いきなりですが、甘いもの食べすぎていませんか?
実は甘いものを習慣的に食べている人は、慢性的な膝の痛みを抱える傾向が高くなります。
とくに血糖値を急激に上昇させるような白砂糖をたっぷりと使ったケーキや菓子類は、膝痛を悪化させます。
ということで、今回は甘い食べ物がどうして膝の痛みを誘発させるのかを説明し、膝の痛みを根治させるための具体的な食生活についてご紹介します。
目次
甘いものは百害あって一利なし!
ティラミス、チョコレートパフェ、クレームブリュレ、いちごタルト、シュークリームetc…
日本では1977年にクレープが流行してから、スイーツブームが巻き起こり、甘い食べ物が蔓延しています。
白砂糖がたくさん入った洋菓子類などのスイーツや、コーラなどに代表される炭酸飲料は、本当のことを言うと食べないほうが絶対に良いのです。
なぜなら、洋菓子や炭酸飲料に含まれる白砂糖には血液をどろどろに汚す性質があるからです。
甘いジュースを床にこぼすと、床がベトベトになるように、そういったものを体内に取り込むと血もベトベトになるのです。
つまり、甘い食べ物は百害あって一利なし、なのです。
とくに膝に痛みがあったり、体のどこかに不調をきたしている人は、甘いものを摂取するのをストップさせる必要があります。
白砂糖は血液をどろどろにし、血の流れを悪くし、体内の栄養素や酸素を奪い取っていきます。
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白砂糖は膝の痛みどころか、ガンの原因にもなる
現代人が低体温になり、ガンになる確率が2人に1人にまで増えているのは、白砂糖が大きな要因だと考えていいでしょう。
意図的にスイーツブームを起こし、「現代人を砂糖で蝕み病みつきにさせる巨大なマーケット」が創られているのです。
私は別に根拠や確証のない陰謀論などを、皆さんにお伝えしようとは思っていません。
ありのままの事をお伝えしているだけです。
だって、考えてもみてください。
ガンの検査で有名な検査にPET検査がありますが、ペット検査で使われるのはブドウ糖(砂糖)です。
なんでガンの検査に砂糖が使われるのか、気になりませんか?
私はこの理由を知って、背筋が寒くなりました。
ブドウ糖を体内に注射することで、そのブドウ糖がガン細胞に集まります。
要するに、ガン細胞は砂糖が大好物で砂糖を食べながらすくすくと成長しているというわけです。
正常細胞に比べて、ガンに冒された変異した細胞は、砂糖を3倍~9倍近くも取り込むことも分かっています。
こういった事実を知れば、ミーハーになって、すぐにメディアやマスコミのスイーツ情報に食いついていると、とんでもないことになるのが分かります。
白砂糖の摂取を控えると膝の痛みが解消していく理由
白砂糖が血液をドロドロにして、体を酸化させていくものだということは理解していただけたかと思います。
実際に白砂糖の摂取を控えたり、炭水化物の総量を抑えると、膝の痛みが消失しやすくなります。
膝の痛みが解消していくのには、大まかに分けると以下のような理由があります。
- 血がキレイになって、血液の質が高くなる
- 酸素や栄養を膝の軟骨に送り込むことができる
- 弱化していた筋肉が丈夫になって強い力を発揮できる
とくに白砂糖や炭水化物の摂取を少なくすることで、弱っていた筋肉が力を取り戻します。
膝の痛みと密接に関わりのある太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)は、甘いものを食べると弱体化し、筋肉の瞬発的な力が失われることが分かっています。
筋肉が痩せこけてしまうと、膝の関節におおきな負担がかかり、軟骨が磨耗します。
軟骨には神経がありませんから、軟骨が少し摩耗するくらいでは痛みは起こりません。
ですが、何度も何度も軟骨が繰り返し摩耗してくると、やがて骨同士が激しくぶつかるようになって強い痛みが出てきます。
変形性膝関節症になっている人は、大腿四頭筋が痩せこけて萎縮しています。
痩せてしまった筋肉を取り戻すには、甘い食べ物を断捨離して、筋肉の状態を良好にさせることが大切です。
炭水化物の量を減らすローカーボ食
最近では炭水化物の割合を減らしたローカーボ食なども浸透してきています。
ダイエットで有名なライザップさんもローカーボ食を推奨していますが、ローカーボ食は正しく実践しないと、効果が期待できません。
ローカーボ食の基本は精製された炭水化物を摂取しないこと
食パンや白米などの精製された穀物を食べることは、血糖値を急激に高める原因になります。
食パンを全粒粉の入ったパンに変更したり、白米を玄米に置き換えたりすることで、血糖値の上昇を抑えます。
ローカーボ食を実践している人のなかには、炭水化物を一切とらない人もいます。
ですが、玄米や全粒粉パンのなかには栄養吸収を助けてくれるビタミンやミネラルなどが豊富に含まれているので、完全に断捨離する必要はないと思います。
それよりも、嗜好品などを完全にシャットアウトし、生の野菜や果物などの自然界にある食物を摂取していくことを意識しましょう。
ローカーボ食を実践することで得れるメリット
炭水化物を控えるローカーボ食を実践することで、下記のようなメリットがあります。
- 血糖値が安定し、自律神経のバランスが整うので、日中眠くならない
- 筋肉が丈夫になって、関節が引き締まったような感覚になる
- 朝の目覚めがよくなって布団からすぐに出れるようになる
- 自然治癒力があがるので、からだの回復がはやくなる
- からだ全体がスッキリして、むくみが改善されていく
- 集中力が増していく
ゴハンを食べてスグに眠くなる人は、炭水化物に依存している傾向が強いので、ローカーボ食を実践することで、食後の眠気が解消される可能性が高くなります。
慢性的な膝の痛みは食生活の改善で治そう
特にこれと言った理由がなく膝が痛くなっている人は、食生活を改善するだけで、痛みが解消する場合があります。
甘党の人ほど、体内に乳酸や疲労物質がたまって、疲労が抜けきらない状態になっていることが多いです。
甘いものを断捨離することができれば、今まで原因不明で痛んでいた膝の痛みが消えるかもしれません。
炭水化物に依存していると、甘いものを口に入れていないと落ち着かないため、最初はイライラします。
ですが、頑張って我慢をしていると徐々に体の調子があがっていくのが実感できるはずです。
今回の復習
- 甘いものを食べると、血が汚れて血流がわるくなる
- 血行がわるいと、体温が低下し、自然治癒力がさがる
- 慢性的な膝の痛みの原因は、過剰な白砂糖の摂取による理由が大きい
- 白砂糖の摂取を控えることで、血液がキレイになって、膝の痛みが解消していく
- ビタミンやミネラルなどを意識的に摂取するには、生の野菜や果物を摂取することが大切
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