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二日酔い予防対策の食べ物なら生はちみつ!飲む前でも後でも効果あり

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「酒が大好き!」

「酒が残るようになってきた...」

「仕事の付き合いでどうしても酒を飲まないといけない...」

 

 

これはそんなあなたのために記事。

 

お酒って楽しいですよね。

 

私もお酒(特に酔った気分)がめっちゃ好きなのですが、強い方ではないので、次の日に残ることが頻繁にありました。

 

よく

「まだまだ若いから大丈夫でしょ」

とか言われますが、駄目です。

 

猛烈に眠くなります。

全く頭が回らなくなります。

立ちながら夢が見れるレベルです(笑)

 

ですが、二日酔い対策として生はちみつを取るようになってから、かなりマシになり次の日に残ることはほとんどなくなったんです。

 

今回は、生はちみつによる二日酔いへの効果をご紹介していきます。

 

ぜひ、あなたもこの記事を理解・実践して、二日酔い対策として生はちみつを活用してみて下さい。

 

ホンマにびっくりするぐらい変わってきますから。

 

目次 

 

二日酔いで20歳年を取る

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「二日酔いが仕事のパフォーマンスを下げる」

これは何となくあなたも感じていると思います。

 

では、具体的にどれくらい下がるのか?

 

イギリスの大学で行われた研究では、

・物事を記憶する能力を5~10%ほど低下させる

・アタマを使う仕事でのミスを30%ほど増加させてしまう

 

 

という結果が出されています。

 

二日酔いの人は、行動するにしても、話すにしても反応が遅れてしまい、そのスピードは20代の人でも40代の人と同等になってしまうんだとか。

 

一時的なものならいいのですが、二日酔いをそのまま放置し続けると、脳細胞を破壊したり、動脈硬化を引き起こすこともあります。

 

つまり、

目の前のミスを減らすだけでなく、将来的に元気でいるためにも二日酔い対策は必須なわけです。

 

二日酔いの種類

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さてさて、二日酔いの怖さがわかったところで、

まずは、二日酔いの種類とその症状を見てみましょう。

 

二日酔いといってもその種類は複数あります。

 

・血管拡張作用による血管の炎症

・利尿作用による脱水

・アルコール分解の肝臓独占による低血糖

・アセトアルデヒドによる細胞攻撃

・胃の塩酸分泌促進による胃酸過多

 

順を追って説明していきます。

 

1. 血管拡張作用による脳の炎症

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アルコールには血管を拡張する効果があります。

 

お酒を飲んだらぽかぽかしてくるのはそのためです。

 

「え?体が温まるって良いことじゃないの?」

 

と思うかもしれません。

もちろん、体が温まるのは良いことなのですが、ずっと拡張し続けてしまった場合、血管が炎症を起こしてしまいます。

 

二日酔いで頭がズキズキするなら、おそらく血管拡張作用が原因です。

 

2. 利尿作用による脱水

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お酒を飲むとトイレが近くなる。

 

これってよくありますよね。

 

「水分を取りすぎたから、それが出てってるだけだろ」

と思ったら大間違い。

 

実は、あれはアルコールによる利尿作用なんです。

 

あなたの体は水分量を一定に保つため、尿の量を調節しています。これを管理しているのが抗利尿ホルモンという物質なのですが、アルコールはその働きを鈍らせる。その結果、必要以上に水分を失ってしまい脱水症状を起こすというわけ。

 

ある研究によると、500mlの缶ビール二本で1.1リットルの尿が出るので、ビールを飲めば飲むほど脱水が進んでゆくと言われています。

 

ちなみにこのときナトリウム、カルシウム、亜鉛、カリウムといった栄養も失われると言う話も。

 

脱水症状によって引き起こされる二日酔いの症状は、吐き気やだるさです。

 

3. アルコール分解の肝臓独占による低血糖

f:id:aechanman:20170614110544p:plainあなたの体は普段、糖質をエネルギーに変換して肝臓に貯めておくのですが、肝臓の許容量を超えるアルコールが入ってきたときは、その働きが阻害されます。

 

なぜなら、アルコールって人にとって毒で、肝臓は何よりも優先してこの毒の処理をしようとして、エネルギー補給なんて二の次に回してしまうから。

 

その結果生じるのが、低血糖。

 

もしあなたが、お酒を飲んだ次の日に頭が重かったり、ボーっとしてしまうのであれば、低血糖を引き起こしエネルギーが足りていないのかもしれません。

 

4. アセトアルデヒドによる細胞攻撃

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アルコールは4つの段階を経て体内で分解されていきます。

 

1. アルコールが体内に入り、血液中をわたって肝臓へと運ばれる

2. 肝臓にて、アセトアルデヒドという物質に分解される

3. アセトアルデヒドが酢酸に分解される

4. 酢酸が水と炭酸ガスに分解される

 

3つ目の段階までスムーズに行けば、二日酔いにもならず楽しくお酒が飲めますが、肝臓のアルコール分解の許容量を超えてしまうと、アセトアルデヒドが体内を巡ってしまいます。

 

「お酒が残っている」

というのは、このアセトアルデヒドが残った状態で、よく起こるのは、頭痛、吐き気、けだるさ。

 

また、アセトアルデヒドの毒性は、体の酸化による老化促進や脳細胞の破壊、動脈硬化、癌の発生などを引き起こすともされているので、早期の対応が好ましいです。

 

5. 胃酸分泌促進による胃酸過多

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アルコールの作用の1つに胃酸分泌の促進というものがあります。

 

