東芝 主要取引銀行が新たに280億円融資へ 資金繰り支援
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経営再建中の東芝の当面の資金繰りを支えるため、三井住友銀行やみずほ銀行など主な取引銀行が、月内に280億円の融資を新たに行う見通しになったことがわかりました。
東芝は、経営の再建に必要な資金を確保するため、半導体子会社、東芝メモリの売却交渉を急いでいますが、足元では資金繰りが厳しく、運転資金の確保が課題になっています。
このため関係者によりますと、三井住友銀行やみずほ銀行など主な取引銀行が、東芝からの要請に応じて事前に設けていた2800億円の融資枠の中から、280億円を新たに融資する見通しになったことがわかりました。
融資枠を使うには、東芝の半導体子会社の株式を担保にすることが必要としてきましたが、半導体事業で提携してきたアメリカのウエスタンデジタルとの間で株式の売却をめぐって対立が続いている影響で、株式を担保にとれない状況になっています。
このため各銀行は、株式を一時的に預かる特別の対応を取って月内に融資を行う見通しで、これにより東芝の再建に欠かせない当面の資金繰りに一定のめどが立つことになります。
このため関係者によりますと、三井住友銀行やみずほ銀行など主な取引銀行が、東芝からの要請に応じて事前に設けていた2800億円の融資枠の中から、280億円を新たに融資する見通しになったことがわかりました。
融資枠を使うには、東芝の半導体子会社の株式を担保にすることが必要としてきましたが、半導体事業で提携してきたアメリカのウエスタンデジタルとの間で株式の売却をめぐって対立が続いている影響で、株式を担保にとれない状況になっています。
このため各銀行は、株式を一時的に預かる特別の対応を取って月内に融資を行う見通しで、これにより東芝の再建に欠かせない当面の資金繰りに一定のめどが立つことになります。