多分、血縁関係は無いと思われる
それとも、両者には切っても切れない程の深い絆が存在するというのか。
せめて同じ種類の鶏ならば目を瞑っても良かったが、こと国内流通の肉用鶏に関しては、採卵鶏の代表格である白色レグホンとは異なるハズだ。
しかも、肉用鶏のほとんどが人間でいうところの10歳にも満たない成長過程で出荷される訳であり、親どころかむしろ子供と考えた方がしっくりくる始末。
挙句の果てには、玉子だって無精卵なのだ。いくら温めても孵化する事など未来永劫有りえない。つまり、何時まで経っても子供にすらなれないのだ。
身体だけが大人の様になった子供。そして、親から命を授かることが叶わなかった卵。
それなのに何故、これを親子丼と呼ぶのだろうか・・・
今日の晩飯を半分くらい胃袋に収めたところで、ふと思ったことを書いてみた。
鶏が先か、卵が先か。
とりあえず、今は食べ終わることが先決なのだろう。