Lancersで中間搾取して月5万円稼いた話
【この記事はおよそ4分で読めます。】
どうも、どうも「えらいてんちょう」です。今回は軽めの闇経済ネタです。
ネットde収入マンの皆様は、誰でも「Lancers」というサイトは聞いたことはあると思います。簡単にいいますと、ホームページつくるとか、チラシつくるとか、そういった仕事をネット上でコンペできるサイトです。受注者は個人で家にいながら稼げるし、発注者は中間業者がないので安く質のいい成果物をゲットできるとそういう寸法です。
技能がなくても、ライティングで稼ぐことができますので、ネットde収入マンには人気で、ランサーズで稼ぐ系の記事もたくさん書かれています。
参考:ランサーズ初心者はいくら稼げるの?開始5日目に報告してみる
【作業相場が暴落!TOEIC満点で時給800円】
ランサーズで受注者として小遣い稼ぎしていたこともあるのですが、まぁーとにかく、単価が安い。自由競争市場だと、作業費ってここまで安くなるのかといたく感動した覚えがあります。一文字0.1円以下のライターとかざらです。めっちゃ頑張って月3万円くらいしか稼げないです。脱法ハーブ屋でバイトしながら暇つぶしにやってました。
どうやら、バリバリに働いていた専業主婦が大量に流入して単価を下げまくっているらしく、翻訳とかも時給1000円を割った案件にTOEIC900点越えがぞろぞろと応募する、みたいなディストピアが形成されておりました。結局そのプロジェクトはTOEIC満点のオバサンが時給800円程度で受注してました。すげえ世界だよ。
【これ、発注側になったら稼げるんじゃない?】
そのころ私は、懇意にしていた出版社からテープ起こし(インタビューを文字に起こす作業)や誤字のチェックなどの仕事を受けて糊口をしのいでおりました。もともと外に働きにいくのは得意ではありません。それに加えてランサーズで小遣いを稼ぎながら大学に通う、という生活です。
出版社からの仕事は単価が高く非常に助かってましたが、これもしかして出版社の仕事をランサーズに流せば大儲けじゃない?という考えに至りました。1分間200円で受けて(出版社的には安いと絶賛)、1分40円で発注してました。ランサーズの相場は80円くらいですが、めちゃ安いのに仕事はしっかりしてました。例にもれず、元バリキャリ主婦。2時間のテープ起こしを引き受ければ、数分のチェックだけで2万円程度の収入になります。なんだこれ、人生ちょろい。
味を占めた私は、だりいなあと思っていた大学の英語のプレゼンの資料つくりを800円で一流商社勤め20年の人にはやってもらったり、統計学の課題を、博士号持ちのひとに1000円でやってもらったりとやりたい放題でした。おかげさまでめっちゃ仕事してたけど大学は卒業できたよ。ありがとう、ランサーズ。ごめん、大学。もう時効だよな。出版社からの仕事は、ちょっと仕事をくれていたひととの縁が切れてしまいましたが、またできればやりたいなァと思っております。
【まとめ:割りの合わない仕事の裏には、めっちゃ得してるひとがいる】
まぁいろいろ、やってるとあると思うんですよ。この仕事、わりにあわねえなぁとか。わりにあわねえ仕事は、すぐやめてしまうんじゃなくて、なんでわりにあわないんだろう?と少し考えを進めると、もしかしたら幸せになれるかもしれないです。市場経済ってそんな感じです。

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