(修正前) [F・R・I・E・N・D・S]一番人気はジョーイ・トリビアーニ?
(修正後) “Friends”のスピンオフ作品“Joey”[ジョーイ・トリビアーニ]
ポク太郎です。
大ヒット海外ドラマといえば、…フレンズF・R・I・E・N・D・S!
1994~2004年の10年間放送されたシチュエーション・コメディ。昔ながらの笑い声が足された30分番組でした。夢中になった方も多いのでは。
リアルタイムで見てなかった方は知らないかもと、上記大ヒット番組のスピンオフ作品“Joey”についての記事です。
“フレンズ”のおさらい
“フレンズ”はニューヨークに住む6人の仲間の生活をコメディで描いた作品。個性的なキャラクターが登場します。
まさに大ヒットドラマで、シーズン10の最終回のコマーシャル料金は30秒で約2億円。また、最終的には上記6人の出演料(1話分)は1億2000万円にまで上がっていたそうです。全く知らなかったのですが、有名な話なのでしょうか?→ウィキペディアの概要
レイチェル・グリーン | 世間知らずの自己中お嬢様。 演じるジェニファー・アニストンはブラッド・ピッドの元嫁。 |
モニカ・ゲラー | 料理が大好きな神経質お姉さん。 番組の主な舞台はモニカのアパート。 |
チャンドラー・ビング | 幼少期の事情から精神的に問題が出たお兄さん。 モニカの向かいの部屋の部屋にジョーイと住む。 |
フィービー・ブッフェ | 不遇な家庭に生まれた能天気お姉さん。 通常の価値観が通じない不思議少女。 |
ジョーイ・トリビアーニ | 役者を目指す女好き。 教養が足りないバカキャラ担当。 |
ロス・ゲラー | ニューヨーク大学で古生物学を講義する生物学博士。 モニカの実の兄。 |
まさに大ヒットドラマで、シーズン10の最終回のコマーシャル料金は30秒で約2億円。また、最終的には上記6人の出演料(1話分)は1億2000万円にまで上がっていたそうです。全く知らなかったのですが、有名な話なのでしょうか?→ウィキペディアの概要
続編(?)“ジョーイ”
この記事の話題は大ヒット“Frends”のスピンオフ作品“Joey”。
赤ん坊とペンギンのぬいぐるみを取り合いするバカキャラ「ジョーイ・トリビアーニ」が主役になります。俳優を目指すジョーイがLAに移り住むところから物語が展開する作品です。
NYとはうってかわってLA。画面は明るくなります。
同じフォーマットで話が展開するので、フレンズにはまった人、ジョーイ・トリビアーニを知っている人には続きものとしてそれなりに楽しめるかと思います。
赤ん坊とペンギンのぬいぐるみを取り合いするバカキャラ「ジョーイ・トリビアーニ」が主役になります。俳優を目指すジョーイがLAに移り住むところから物語が展開する作品です。
NYとはうってかわってLA。画面は明るくなります。
ジョーイ・トリビアーニ マット・ルブランク |
今回は主役。 NYからLAに拠点を移し俳優を目指す。やはりここでもモテモテ。 相変わらずベッドにはペンギンのぬいぐるみ。 主な舞台はジョーイのアパートのダイニングルーム。 |
ジーナ・トリビアーニ ドレア・ド・マッテオ |
ジョーイのお姉さん。 キャラクター的にもジョーイのお姉さん。 パーティ好きで喧嘩っ早い。自慢の息子がオタクでモテないことをジョーイとともに気にしている。 演じるのは“デスパレートな妻たち”での環境テロリストだったドレア・ド・マッテオ。 |
マイケル・トリビアーニ パウロ・コスタンゾ |
ジーナが16歳の時の子供。 カリフォルニア工科大学で宇宙科学を専攻する理系大学院生。ジーナの家から出て、ジョーイのアパートに住ませてもらうことになる。 見た目はさわやか男子だが、オタクゆえにモテない。 が、ボビーのような破天荒おばさんには狙われている。 |
アレックス アンドレア・アンダーズ |
ジョーイの住むアパートの管理人(の妻)。 職業は弁護士。 細かいことにキッチリこだわる女子学生の優等生タイプ。 隣に住みジョーイの部屋と庭が繋がっている。 |
ボビー ジェニファー・クーリッジ |
