本当に「コンビニもない」? 東海道新幹線・岐阜羽島駅、その大きな役割とは
2017年6月21日夜に発生した架線断線によるダイヤ乱れで、インターネット上において話題となった岐阜羽島駅。「政治の力でつくられた駅」との風評もありますが、じつはある役割のためつくられています。
「近くにコンビニなし」のアナウンス、その真意は?
2017年6月21日(水)夜、東海道新幹線の京都~新大阪間で列車に電力を供給する架線の断線が発生し、東海道・山陽新幹線でダイヤが乱れました。
岐阜県羽島市の岐阜羽島駅では、23時台になっても普段は通過していく「のぞみ」3列車が停車し、運転再開を待つという事態が発生。乗客から列車内の状況がツイッターなどで次々にアップされましたが、そのなかで「運転再開のめどが立たないためドアを開けます。(編注:岐阜羽島駅で接続している)名鉄線は営業を終了しています。近くにはコンビニもありません」という車内アナウンスが流れたことが、インターネット上で話題になりました。
インターネット上では「絶望的」とも表現された、岐阜羽島駅に関するこの情報。本当に岐阜羽島駅にはコンビニもないのでしょうか。
「確かに駅を出てすぐのところにはレンタカーの事務所や駐車場が多いですが、北口から東方向へ5分も歩けば『セブン-イレブン』があり、西方向に10分程度歩けば『スターバックスコーヒー』などもあります」(羽島市広報係)
とはいえ、列車がいつ運転を再開するかわからない状況。先述のような車内アナウンスが流れたのは理解できます。ちなみに、岐阜羽島駅構内にはJR東海系のコンビニ「ベルマート」がありますが、営業時間は6時15分から21時45分です。
一時間に一本、必ず“ひかり”が停まるんだよね。
だったら小田原にも一時間ヘッドで停めてくれよ(笑)
それも東京〜岐阜羽島で考えると東京〜名古屋は「のぞみ」停車駅+1駅という準速達(かつ「のぞみ」待避なし)でね。なお大阪方面は各駅停車……。