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阿修羅を凌駕する存在
ドッスン、ドッスンと地面が揺れる。
勇者の侵入をテリーとリリ、ドラゴンナイトのパーティーで迎撃していると、背後からものすごい足音が聞こえてきた。
勇者の攻撃をよけつつ目をぐるんと真後ろに滑らせる。
十数メートル離れたところから巨躯のモンスターがこっちにむかってくるのが見えた。
赤い肌、筋骨隆々の肉体、下手な成人男性の体よりもぶっといこん棒を持っている。
体だけでも相当の威圧感を放っているが、かぶっている鬼の面が更にその威圧感を増している。
こいつ、たしか……。
「クリスさんだ、オーガのクリスさんだ」
「すごーい。あたし初めて、こんな近くでクリスさんをみたの」
オーガのクリス。
戦闘スタイルは見た目通りの超パワー型インファイター、こん棒の一撃はまともに当たれば木っ端微塵、当たり所がよくても致命傷という、ディープフォレストきってのアタッカーだ。
ちなみに非公式で集計されてる勇者撃退数ランキングで月間一位の有名人でもある。
普通オーガはお面なんかつけない、素顔でも結構強面だからだ。
でもクリスは何故かお面をつけている、それがトレードマークになっている。
そのオーガのクリスがドッスンドッスンと近づいてきて、おれ達の前に出て勇者に立ち向かった。
赤鬼のような巨人が現われた事で勇者の間に動揺が走った。
今日の勇者は弓兵が多く、慌てながらも遠くから雨あられのごとく矢をうってくるが、全部クリスの肉体に弾かれ一本も刺さらなかった。
オーガの肉体は鋼の肉体、弾いた時に金属音さえした。
反撃、こん棒の一撃。
無造作に振り下ろされたこん棒で前衛の重装甲勇者をつぶした。
鎧がひしゃげて、ぺったんこにつぶれた。
「ひ、ひいいい!」
「何だこいつは」
「バケモノだ!!!」
一撃で戦意喪失した勇者たちは蜘蛛の子を散らすかのように逃げ出した。
無理もない、あんなごっついのがあんな一撃を放ってきたら普通は逃げる。
「……」
クリスは一言も喋らず、黙々と追撃した。
ドッスン、ドッスンと、大地をゆらしながら勇者たちを追いかける。
「リリ、クリスさんにだけは一生かなう気がしない……」
「あっ、弓兵のお姉ちゃんやられた。くそー、巨乳の白エルフだから狙ってたのによお」
オーガのクリスの出現により、おれ達はすっかり出番を失い、アリーナ席で無双を眺める観客になってしまった。
まあ、おれにしてみればこっちの方が楽だから全然ありなんだけどね。
☆
勇者を全員撃退して、新しい勇者も来る気配はなかったので、幼なじみの二人と別れて木漏れ日が差し込む日光浴スポットにやってきた。
空に向かって特大魔力弾を撃って雲を吹き飛ばし、一時間くらいの日照を確保する。
そうしてから日差しの真ん中に移動して、ひなたぼっこをした。
今日の太陽も素晴しい、ひなたぼっこをはじめてからわずか三分で、おれの体がいい具合に溶け始めた。
半溶けになって、目玉焼きのような形になってだらっとする。
気持ち良い、やっぱりひなたぼっこは気持ち良い。
何もしないでだらだらするのは何事にも代えがたい素晴しい一時だ。
ガサガサ……ガサガサ。
「……ん?」
ふと、茂みから物音がした。
この気配は……モンスター。
リリか? ユイか? それともヒメかな。
ここにくるモンスターにあたりをつけていたんだが、そのどれでもなかった。
茂みから現われたのは鬼の面をつけた巨大なモンスターだった。
赤い肌のオーガ、そしてトレードマークのお面。
クリスだ。
「あ……」
クリスはおれを見るなり声を上げた。
「どうも」
「……」
クリスは何もいわなかった。
しばらくの間茂みから出かかった体勢のまま動かなかった。
こっちに来るでもなく、かといって立ち去る訳でもなく。
現われた姿勢のまま止まっていた。
スルーしてこのままだらだら溶けてたかったが、向こうが固まってるので気になって聞いた。
「なにか用か?」
「まだ……ここにいる?」
「ああ……一時間くらいは」
せっかく特大魔法弾で雲を吹っ飛ばしたんだから、曇ってくるまでひなたぼっこをするつもりだ。
それがどうしたんだ?
