博多など県内4港、ヒアリ発見されず 県などが目視点検 [福岡県]
強い毒を持つ南米原産のアリ「ヒアリ」が神戸市の神戸港などで見つかった問題で、県と福岡市、北九州市は21日までに、博多港(福岡市)、北九州港(北九州市)、苅田港(苅田町)と三池港(大牟田市)でヒアリの侵入調査を行った。それぞれ職員による目視点検の結果、いずれも発見されなかった。
国土交通省は中国・南沙港からの貨物の取り扱いがある港湾での調査を自治体に要請していた。博多港は週1便、北九州港は週2便、南沙港との定期航路の運航がある。
県などは、貨物を取り扱う業者に注意喚起するとともに、発見した場合の情報提供を呼び掛けている。
=2017/06/22付 西日本新聞朝刊=