ジョーイの所属する事務所の芸能エージェント。 自身の結構診断を従業員に身代わりで受けさせる酒びたりの破天荒なおばさん。 |
同じフォーマットで話が展開するので、フレンズにはまった人、ジョーイ・トリビアーニを知っている人には続きものとしてそれなりに楽しめるかと思います。
フレンズ並みは無理がある
大ヒットドラマのスピンオフとしての作品ですが、決定的な違いがあります。
いろんな個性のキャラクターが絡み合う点は踏襲しています。
ですが、“フレンズ”では6人全員が宇宙人だったのに対し、こちらはありふれた個性が揃いすぎている気がします。“フレンズ”では「こういうヤツ居る → 一緒に居るとこういうことになる」という納得爆笑が数多く作られましたが、こちらでは宇宙人が少なすぎるため確率的にも納得爆笑がなかなか出てこず、何じゃそりゃ爆笑に偏っていた気がします。
もう一点。
ジョーイの家族を主としているため、他人思いのやさしいジョーイが一家の長の役になってしまいます。また、話を展開するにはジョーイが俳優として成功しないといけないので、ぶっ壊すことも簡単にできません。これだと、ジョーイのキャラが殺されてしまいます。
ジョーイのキャラに頼らないといけないのに、“フレンズ”でよくあった↓こういうことができなくなったのは大きいと思います。
悪くはないのですがどうしても比較してしまうので、フレンズの続きを少しでも見たいと思う方向け。それなりに楽しめる作品。
“フレンズ”と“ジョーイ”の差はオープニング映像にも表れていた気がします。“フレンズ”では各キャラクターの表情が少しづつ写るんですが、その映像に選択された表情はまさにそのキャラの個性を表していました。一方“ジョーイ”の方はそのような演出全くなし。この辺り、実力差を感じてしまいます。でも、比較するには相手が悪すぎる気がします。いろんな個性のキャラクターが絡み合う点は踏襲しています。
ですが、“フレンズ”では6人全員が宇宙人だったのに対し、こちらはありふれた個性が揃いすぎている気がします。“フレンズ”では「こういうヤツ居る → 一緒に居るとこういうことになる」という納得爆笑が数多く作られましたが、こちらでは宇宙人が少なすぎるため確率的にも納得爆笑がなかなか出てこず、何じゃそりゃ爆笑に偏っていた気がします。
もう一点。
ジョーイの家族を主としているため、他人思いのやさしいジョーイが一家の長の役になってしまいます。また、話を展開するにはジョーイが俳優として成功しないといけないので、ぶっ壊すことも簡単にできません。これだと、ジョーイのキャラが殺されてしまいます。
ジョーイのキャラに頼らないといけないのに、“フレンズ”でよくあった↓こういうことができなくなったのは大きいと思います。
チャンドラーの予定:
自分の家のガレージの屋根裏部屋でジョーイに生活させる。
チャンドラーの苦悩:
お金がないにも関わらずプライドから金銭的援助を受け取らないジョーイに対し、
お金を渡すために色んな罠を仕掛けないといけない。
ロスの表現:
「君たちのような一人前の大人やジョーイが、
アメリカ全州の名前を言えないなんて…。」
自分の家のガレージの屋根裏部屋でジョーイに生活させる。
チャンドラーの苦悩:
お金がないにも関わらずプライドから金銭的援助を受け取らないジョーイに対し、
お金を渡すために色んな罠を仕掛けないといけない。
ロスの表現:
「君たちのような一人前の大人やジョーイが、
アメリカ全州の名前を言えないなんて…。」
悪くはないのですがどうしても比較してしまうので、フレンズの続きを少しでも見たいと思う方向け。それなりに楽しめる作品。
上でウィキのリンクを貼りましたが、一説にはギャラが高騰してしまい続けられなくなったのでは?とあります。視聴率が下がった瞬間に破滅ですから。とすれば、矛盾を感じてしまう話です。成功したことが終焉の引き金になる…。革新的技術を生み出して市場を独占すると独占禁止法で解体される…。これがアメリカンドリームなのでしょうか。
しかし、これマジカ!?やっぱり脳内メーカー凄いじゃないか…。
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