。卒業式までのカウントダウンも5ヶ月を切り、笑って泣いてぶつかって仲直りしてと、日々元気に成長中の12人が作り上げる2015年度のさくら学院から、ますます目が離せません!
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