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ヤマハ、手のひらサイズの楽器用ヘッドフォン・アンプ「SessionCake」を発表! 複数台併用すればモニター・ミキサーとしても機能、iOSデバイスとも連携
ヤマハが、手のひらサイズの楽器用ヘッドフォン・アンプ「SessionCake(セッションケーキ)」を発表しています。
「SessionCake」は、横幅103mm×奥行103mm×厚さ42mm/約250グラムの超小型ヘッドフォン・アンプ。エレクトリック・ギター/ベースやシンセサイザー、マイク(SC-02のみ)などを直接繋いで、ヘッドフォンで気軽にモニタリングできる便利グッズです。赤色の「SC-01」(標準フォーン入力 ×1)と青色の「SC-02」(標準フォーン入力 ×2、XLRマイク入力 ×1)の2モデルがあり、どちらも標準フォーン入力はHi-Z入力に対応。単3電池2本で約10時間動作するので(アルカリ電池使用時)、電源の無い場所でも使用することができます。
これだけだったら小型の楽器用ヘッドフォン・アンプという感じですが、「SessionCake」がおもしろいのは、複数台併用することでモニター・ミキサーとしても機能する点。CHAIN端子(ステレオ・ミニ)を使って数珠繋ぎすれば、すべての「SessionCake」の入力音が共有され、バンド演奏/セッション時のヘッドフォン・アンプとして活用することができます。つまみはINPUT、PAN、PHONESのほか、CHAIN端子への出力には影響しない“Me”というつまみも備えているので、自分の演奏(歌)だけを大きくしたり(あるいは小さくしたり)することが可能。「SessionCake」は、最大8台までの併用に対応しています。
また「SessionCake」は、iPhoneなどを接続できるAUX端子も装備。このAUX端子は、3.5mmのTRRS(4極)仕様となっており、録音アプリを使ったレコーディングや、エフェクター・アプリを使った音処理も可能になっています。
「SessionCake」は2017年6月24日発売で、価格はオープン・プライス、実勢価格は「SC-01」が7,000円前後、「SC-02」が9,000円前後となっています。詳しくはヤマハのWebサイトをご覧ください。
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