Apple、同社製品の修理をサードパーティにも認める方向で譲歩中? 7
ストーリー by hylom
転換 部門より
転換 部門より
あるAnonymous Coward曰く、
最近たびたび話題になっている「修理する権利」だが(過去記事:米国で「修理する権利」法制化の動き、複数の州に広がる)、多くのメーカーはこれに反対している(過去記事:ゲーム業界、修理マニュアル公開などを義務化する米法案に対し反対姿勢)。しかし、Appleはこの動きに抗えず、方針を転換する方針だと報じられている(MOTHERBOARD、GIGAZINE、Slashdot)。
MOTHERBOARDでは例として、今後発売が予定されている新しいMac Proがモジュラー構造になり各コンポーネントアップグレード可能になっていること、新iMacではCPUやメモリがユーザーによってアップグレード可能になっていること、iPhone 6 Plusのタッチセンサ不良問題においてサードパーティの修理業者による修理後も本体の保証が継続する方針としたことなどが挙げられている。また、最近Appleは、今までは直営店などにしか設置していなかったiPhoneの修理に使用するキャリブレーション装置を、Apple認定のサービスプロバイダ業者にも提供しはじめているという(ロイター)。
こういった動きの背景には「修理する権利」の法制化だけでなく、Apple Storeだけでは顧客に対応できなくなっていることもあるという。
認めるは認める。が、しかし (スコア:2)
OSアップデートの際に文鎮化するかどうかは自己責任
# ナチュラルにやりそうだからな
Genius Shopみたいなのが欲しい (スコア:0)
iPhoneの修理屋はあれだけあるのにiMacやMacBookの修理屋が未だ少ない。誰か総合的なのを作ってくれ。
Re:Genius Shopみたいなのが欲しい (スコア:1)
認定サービスプロバイダで手順を踏めばMacの店頭修理も受けられるようにすることもできるのですが
iOS機器より求められるハード・ソフトの知識や技術レベルが高度になり、
appleの試験にパスするレベルのスタッフだと、割と何処でも飯が食えるスタッフなので
バイトやパートで集めるのは非現実的ですし社員で集めるにしても結構大変です
しかも大型ターミナル駅の家電量販でもなければ、修理で持ちこまれるiOS機器と比較すると微々たる量なので
人件費かけて人を確保して店頭修理を受けるよりもセンドパック修理という形になってしまいがちです
iOS機器よりも実質的な商品寿命が長く、パーツを在庫していない旧商品が持ち込まれて結局センドバックになるってのもありますね
長々と書きましたが投資対効果が低く、人を育てたら育てたでどっか行っちゃうのが困るって感じです
認めるだけ認めておいて (スコア:0)
やれるもんならやってみろとばかりに、今後はifixit [ifixit.com]でRepairability Score 0を確実にもらえそうな構造にするとか。
Re: (スコア:0)
修理する権利が修理できるものを作る義務まで含まない限りその方向はできますね。
ただやりすぎるとさらに厳しくされかねないとはいえ、必要性もあり現状でもやってるんだからできますね。
その内に競争が起きて、ユーザーが公式のサポートを避けるようになり、修理屋からの収入が無視できなくなれば自然に修理しやすくなるかも知らんが。
修理しにくい設計なんて社会全体で言えば害の方が大きいだろうから仕組みさえ作れば機能するはず。
Re: (スコア:0)
修理のしにくさで起きる損失より、接着剤べたべた使ってスリムで見栄えのいい筐体を作り、人気を集めることで得る利益の方が
大きければ営利企業は後者の方を選びますよ。そして世の中は確実にそういう方向に向かっている [gigazine.net]ように見える。
Re: (スコア:0)
ロボットで製造するようになったのも大きいんじゃないでしょうかね。
人間が作る場合それほど正確に位置決めできないので接着剤は使えないですが、ロボットなら正確にポンと置くだけですから。
今後こういう方向にいくでしょうね。