小峠英二、MC番組が『イッテQ!』と対決「イカレている」

地球を舞台に芸人たちが体当たりでロケに挑むバラエティ番組『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』（テレビ朝日系）のゴールデン2時間SPの収録が6月20日（火）に都内で行われ、MCを務める「バイきんぐ」の小峠英二と、アシスタントの大石絵理が出席した。

毎週火曜日午後11時15分からレギュラー放送されている本番組の初特番が日曜のゴールデン帯に放送されることになり、小峠は「バカじゃないかと思いました。そもそもゴールデンでやることじゃないし、裏が日曜のあの時間帯で強豪ぞろい。視聴率が残っていない時間帯。そこにぶつけていくのはイカレているとしか思えない」と苦笑い。

「でもスタッフの覚悟が見えていていいですね。この番組らしい」とフォローしつつ、視聴率について問われると「二桁いけば万々歳。できれば一桁後半。難しいんだよあの時間」とため息。

大石も「イッテQ（裏番組の『世界の果てまでイッテQ!』）が20％ですもんね。それを越えないと」と心配げ。「二桁行ったら2人水着でやりましょうよ」と小峠に提案し、「あの番組を水着でやる意味が分からない」と失笑させる一幕も。大石は小峠と対照的にゴールデン放送に前向き発言。「わたしの友達はみんな家族で見てくれている、みなさんも家族で見てくれたら嬉しい」と笑顔。

番組は通常、「ミステリー」「豪華客船」「釣り」「ドローン」「部族」をテーマに進行しているが、今回の特番では「部族」のテーマ一本で押すといい、大石は「癖になるんです。最初『部族アース』を見た時にぶっ飛んでいるシーンがたくさん。でも、だんだん気になっていく。これからどうなるんだって。外国に旅行に行ってもあんな部族の方と普段お会いする機会もないし、初めて知ることだらけ。世界ってこんなにも違うんだってって毎回思うんです」とその魅力をしみじみ語る。

小峠もそんな大石の言葉を受け、「『川口浩探検隊』じゃないですけど、こういう一昔前にやっていたような、今のテイストではない番組はなかなかない。とにかくロケのしんどさはありますが、そこでのスタッフの徹底した掘り下げ方、そこにぜひ注目して欲しい」とコメント。「ハラハラドキドキ2時間半見れると思います。初めての方、今まで見ていた方、どの方にもぜひ見て欲しい」とアピールしていた。

『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』ゴールデン2時間SPは7月2日（日）18時30分～テレビ朝日系にて放送。