ワンダーラスト運営日記

昨年末、私、常連のお客様、そして西新宿のお店の人などで、
新宿の焼肉屋でささやかな忘年会をした。
一緒に飲んでいた付き合い長いお店の店員が言う。

「ねえ、基本的に○○○の事を下に見てるでしょ？
もし本当に意識してたら、絶対にそんな余裕な顔してないもん。
話題にもしないじゃん」。

この店員は、ネクストタイムの店長の「田中」が実は偽名で、
正体が○○○だと知って腰を抜かした、
「店長が偽名の怪しい店 1」で証言してくれた人物である。
プロになる前の客時代の「田中」のことも良く知っている。

ええ、仰せの通り下に見てます。
相手がどの程度なのか作品を見ればわかるので、
「田中」が何を出そうと、どうでもいい。
もちろんGRAF ZEPPELIN レーベルも買ってない。

ところが！

「田中」が WENDY の『GOING TO CALIFORNIA』を、買ってんだよ。
気になるぅ？ 気になりますぅ？ 気になるよねぇ?　やっぱりぃ？ ぷっ。
コソコソしないで、ワンダーラストに直接オーダーしてこいよ(笑)

Category: 店長が偽名の怪しい店

ネクストタイムの「田中」は、
かつて「クマ牧場のおっさん」というハンドル・ネームでブログを書いていた。
ブログ自体が消えてしまったので原文が確認できないが、
ブラインドフェイスで買い物をした際に、
「レシートの番号が若いのであまり売れてなさそうだ」みたいなことを書いていた。

マニアって怖いな。
私はレシートをもらっても、そんなところまでチェックしないけどな。
レシートの番号を見て、売り上げ状況を予測して、
あの店は売れてなさそうだとかブログで書く、
普通の客がそこまでするか？
きっとこれはマニアとか関係なく、
精神的な別の要素が絡んでいるような気がする。
本当に怖い。

さて、ウチのお客様のひとりが、
今年の始め頃、ネクストタイムに行ってきたそうである。
御茶ノ水までわざわざ足を運んだので、手ぶらでは帰りたくない。
仕方なく何かテキトウに安いものを買ったら、
レシートの番号が、なんと2番だったそうである。

「結構、遅い時間に行ったのに、その日は自分以外ひとりしか客が来なかったということですか！？」

客商売をしていてレシート渡したら、その客に、
「レシート見ると売れてなさそうだ」、
「レシートの番号が2番だから自分以外にひとりしか客が来てなさそうだ」、
こんなことをブログで暴露されちゃうなんて、
本当に怖い世の中になりましたなあ。

「田中」くん、君がブラインドフェイスについて書いていたことだから、
同じことを、こうして自分が書かれても怒るわけにいかんわな。

Category: 店長が偽名の怪しい店

安倍政権及び日銀総裁はデフレ脱却を政策の幹に据えている。かつて歴史上の経験から、日本はインフレに対するアレルギーみたいなものがあり、それがデフレを是認する空気に繋がっているのではないか。インフレよりまだマシ、みたいな。

デフレは端的にいえばモノの価格が下がることである。なるほど価格が下がれば消費者は喜ぶ。何も悪いことはないと思える。しかしデフレによって売っている側は売上が減り、利益が減り、それは引いては従業員の給与にも反映される。つまり、いずれ消費者に返ってくるということである。インフレもデフレも、いずれも行き過ぎは良くない。そして現在の日本はデフレに振れ過ぎていて企業体力が弱っている。だからこそ、安倍政権はデフレ脱却を叫んでいるのである。大雑把だが、詳しい経済の話はまた改めて。

何を言いたいかというと、どの店も安いなあと思って。
1000円CDが大量に出回っているが、デフレを象徴しているなあと思って。

Category: ブログ

武道館はブートレガーよっしーのホームグラウンドで、
本人は「最適なポイントがある」「武道館は壁が薄い」と周囲に豪語している。

その「最適ポイント」で、バッグに片手を突っ込みグリグリしながら、
怪しげなアンテナを立て、イヤホンをつけてジッとしている、
細長い顔の30歳くらいの男がいたら、それはブートレガーよっしーである。
みんな、見かけても彼の仕事の邪魔をしちゃいかんよ。

それにしても独身のブートレガーよっしーに「壁が薄い」とか言われると、
ウチのアパートは壁が薄いから隣の新婚さんの声が～みたいな、
どことなく淫靡な昭和の香りがする。

また今回もブートレガーよっしーは武道館に行くとのことなので、
ウチのスタッフは皆、期待している。頑張ってこいよ。

Category: 三鷹のサイコパス・ブートレガーよっしー

今上陛下が退位の意向を示してから政府はそれに向けて動いている。今上陛下は退位され皇太子さまが次の天皇に即位なさる。当然、代替わりなので改元される。生年月日を尋ねられると、ほとんどの日本人は元号で答えるはずである。今や赤旗ですら元号を併記する時代に、生年を西暦で答えるのは極左くらいのものであろう。

先日の東京新聞に面白い記事が掲載されていた。皇室典範において、新しく天皇に即位される方は相続税を免除される規定があるが、今回のように、生前退位については現行法始まって以来のことで規定がないらしい。つまり生前贈与という扱いで相続税が課されることになる。そして天皇の正統性を示す三種の神器も課税対象らしい。法的に言えば。

三種の神器・・・天皇陛下本人ですら実見が許されていない剣と鏡と勾玉である。
鏡は岩戸隠れの際に天照大神を映したもの。勾玉はその際に神々の宴会で掲げられていたもの。剣は八岐大蛇の尻尾の中から出てきたものである。もちろん壇ノ浦に沈んだため新たに差し替えられたものもあったりするが、詳細はさておき、これらは神話と歴史を繋ぐもので、代々正統な天皇の証として伝えられてきた。その三種の神器が法的には課税対象になる。もちろんそんなバカなことはないだろうし、そうならないよう何か特別法が作られるはずである。そもそも三種の神器の貨幣価値などない。ないというのはゼロではなく査定不可能という意味である。

ダビンチのモナリザはかつて2度だけルーブルを出たことがある。一度は盗難によりイタリアに、そしてもう一度は展示のため日本にやってきたときである。現在もそうだが、美術品には保険がかけられる。ところがモナリザに貨幣価値をつけようがなく、保険会社が見積もりに困ったという話だ。人間と同じで値段はつけられないということだろう。

Category: ブログ