“8年後に大地震”誤った地震速報配信で混乱広がる
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今から8年後の2025年にアメリカ西部カリフォルニア州で「大きな地震が起きた」という誤った情報がアメリカのUSGS=地質調査所の地震速報として配信され、この情報を引用した地元の新聞社が誤報を出すなど混乱が広がりました。
USGSは21日、アメリカ西部カリフォルニア州で「マグニチュード6.8の地震が起きた」という地震速報を出しました。
速報では、日付が「2025年6月29日」となっていたうえ、揺れも観測されず、誤った情報としてすぐに取り消されました。
ところが、速報を元に自動的に記事を作成した地元の新聞社が、そのまま「地震が発生した」と配信したほか、SNS上でも被害を心配する投稿が相次ぐなど、混乱が広がりました。
地元メディアによりますと、USGSと提携している大学の研究者たちが、1925年6月にカリフォルニア州で起きた地震の情報を更新する作業中、データが誤ってUSGSに送信され、何かしらの原因で2025年の地震として配信されたと見られるということです。
地元の新聞社はツイッターで「間違った地震速報でした」と投稿して、1925年の地震の被害状況を伝える当時の紙面を紹介するなど対応に追われたほか、USGSは再発防止に向けて取り組む声明を出しました。
アメリカ西海岸では、過去、繰り返し大規模な地震が発生し、今後も起きるおそれが指摘されていることから、SNS上では「誤報でよかった」などと話題となっています。
速報では、日付が「2025年6月29日」となっていたうえ、揺れも観測されず、誤った情報としてすぐに取り消されました。
ところが、速報を元に自動的に記事を作成した地元の新聞社が、そのまま「地震が発生した」と配信したほか、SNS上でも被害を心配する投稿が相次ぐなど、混乱が広がりました。
地元メディアによりますと、USGSと提携している大学の研究者たちが、1925年6月にカリフォルニア州で起きた地震の情報を更新する作業中、データが誤ってUSGSに送信され、何かしらの原因で2025年の地震として配信されたと見られるということです。
地元の新聞社はツイッターで「間違った地震速報でした」と投稿して、1925年の地震の被害状況を伝える当時の紙面を紹介するなど対応に追われたほか、USGSは再発防止に向けて取り組む声明を出しました。
アメリカ西海岸では、過去、繰り返し大規模な地震が発生し、今後も起きるおそれが指摘されていることから、SNS上では「誤報でよかった」などと話題となっています。