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ワンダーラスト運営日記

ほとぼりさめるまで1年くらい西新宿から遠ざからなきゃならない。

 

国体 

日本は天皇を中心とした神の国である。日本のそこかしこに八百万の神がいらっしゃり、日本人は古来より万物に対し信仰心を抱いてきた。天皇陛下は歴史の一時期、現人神として奉られた事もあるが、歴史を紐解けば権力と分離した祭祀を司る権威として我が国に常に存在した。その存在は、制度としてあるものではなく、法に依るものでもない。東条英機の証言にあるように、地面や空気と同じように、日本の中に自然と同じように存在するものである。森首相が「日本は天皇を中心とした神の国である」と発言し批判されたが、至極当然の事実を述べたに過ぎない。批判されるいわれは何もない。

以前、ニュースステーションで久米宏が報道の際に「天皇は・・・」と述べていたことに、少なからず違和感を覚えた。呼び捨てに近い抵抗を感じたのである。私は一般論における天皇ではなく、今上陛下に対しては、天皇「陛下」と呼ぶ。必ず陛下をつける。これは日本人として自然に抱く天皇への敬愛の念の発露であると考える。歴史上の人物及び天皇そのものを語る時は「天皇」だが、生ある個人としての今上陛下に対しては「天皇陛下」と意識しなくても出てくる。

「天皇制」という言葉は下品であると思う。これは元々コミンテルンが「天皇制打破」のようなスローガンの際に用いられたもので、冒頭で書いた通り、そもそも天皇の位というのは制度で決められたものではない。「天皇制」という言葉は、ただの制度なんだよという共産主義者の蔑んだ意味が込められている。ゆえに天皇制という言葉は使ってはいけない。

では何と言えばよいのか。それは「国体」である。今は国体といえば国民体育大会であろうが、本来は天皇を中心とした日本という国家の根幹、国の形のことを「国体」と呼んだのである。昭和20年、ポツダム宣言受諾の可否を決定する際の、連合国に対する日本側の条件はただ一つ、「国体護持」であった。また終戦の勅諭、いわゆる玉音放送においても「朕はここに国体を護持し得て」との言葉がある。国体こそが日本が日本であるための唯一の条件である。

また「天皇家」という言葉も私は使わない。日本は天皇の下で万民平等の思想を持っている。氏姓は天皇から臣下へ付与されるものであり、付与する側の天皇には姓がないのは当たり前である。よって天皇「家」というのは、これもまた天皇の位を軽んずる共産主義者の言い回しではないかと思っている。では何と言えばよいのか。それは「皇室」である。早朝に「皇室アルバム」という番組をやっているが、これが本来の呼称である。日本人ならば「天皇家」という言葉は不適切であるという認識を持たねばならない。

今上陛下の事は天皇と呼び捨てにせず、天皇陛下と言う。
天皇制という言葉は使わず、国体と言う。
天皇家という言葉は間違いで、皇室と言う。

世界で残る唯一の「Emperor」であり、2600年以上の歴史を誇る日本という国、その中心である天皇という存在、そして現在も我々国民に祈りを捧げられている祭祀王としての今上陛下、日本人はそのありがたみを、時として忘れがちになる。戦中は20歳前後の若い皇軍兵士たちが、命を賭してでも守ろうとしたのは、天皇個人ではなく「国体」であった。天皇と国民がいれば、どのような状況になろうとも日本は必ずや何度でも立ち上がる。


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どくきのこ 

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「事実を元に酷な意見をいうのが批判。
ありもしない事実をでっち上げて悪口を言うのが誹謗中傷。
ありもしない事実が本人の脳内であったことになっていたり、
自分の思い込みで勝手に決めつけて一人で怒っているのが病気です。」

