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Fate Quiet Killing One Another 作者:ポンジョルノンガバビット
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マスター

初めて書いたので下手なので指摘お願いします

-冬木市-
クリスマスの日、「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。
降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ
閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされる刻を破却する
――――告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ
誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、
我は常世総ての悪を敷く者。
汝三大の言霊を纏う七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」偶然の一致か、6人のマスターがほぼ同時に英霊召喚をした。第4次、第5次と2度にわたり願いは成就されず、小聖杯が壊された影響か、聖杯には負荷がかかり亀裂が生じていた。
 -国立美術博物館-
 数日前に宿った令呪をみて「本来は赤いハズの令呪が黒ずんでいる。」と疑問に思う国立美術博物館に務める上楽祐希(裏の顔は元協会所属の1流魔術師。召喚を得意とする。)は国立美術博物館院長のバリィ・コリンズに疑問をたれていた。バリィ・コリンズは国立美術博物館の裏の展示品を任されている1流の魔術師だ。聖杯戦争にも詳しい彼はこの令呪の色の変化に驚いていた。彼も知らぬその令呪の色は聖杯戦争の異変を表していることは確かだった。「もうすぐで君の魔力が高まる時だ。裏に行くぞ祐希君。」2人は物置にある棺桶を開け階段を下りた。
 -冬木市南東の住宅街-
 結界によって誰も気に止めることができないようになっているその家のなかの一室で眩い閃光と共にその家は停電となった。ここに住んでいるのは山田優太。フリーランスの雷を使う武闘派の魔術師。そんな彼に三ヶ月前突如として、黒い令呪があらわれた。最初は「なんだこれ?」と毎日を過ごしていたがある日、聖杯戦争を知り少し違うがこれが令呪だということを理解し聖杯戦争への参加を決意した。彼は雷を得意としていたため電気の祖ニコラ・テスラを召喚しようと計画を練っていた。ニコラテスラを召喚するための触媒はテスラコイル一択だった。魔術師である彼にテスラコイルを入手することは容易いことであった。もって帰ってきたテスラコイルを試しに使った結果停電というしまつだった。起動することの確認ができたので、彼はテスラコイルをもち工房のある地下室へ移動した。
 -郊外の森の中-
 大きな城にてアインツベルン家の歴代最高傑作のホムンクルスのウエルス・フィール・フォン・アインツベルンは英霊召喚のための触媒聖剣アロンダイトの柄を受け取っていた。彼女の魔力量は今までのホムンクルスとは比べるべくもないほどにもっている。しかし彼女は感情の一部が欠落していた。故に触媒を渡されて英霊召喚のための魔法陣の準備が整うまでの数時間、何も考えず何もせずただ座っているだけであった。「 ウエルス様召喚の儀式の準備が整いました。」そんな執事のホムンクルスの声に反応し、ようやく動き出すウエルスだった。
 -仮倉庫-
 倉庫の中、もうすぐ英霊召喚が行われるというとき、彼はおかしな触媒を持っていた。名前は中村凪。彼は魔術師としての腕はに2流といったところだが恐るべき点はその博識さにあった。彼は相手のサーヴァントについて少しの情報で推測し真名を見破る。得意な魔術は呪術で頭の悪い魔術師では決して無い。そんななか彼がもつ触媒とは靴下。しかも子供用のであった。彼はそれを祭壇におき、召喚儀式の準備を整える。
 -取材撮影の控え室-
 有名な女優中条あやみはテレビの取材撮影が終わり控え室にて休んでいた
すると「やぁ」いつ現れたのかそこには1人の神父の姿があった。鏡を見るまでは気付かず彼女は戦闘態勢に入る。「どうしてあなたがいるの?」 「実は私にも令呪が宿ってしまってね。魔術は投影以外はからっきしなんだ。友達である君の助けを借りたい。召喚用の魔法陣をくんでくれないかい?」「誰がそんなこと!」「もちろんタダでとはいはない君の命と交換というのはどうかね。」そうして、神父は投影によって作り出した鎌を彼女の首に突きつけた。仕方なく彼女は言う。「いいわ、やるわ。」「では着いてきてくれ。」 
 中条あやみ彼女の用いる魔術は魅惑や幻惑による相手への精神鑑賞である。また聖杯に選ばれしマスターでもあった。
 「神父は男であり相性は最高なのだが、あいつは私の魔術を知っていて近づいている。今私にはこいつを倒せる自信がない。ついでにあの鎌を扱う奴は危険だ。あの代行者に匹敵するとも言われている。ここは従うしかない。」そう思い神父について行く。すると教会へ着いた。「それでは頼む。」そう神父に言われ中条あやみは召喚陣をくんだ。くみ終わったところで用済みとでもいうように彼女は追い出された。そんな対応に怒りながら様子を伺ってるいと、教会から強い光が放たれた。「まさか!もう召喚したの!?」
 神父その名は望月光希。魔術は投影のみで基本的に鎖のつく鎌を作り出すスタイル。魔術師としての才能はほとんど無く膨大な魔力を持て余す。体術や筋力などは代行者にも匹敵する強者である。そんな彼に黒き令呪が宿る。しかし彼は令呪の色についての疑問を浮かべない、彼は聖杯戦争について知っていることは少なくただ概要を理解しているというだけだった。それはただ7人のマスターとそのサーヴァントが聖杯を求め戦うということ。彼は英霊召喚のため友人である中条のもとに向かう。音もなく中条に近づき、交渉により召喚陣を確立させた。クリスマスの前日、彼は事前に聖堂教会から支給された角笛オリファンの破片を使い詠唱を唱える。「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。 降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ 閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。 繰り返すつどに五度。 ただ、満たされる刻を破却する。 告げる。 汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。 聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ。 誓いを此処に。 我は常世総ての善と成る者、 我は常世総ての悪を敷く者。されど汝はその眼を混沌に曇らせ侍るべし。汝、狂乱の檻に囚われし者。我はその鎖を手繰る者――。汝三大の言霊を纏う七天、 抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ。」唱え終わると同時に眩い閃光。そして英霊は現れる。
 -国立美術博物館-
 クリスマスの日、「うわぁー。すげぇ綺麗だ。」博物館の展示物を見ながらそんなこと呟く男。博物館で寝ていたところ、そのまま閉館時間になり取り残されてしまっていた。そんな中、彼は歩いていく2人の男を見た。彼らが入っていた棺の中に続く階段を少し間をおいてついて行く。
 -とある魔術の禁書目録な学園-
 彼は不幸な男であった。古くからある魔術師の一家でありながら彼には魔術回路がおかしなことになっており正常には動かずただ魔力をもっている人という肩書きになっている。その一家は上条家。代々錬金術を得意とする一家であったがそれは上条当麻の代で終わりを告げようとしていた。しかし、そんな彼に白い令呪が宿る。上条家の跡取りは息子の当麻しかおらず。魔術師としての才のない彼にすべてを託さず負えなかった。聖杯戦争というビッグチャンスに。彼は一家に伝わる家宝「賢者の石」を渡される。しかし、それは賢者の石というにははなはなだしい砂のように小さいものであった。使うこともできないそんなガラクタを家宝にするほどこの家は廃れている。しかし賢者の石ではある、間違いなく聖遺物。彼はそれを使い錬金術の祖ともいえる英雄を呼び出そうとしていた。
 
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