おれは半溶けのままクリスをみる。
クリスは何か言いたそうで、しかし言い出せない様子。
ふと、その視線がおれとあるポイントの間を行き来しているのが分かった。
気になって目のパーツを半溶けの体の中で動かして視線を追いかけた。
その先に花が咲いていた。クリスはその花をチラチラ見ていた。
その花……何かあるのか?
「……ちょっと用事を思い出した。じゃあ」
おれはそう言って、半溶けの体をうにょうにょとかたつむりみたいに動かして、地面を這ってその場から立ち去った。
森の中に入るとシャキンとして体を元に戻し、母さんでも感じ取れないような、気配を完全に消して大回りして戻ってきた。
ちなみにこの技は母さんのお仕置きから逃れるために身につけた技だ。
完全に気配を消す技だ、比喩じゃなくて気配をゼロにするから、誰であっても察知出来ない。
必死で身につけた技だが母さんにはあまり意味がなかった。
気配ゼロであることを逆に利用されて、「なにもない」場所で逆に見つけられた時は悲しかった。
まあ、母さん以外の相手だと普通に通用するから問題無い。
それを使って戻ってきた。
すると、クリスが花の前にすわっている姿が見えた。
巨躯で膝を抱えて体育座りするその姿は人工庭園の小山に見える。
その横の地面に仮面が置かれていた。
クリスはその体勢のまま、じっと花を見つめていた。
「……くすっ」
そして笑った。
くすっ!?
えっ、今のが笑い声? くすってわらったの?
ガハハハハとかごおおおおとかグラグラグラとかじゃなくて、くすっ?
オーガが魔の森で密かにさいている花を眺めて「くすっ」?
「うそだろおい……」
「――!」
思わず声が出てしまったおれ、クリスは弾かれたようにパッと飛び上がった。
横においたお面をひったくってつけなおし、おれの方にふりむいた。
「さっきの……スライム」
驚愕するクリス、ハスキーな声で言った。
はっきりと驚きを見せて、それが悔しさに変わって、最後は殺気になった――って殺気!?
なんで殺気!?
「みられてしまったからには」
ゆらり、と向かってくるクリス。
こん棒を引きずって、どっすん、どっすんと近づいてくる。
鬼の面と相まって、ちょっとしたホラーだ。
「待て待て待て待て、おれは何も見てない」
「嘘、ゼッタイ」
「本当みてないから、みてたとしてもほら」
言いながら自分で目をつぶした。
ぷちゃ、とゼリーの体液があたりにとびちった。
つぶした目を「×」にした。
「ほらみてない」
「……かわいい」
「……はあ?」
「――はっ!」
何かをつぶやき、それから慌てて正気に返ったクリス。
殺気がまだ出るようになって、おれは更にアピールした。
「本当みてないから」
「……本当?」
「本当本当」
「わかった……」
クリスはこん棒を下ろした、殺気が消えた。
ふう……危なかったぜ。
さすがオーガのクリス、こんなにピリピリくる殺気は母さん以外はじめてだぜ。
原因は……今のをみてしまったからだろうな。クリスはそれをみられたくなかったんだろう。
おれは好奇心でもどってきた事をちょっぴり後悔した。
「おはな……」
「え?」
「お花……好き?」
「え、ど、どうだろう……というかおれがお花みたいなもん?」
「え?」
「ほら」
ひざしの真ん中に行って、日光を浴びて体を溶かす。
半溶けになった体を粘土のように一部持ち上げて、頭のてっぺんに花の様な物をさかせた。
目玉焼きの上に一輪の花をぶっさしたようなシュールな姿になった。
「こんな感じ」
「――ぷっ」
クリスは吹き出した。空気が一段と柔らかくなった。
よしいいぞ、ピエロをやった甲斐があった。
「クリスは花が好きなのか?」
「うん、こうしてお花をじっと眺めてるのが好き」
「へえ。そういえばさっきお面を取ってたけど、そもそもなんでお面をつけてるんだ?」
「それは……」
クリスはもじもじしだした……もじもじ!?
