小栗旬さんが主演を務めた映画『ルパン三世』は、マンガとは違う魅力がありました。そこで、映画ルパン三世をまだ見ていない方のために、ネタをバラさないように、出演したキャスト・ストーリー・見所などを紹介しましょう。
「ルパン三世」のキャスト
ルパン三世にとって大事な人だったドーソンが思わぬ所で、亡くなってしまうので、ルパンは仲間と共に仇を討つためにもクレオパトラの宝石を頂こうとします。そこで、その仇を討つまでの激しい戦いを熱演したキャストを紹介するので、見ていきましょう。
ルパン三世(演:小栗旬さん)
イケメン俳優の小栗旬さんが演じるのは、あの世紀の大泥棒ルパン三世です。顔が似ていないように見えますが、意外にもハマり役でそっくりに演じて、クレオパトラの宝石を頂こうとするのです。
次元大介(演:玉山鉄二さん)
アニメのルパン三世を見た事がある方なら分かるかと思いますが、帽子を深くかぶった髭ヅラの男が次元です。それを玉山鉄二さんが演じる訳ですが、あまりにも格好良すぎる次元に絶句してしまいます。
石川五右ェ門(演:綾野剛さん)
綾野剛さんが演じるのは、どのような物でも真っ二つにしてしまう男です。顔は石川五ェ門に似ていませんが、物静かな所や破天荒な所は、よく似ています。
峰不二子(演:黒木メイサさん)
マンガのルパン三世ではヒロイン役として登場する峰不二子ですが、それを黒木メイサさんが演じます。喋り方や雰囲気は似ていますが、顔立ちやスタイルは少し違うかなという感じはします。
銭形警部(演:浅野忠信さん)
少しオッチョコチョイな銭形警部を演じるのが、浅野忠信さんです。マンガに比べれば、少しだけ物静かな銭形警部かなという感じはしますが、怒鳴り込むシーンなどはマンガに負けないほどの迫力を感じさせてくれますね。
マイケル・リー(演:ジェリー・イェンさん)
マイケル・リーはルパン三世と激しく戦い合う事になりますが、その戦いの果てに思わぬ決断をする事になります。
「ルパン三世」のストーリー
峰不二子は、必死の思いでシンガポールの美術館から古代オリンピックのメダルを盗もうとします。しかしメダルを手に掴む寸前で、ルパン三世が横取りしていくのです。しかしマイケル・リーは峰不二子の命と引き換えにメダルを寄越すようにルパンに迫って、しぶしぶメダルを渡す事にします。
その後に、ルパン達は盗賊集団「ザ・ワークス」の仲間たちと共に集結します。そこではなぜか峰不二子がメダルを手にしていました。そしてザ・ワークスのリーダーである『ドーソン』がメダルを手にした物に地位を譲ろとします。そこへマイケルの仲間たちが乱入してきて、ドーソンは亡くなってしまうのです。しかしマイケルは、そこまでしようとは思ってなかったので困惑しながら逃亡してしまいます。
ルパンはそれから峰不二子に騙されて、銭形警部に捕まってしまいます。しかし銭形警部からマイケルの居場所を聞いたら、アッサリと逃亡に成功してしまいます。ルパン三世はドーソンの仇を討つためにも、マイケルが狙っていたクレオパトラの宝石『クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ』を頂こうとします。
そのために、次元大介・石川五ェ衛門・峰不二子と共に行動していきます。しかし、その過程でマイケルがドーソンを恨んでいたのは、プラムックに騙されていた為だと分かるのです。その後にマイケルはルパン達と行動を共にして、プラムックからクリムゾンハート・オブ・クレオパトラを盗もうとしますが、ルパンは罠にハマってしまって絶対絶命のピンチに陥ります。その時にマイケルは命がけの行動でルパンを助けます。
そしてルパンが目覚めた時に見た光景は絶望的なものでした。そしてルパンは峰不二子たちと一緒に、プラムックの一味たちに完全に包囲されてしまいます。果たしてルパンは、この危機をどのようにして乗り切って宝石を頂くのか?
「ルパン三世」の見所
ルパン三世のDVDを観る前までは、あのイケメン俳優の小栗旬さんがルパンを演じるのは無理があると思っていました。所が喋り方がソックリな上に雰囲気もよく似ていたので、マンガのルパン三世が好きな方が見ても、ある程度は満足できる映画になっています。ただしコミカルな要素がアニメに比べたら、少し弱いかなというのが残念なポイントですね。
そしてマンガでは味わえない激しいアクションシーンが出てくるのが、この映画の大きな見所と言えます。ただし、そのアクションが映画の大部分を占めるので、そのアクションを好きか嫌いかで映画ルパン三世の満足度が決定されるでしょうね。