
「1台は市販の薪ストーブをカスタマイズしたもの。もう1台は、自作のロケットストーブです。市販品を改造したものはテント内で、ロケットストーブはテント外での調理に使っています」
「薪ストーブ」と聞くと鋳鉄製の重厚なものを思い浮かべがちだが、現在は薄く軽量な鉄板製モデルも充実。野外へ気軽に持ち出せるモデルが、各社から発売されている。
「ストーブと相性がいいのはモノポールタイプのテント。ストーブの煙突をまっすぐ伸ばせば、そのまま天窓から抜けるからです。しかし、それ以外のタイプも工夫すればストーブを導入できますよ」
中村さんはテントのサイドパネルを巻き上げ、そこから煙突を出す方法でストーブを使用。パネルと同寸の耐熱シートで開口部をラフに覆う。
「室内は輻射熱で十分に暖かいので、少々の隙間は換気口代わりに好都合です」
クッキングストーブRS41改

して省スペース化を図っている。
クリアランスでテントを守る