赤鬼のような巨人がもじもじだって?
「き、緊張するから」
「え?」
「お面をかぶらないと緊張するから。しらない相手と見つめ合うと体が動かなくなっちゃうの」
……。
ま、まあそういうこともあるかな。
不思議だ、その事を告白してきたクリスがかわいらしい女の子に見えてきたぞ。
おれは目をごしごしした。
うん、やっぱりちゃんとオーガだ、お面をかぶった威圧感たっぷりの最強なオーガだ。
でも興味がわいた、お面の下に隠されてるクリスの素顔が気になった。
怖い物見たさだ、洗濯する前についつい洗濯物の匂いを確認したくなるような、あれだ。
「ねえ、お面を取って見せてよ」
「だ、だめ! そんな事をしたら笑われちゃう」
「わらわないって」
「でも……恥ずかしい」
「さっき花を見てた時とってたじゃん? ほれおれも花」
スライムの体を変形させて、頭のてっぺんに更に花を咲かせた。
ぽぽぽん、と三本の花を咲かせた。
それが面白かったのか、クリスはぷっ、と吹き出した。
「笑わない?」
「笑わない」
「わかった。じゃあ……とるね」
「ああ」
クリスはそう言ってお面を取った。ゆっくりと……恥ずかしげに。
鬼の下は修羅だった!!!
お面は怖くて威圧感たっぷりだった、しかし素顔はその何十倍も怖くてさらに威圧感を放っていた。
その威圧感は母さん――マザードラゴン級。
弱い勇者だったら威圧感だけで心臓マヒ起こしそうなくらい怖かった。
「は、はずかしいからジロジロみないで」
修羅がなんかおっしゃってますよ母さん。
いやいや恥ずかしいじゃないだろ、それすごい武器ですよクリスさん。
……でもクリスはもじもじしてる。自分の顔がよっぽど恥ずかしいんだろうな。
おれはクリスを見つめた、かなりの殺気だが、弱い勇者だったらそれだけで心臓マヒ起こしそうなくらい怖いが。
いつも母さんにお仕置きされてるおれには大して事はなかった。
「いい顔をしてる」
「あ、ありがとう」
修羅のクリスは赤い肌を更に赤くしてお礼を言ってきた。
がさがさ。
急に茂みから声が聞こえた、クリスはビクッとした。
そこから現われたのは男の勇者だった。
どこからか迷い込んできた勇者は顔を見せた途端かたまった。
クリスを見つめる、ガタガタと震える。
顔が青ざめて歯がガチガチと鳴っていて、よく見たらズボンと地面にシミと水たまりが――失禁していた。
無理もない、クリスの素顔はそれほどの修羅だ。
一方のクリス、こっちも固まっていた。
勇者が現われたとたん固まってしまった、赤い肌が微妙に青ざめて、こっちは女の子のようにぷるぷる震えている。
オーガと勇者、ふたりは見つめ合ったままどちらも恐怖に震えていた。
……なんじゃこりゃ。
どうしようか、と思っていると視界の隅に花が入って来た。
クリスがじっと見つめていた花、お面を取ってじっと見つめていたあの花。
おれも花を生やしたらホッとしたんだっけ。
……よし。
魔法をつかう、ガタガタ震える勇者の頭のてっぺんに花を生やした。
ほわあ……という心和む効果音と共に背筋が一気に氷った。
多分微笑みなんだろう、きっと間違いなく微笑みなんだろう。
花を見たクリスは微笑んだが……その顔は阿修羅をも凌駕する程の恐ろしいものになっていた。
勇者はますます震えたが、クリスは動けた。
ハッとした彼女はさっとお面を付けなおし、こん棒で勇者を叩き潰した。
その瞬間、まわりを漂っていた威圧感がうすまった。ただのお面をつけてるレベルにもどった。
「こ……こわかった」
いや怖かったのはあんただから。
オーガのクリスは、お面を取ったら気弱な修羅になる不思議ちゃんだった。
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