なるほど、奴は病気だったんだ。
病気ならしゃーねーなー。

ウチを「誹謗中傷」している「客」でもない連中に対し、私が「批判」をすると、
そういう連中に限って「客」を「誹謗中傷」するなと言い出す。
ほんっっっとうに自分が見えてないんだな。
「誹謗中傷」と「批判」の違いをもう一度よ~く確認しなさい。

*****

ところで、ボブバカって、
プロフィールにブート販売製造業者嫌いと書いてるが、
ブートレガーよっしーの事は構わないのか?
コイツもブート製造業者だぞ。

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ステレオ完全収録WENDYとモノラル不完全収録OG 

Wendyレーベルの新しい929が好評をいただいている。予約が殺到し、改めて1971年日本公演の人気の高さを認識させられた次第である。またリリース後のオーダーも多く、発送作業に忙殺され、最近やっと落ち着いた感がある。ご購入して頂いたお客様は、既にお手元に届いているはずなので、また感想などあらば寄せて頂きたい。

インフォにも書いたが、Wendyの929はレーベルの看板なので、僅かな落ち度もないよう細心の注意を払っている。Wendyから929がリリースされるのは4度目であるが、最初のタイトルと三つ目の『REGALIA』の2点のみ、通常と異なる人がマスタリング及び編集を担当している。そして黒いジャケットの929と今回の929は、また、それらとは異なる人が行なっている。このような違いは余程のマニアでなければ気付かないと思うが、「プロ」なら音を聴いただけで、或いはジャケットのデザインを見ただけで担当者の顔が浮かぶ。もっとも、それは、私がブートレガーよっしーと同じ「こちら側」の人間だからだろう。

黒ジャケ929が出たとき、NIGHT HAWKの方が良いと言ってた人は元気だろうか? 誰も本気でNIGHT HAWKが良いとは思わなかっただろうが、とにかくWendyでなければ何でも良かったのであろう。それが証拠に、同系列の929がEVからリリースされた時には大喜びで「EVがWendyよりイイ!」とはしゃいでいたではないか。NIGHT HAWKの方が本当に良いと思うなら「EVがNIGHT HAWKよりイイ!」と書くべきところ、やはりWendyを持ち出すところに、アンチ連中の悲哀が感じられる。なんだ、NIGHT HAWKよりWendyの方が良いとわかっていたんじゃないかと。アホよのう。

そして今回、巷では新しいWendyよりOG盤が良いと言い出す奴が出てきた。おいおい、前回のNIGHT HAWKはどこへ消えた。EVはどこへ消えた。前回話題にもならなかった今度はOG盤の登場ですかい。もうWendyでなければ何でもいいの世界になっている。だったら無視すればいいんじゃねえの? こちらもわざわざ買ってくれとは言ってないし、むしろ買うなと言っている。どうぞNIGHT HAWKでもEVでも聴いててくださいと。それで今度はOG盤かいな。前回名前が挙がったNIGHT HAWKとEVは、結局咬ませ犬だったということか。

さて、そのOG盤との比較である。
インフォでは、OG盤の元となったテープが、Wendyの元となったテープのコピーであると書いた。これは実際そうなのだが、それを証明するものは何もない。だから、まあ信じる信じないは読者の判断に委ねるが、それはあまり重要ではない。まず最初に内容的な事をいえば、OG盤はもう比較の対象外である。本来、完全収録だとディスク3枚もの長さになるはずの929が、OG盤は2枚分の曲数しかない。曲でいえば「Black Dog」「Dazed And Confused」「That's The Way」「Going To California」「Friends」「What Is And What Should Never Be」「Rock And Roll」といった曲が、豪快にごっそり未収録である。「Whole Lotta Love」も収録されてはいるが、後半のわずかな部分のみの中途半端な収録にとどまっている。つまり内容的にお話しにならないのである。