この性質を活かしたのが食前酒。

食事の前に少量のお酒を飲むことで、胃酸を分泌、食欲を刺激します。

 

ですがアルコールを多量摂取し胃酸を分泌しすぎると、胃酸過多の状態に

 

あなたの体には、胃酸から胃を守るための胃粘液というバリアのようなものがありますが、この胃粘液で守れる強度を超えてしまうため、胃が刺激されるのです。

 

この状態では、胸焼けや吐き気が引き起こされます。

  

生はちみつによる各症状へのアプローチ

 

以上が二日酔いの種類と各症状になります。

 

おさらいすると、

・血管拡張作用による脳の炎症

・利尿作用による脱水

・肝機能独占による低血糖

・アセトアルデヒドの残留

・胃酸過多による胃の刺激

  

生はちみつはそれぞれの症状に対して効果的なアプローチをします。

症状別のオススメの食べ方と共にどうぞ。

 

1. セロトニンによる脳の炎症からの解放

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生はちみつに含まれているトリプトファン。

 

トリプトファンが体内にある状態で、太陽の光を浴びると、セロトニンという幸せホルモンの分泌を促進します。

 

このセロトニンには血管収縮作用があるとされており、血管拡張作用によって生じている脳の炎症を抑えるという効果が期待できるのです。

 

血管収縮作用を期待するなら、同様に血管収縮作用を持つコーヒーと合わせるのがオススメ。

 

蕎麦はちみつなんかは意外とコーヒーに合います。

 

2. 生きた栄養によるミネラル補給

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アルコールによる脱水症状では、ただ水分が出て行くだけでなく、体に必要なミネラルも動じに流出してしまってます。

 

故に、水分をそのまま取るだけでは不十分。

 

生はちみつには生きた栄養が豊富です。たとえば、生はちみつに含まれるビタミンの92%は活性ビタミンと呼ばれるもので、サプリメントとかに含まれていがちな不活性のものに比べて、少量でも効果を発揮すると言われています。

 

また、食欲がないときにでも食べやすいのもオススメしたい理由のひとつ。

 

水分・栄養補給を目的とするのであれば、ハニーウォーターが良いです。ティースプーン1,2杯の生はちみつを水に溶いて飲むだけで、水分と栄養を同時に補給できます。

 

微量栄養素の多さでいうならば、おすすめは蕎麦はちみつ。

 

3. 果糖によるアセトアルデヒド分解

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低血糖、アセトアルデヒドによる細胞攻撃の一番の原因は、肝臓がアセトアルデヒドを分解し切れていないことです。

 

この分解に優れているのが、生はちみつが持つ主成分の1つ果糖。肝臓の代謝機能を高めてアセトアルデヒドの分解を助けてくれると言われています。

 

また他にも、

・アルコールの脂肪への蓄積を防ぐコリン

・肝機能を高めるパントテン酸

・アセトアルデヒドの分解する物質の補酵素となるビタミンB1とナイアシン

 

といったように、アルコール分解を助けてくれる物質が豊富に含まれており、生はちみつはアルコール分解にもはまり役なわけです。

 

アルコール分解がメインの場合は、果糖を豊富に含むアカシアはちみつを推します。

 

4. 胃を守る

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古来から感染症予防や、傷薬でも使用されてきた生はちみつは、胃酸過多によって生じた胃炎への効果も期待できます。

 

生はちみつに含まれるグルコン酸が胃酸を中和して胃の炎症を抑えるんだとか。

 

胃の保護を目的とするなら、そのままペロッと生はちみつを舐めてしまいましょう。その後、ゴロゴロ転がると、胃全体に生はちみつが行き渡ります。

 

面倒ならハニーウォーターで

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「いやいや、症状考えるのも面倒だし、早く直したいんだけど!」

 

それなら、ハニーウォーターがおすすめです。

 

なぜか?

それは、ただはちみつを水に溶いて飲むだけという、めっちゃ簡単な作り方であるのと、二日酔いのメイン症状でありがちなのが、アセトアルデヒドの残留と水分不足をフォローしてくれるから。

 

レモンとかを合わせるとデトックス効果により、前日食べたものが出やすくなるから◎。

 

飲み方は、ゴクッと一気に飲むのではなく、一口ずつ噛むように飲んでください。

 

飲む前でも効果あり

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以上、生はちみつの二日酔いの症状別のアプローチでした。

 

ここで吉報を1つ。

なんと、生はちみつを飲む前に摂取することでも二日酔いへの対策になるんだそうです。

 

おそらく、悪酔いの原因であるアセトアルデヒドの分解エネルギーを蓄えれるのがいいだと思われます。

 

飲む前にペロッと一口舐めておくだけで、

・アルコールの分解促進

・酵素による消化の手助け

・胃の粘膜の保護

  

といったことが期待できるので、ぜひ試してみてください。

 

はちみつ王子からあなたへ

アルコールを分解して発生するアセトアルデヒドは人体にとって猛毒です。

 

はっきり言ってしまえば、

お酒を飲まないのが一番の健康対策なのかもしれません。

 

しかし、健康というのは、あくまでも人生を楽しむためのツール。ツールが第一にきてしまっては幸せからは離れてしまいます。

 

もし、あなたがお酒を飲むのが大好きならば、完全に断酒するのが不可能なのであれば、リスクを軽減するツールを持ち、お酒と良い付き合いができるようにすれば良いだけの話。

 

ぜひ、生はちみつというお酒のリスクを軽減させるツールを手にして、日中のパフォーマンスの維持と、お酒の楽しみを両立させてみませんか?