値段も手頃で今流行りのスカイプ英会話。果たして本当に英語が喋れるようになるのだろうか?
今日は、スカイプ英会話を上手に使い、「話す」スキルをどのように上げていくのか考えたい。
目次
なぜスカイプ英会話で英会話が伸びないのか。
アイディアが浮かばない
英語が喋れない本当の理由は、単語力でも文法力でもない。話すため内容が、日本語でも出てこないからだ。
スカイプ英会話の会話用トピックって、超つまらない。「3つの願い事が叶ったら何をする?」とか、「人間は生れながらにして悪か?」みたいなトピックが多く、日本語でもすぐに答えられないような質問が多い。
それが理由で、自分で内容を考えなくても良い「デイリーニュース」や「ビジネスシーン」の的な教材を選ぶ人は多いはず。しかし、自分で内容を考えなかったら、会話の練習にはならない。
選ぶ教材が悪い
「デイリーニュス」や「写真の描写」、「ビジネスシーン」等、スカイプ英会話のほとんどの教材は、英語の学習のたしにはなるが、会話の学習にはほとんどならない。
想像してみよう。自分1人だってできる、スクリプトの音読を先生と一緒にやって、単語を一緒に確認して、25分中5分しか自分の考えを話す時間がないなんて。
最悪スクリプトを読んで授業が終わる。ほとんどの教材ってそんなイメージだ。
スカイプ英会話を上手に使う3つのポイント
闇雲に毎日スカイプ英語をしても、話す能力の向上は難しい。使い方を間違えると、英会話をやってるフリになってしまう。
しかし、スカイプ英会話は、使い方によってはすっごくいいツールになる。だって、月5,000円ぐらいで、毎日30分英語を話す時間ができるんなんて、夢みたいな話だ。
ポイントは3つ。
- 良い先生を選ぶ
- 自分で考える教材を選ぶ
- 毎日やる
良い先生を選ぶ
実際、スカイプ英会話で良い先生を選ぶのって、とんでもなく難しい。
英語力のレベルも、ホスピタリティも、授業の進め方も先生によって全て異なる。
じゃ、どうやって選んだらいいの?
⑴ 紹介ビデオを見て発音を聞く (英語力)
まず、発音は超重要。なんとなく流暢で早いとかではなく、発音だ。
これは、英語の先生として、発音を死ぬ気で学んだかどうかを意味する。英語と向き合い、時間をかけ、苦労をしてる。その分、教えることに対する情熱が違う。
また、ヨーロッパ出身の先生は稀に英語圏で留学や幼少期を過ごした人もいる。こういう人は、費用対効果が良い。
⑵ お勧めの教材を聞く (ホスピタリティ)
これも、簡単な先生のホスピタリティを判断する方法だ。
例えば、「会話力をあげたいんだけど、自分はどの教材がいいかわからない。何かおすすめある?」と聞いてみよう。
それで、「デイリーニュース」を最初に進めてきたら、その先生は”自分が楽をしたい”先生だ。
「じゃあ、フリートーク」と言って、たくさん質問してきてくれる人は、会話の練習になる。先生によっては、公式教材を使わず、自分の慣れているフリートークのトピック集を使ってくれる。
ディスカッションや、あるトピックについて話す教材を進めてくる先生も、許容範囲である。
⑶ 英語の勉強方法を聞く (英語力とホスピタリティ)
隠し球として、先生に対してこういう質問はするのはどうだろう。
「なかなか英語力上がらない、なにするのが効率的なんだろう?」
この質問に対し、「毎日ちょっとでもやれ。」とか、「歌を歌え。」とか、「本を読みながら音読しろ。」みたいなことを言う人はイマイチだ。
「効率的な方法はない。」と言う人はいないかもしれないが、「本を読め。」「ドラマを見ろ。」と言う人は、本物である確率が高い。
自分で考える教材を選ぶ、事前にネタを考える
もう、スクリプトを一緒に読むような、一人でもできる教材を選ぶのはやめよう。会話や話すことだけに集中できる、スクリプトのない教材を選ぶ。
興味のないどーでもいいようなトピックも大歓迎。生活する中でどんなトピックを話すかなんてわからないし、1回話せば2回目以降はすごく楽になる。
日本語で良いから、明日やるトピックに関して、何を話すかネタを考えておこう。
毎日やる
折角毎日できるプランなのに、毎日やる人ってどれくらいいるのだろう?
是非、アンケートに協力してほしい。
スカイプ英会話の1回150円!みたいな広告って、過大広告だ。
スカイプ英会話比較
最後になったが、色々あるスカイプ英会話を少しだけ比較したい。
授業は結局先生次第だから、違いは、価格・システムと、教材の2つだけ。
価格・システム
DMM、レアジョブは、月5,000円程度で毎日25分のプランが売り。
ECCは、1,000円3回等のプランがあり、5,000円払っても結局週1しか受けられないといった人はこちらがお得。
ネイティブキャンプは、月5,000円程度でまさかのやり放題。しかし、先生は選べない。
教材
DMMは、老舗・金があるだけあって”スクリプトのない”教材も豊富。IELTSの教材は、会話の練習にはすごく良い。
ネイティブキャンプには、”スクリプトのない”教材はあるにはあるが、「動物」「天気」「経験」を話せといった感じで、「人間は生まれながらにして悪か」と比べると頭を使わないものが多い。
レアジョブは、フリートーク用のマテリアルがない。つまり、ベルトコンベアー式の授業しかない。
無料体験