次に音質である。
両者の明らかな違いとしてステレオ感の有無が挙げられる。OG盤はほとんどモノラルで収録されているのに対し、Wendy盤ははっきりとセパレートしたリアル・ステレオで収録されている。もちろん位相をわずかにずらすことによりモノラル音源から疑似ステレオを作ることはできるが、このようにきちんとセパレートしたリアル・ステレオは作ることはできない。マルチトラックがあるわけではないので、人工的にセパレートさせることも不可能で、Wendyがリアル・ステレオで収録されているのは元テープの特性が反映されたものであるというのがわかる。

いかなる理由でOG盤がモノラルに落ちたのかは知る由もないが、明らかに制作過程でのミスであろう。ちょうどビートルズの『UNSURPASSED MASTERS』が何らかのミスで当初モノラルでリリースされ、その後ステレオで再リリースされたことを思い出して欲しい。元テープはステレオだったのだが、何らかのミスでモノラルになってしまった。それと同じミスがOG盤でも生じているのである。ステレオ音源をモノラル化することは可能だが、その逆は不可能である。よってモノラルに落ちたOG盤よりも、リアル・ステレオで収録しているWendyの方がジェネレーションが若いという何よりの証拠であろう。

そして実は、今回のWendy929を制作するにあたって、テープが物理的に劣化している部分があったことを告白しておこう。黒ジャケ929の時は、そのまま使っていたのだが、今回、わずかな時間だが、その部分をOG盤の音源と差し替えてある。あえてどの場所かは書かないが、明らかにメインのWendyソースよりOG盤を使った部分の音質が劣っているのがわかる。もちろんそこだけモノラルに落ちている。興味あらば探してみて欲しい。

上記のようなことは、マニアの間では常識かと思っていたが、「自称」マニアの連中は違うようだ。ウチのお客様はこの1971年9月29日大阪公演を、リアル・ステレオで完全収録のWendy盤で楽しんでいる。「自称」マニアの連中は、どうぞどうぞ、不完全収録でモノラル音源のOG盤を聴いててくださいな。誰も無理にこちらを買ってくれとは言ってない。むしろそういう連中は買わなくてよろし。本当に楽しんでくれる方々にこそ、私は手にしてもらいたいのである。

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LED ZEPPELIN 929 

ツェッペリンの929が10月26日に入荷する。
既発盤を遥かイスカンダルの彼方へ一蹴する音質と内容なので、
これは是非聴いてもらいたい。

929 slip

特にマニアの方に注目していただきたいのが、
既発盤にあったプチッというノイズが皆無である点である。
お手元にある929のどれでもいいが、
特に「Going To California」や「Moby Dick」を聴いて頂きたい。
終始プチッ、パツッ、ポツッと入っているのがわかるだろう。
本作にはそれが皆無である。

そして何より今回改めて聴いてみて、
Wendyのテープがいかに優れているかというのがわかった。
レンジに広さが違う。音の広がりが違う。
これはもうジェネの若さに由来するものでしかない。
では、実際に聴き比べて頂こう。

DAZED AND CONFUSED
ネット上で出回っている「2nd Gen」と呼ばれている音源
WENDYの新作「LIVE IN JAPAN 1971 929」

どうよ。
言葉ではわからずとも、このイントロの「ワワワワ~~~~ン」が違うのがわかるだろう。
これは音処理の範疇では不可能なジェネの若さに由来する大きな特長なのである。
2nd Genが低い天井の部屋で伸びをしたら天井に手がぶつかってしまっているのに対し、
Wendyは天井が高いからう~んと大きく最大限に伸びが出来る、そんな違いである。

最後になるが、この929のリリースを記念してマグカップをご用意させていただいた。
もしよろしければ、こちらも合わせて楽しんでもらいたい。
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こっちの方が事件だ 

ライトハウスが1971年9月28日の初登場オーディエンス音源を出すらしい。
マジすげえ。ゴイスー。
これで1971年も1972年も来日公演は完全に聴けるようになる。
アンコールが完全に聴けるとなると、もう音質なんかどうでもいい。
とにかく聴けるようになったのが素晴らしい。
買うしかないな。

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