最近はおもしろそうなライトノベルを見つけてもマンガ版の方を読んじゃうすやまたくじです。
今回はそんな作品の一つ『蜘蛛ですが、なにか?』の感想レビュー評価・考察を。
- 動画考察・感想・評価:動画タイトル(約5分半)
- 蜘蛛ですが、なにか?とは?
- 主人公は女子高生だけど萌え要素はない
- 萌え要素はないけどRPG要素はあるよ
- 主人公の蜘蛛はダンジョンで最弱クラス
- 蜘蛛のステータスの弱さは人間の知恵でカバー
- 蜘蛛ですが、なにか?の独自評価・考察
- 蜘蛛ですが、なにか?の感想レビュー評価・考察まとめ
動画考察・感想・評価:動画タイトル(約5分半)
蜘蛛ですが、なにか?とは?
蜘蛛ですが、なにか?とは、原作:馬場翁(ばばおきな)さん、作画:かかし朝浩(かかしあさひろ)さんにより無料Webコミック『ヤングエースUP』で2015年から連載の異世界転生ファンタジー漫画。
原作はライトノベルです。
本当は原作ラノベを読みたかったのですが、読みたいマンガと観たいアニメの多さからついつい漫画版を選んじゃいました(笑)
ただ、おもしろかったので結果的に良かったかなと。
主人公は女子高生だけど萌え要素はない
主人公は女子高生ですが、タイトル通り蜘蛛の魔物に転生しちゃうので萌え要素は一切なし!(笑)
しかも、開始すぐに転生する&回想シーンでもあんまり人間の姿は出てこない。
マンガの表紙では毎回人間の姿も描かれていますがなぜか顔は見せないし。
漫画やアニメだけでなく、リアルでも人気の女子高生というステータスを捨て、逆に人気がないクモの魔物に転生するというなかなかに攻めた設定。
そんな蜘蛛の姿になった主人公がまずは巨大ダンジョンから抜け出すために奮闘するお話です。
萌え要素はないけどRPG要素はあるよ
女子高生の萌え要素目的で読むとエライ目に遭う『蜘蛛ですが、なにか?』ですが、別の魅力はしっかりと詰まっている(じゃないと売れないしね)
それがRPG要素。
なんかレベルとかスキルとかといったものがあるんですよ。
敵を倒すと経験値が増えてレベルアップする、特定のことをするとスキルを覚え、スキルを使い続けるているとスキルのレベルが上がるなど、
ゲームかっ!?(僕の感覚的にはロマサガ)
とツッコミたくなる世界観。
レベルアップすると体力全回復したりするし、ゲーム要素をガンガンに取り入れた異世界ファンタジーって感じです。
主人公の蜘蛛はダンジョンで最弱クラス
主人公のクモ、弱いっす!
まともに対峙したらザコモンスターにも勝てないほどに・・・。
まさに最弱!
こんなに弱くて逃げ場のないダンジョンを生き残れるのっ!?
と言いたくなるほどに。
蜘蛛のステータスの弱さは人間の知恵でカバー
でも、考えてみればクモってまともに戦ったりしないのですよね。
蜘蛛の糸で罠を張って獲物を捕まえてからトドメを刺すといった感じで。
主人公もそんなクモの特性を活かして格上モンスターと戦っていきます。
蜘蛛の糸が活躍しまくりです。
しかも、スキルを覚えることでクモの糸を飛ばしたりそこに毒を混ぜたりと。
さらにレベルアップやスキルアップもガンガンに活用していく。
スキルを覚えるために何度も同じ行動を繰り返したりする様は、
ゲームでよくやったわ~
という懐かしい感覚を呼び起こしますね(笑)
転生した魔物が強いモンスターではなく、正面対決では弱い蜘蛛という設定にしたものも良かったですね~
蜘蛛ですが、なにか?の独自評価・考察
やっぱりなんと言っても、
異世界転生ファンタジーというよりゲームみたい
というのがインパクトがありましたね~
まあ、女子高生が蜘蛛の魔物になっちゃうというのもパンチが効いてますが(笑)
漫画(原作はライトノベルがですが)にゲームの世界をうまくはめ込んだなと。
主人公が新しいスキルを覚える度に『次はどんなスキルだっ!?』というワクワクがあります。
また、スキルによってはなんの意味があるのか分からないものものある。
さらに、スキルの中身を知るためには『鑑定』というスキルを手に入れないといけないなどRPG感がいい感じで効いています。
RPGゲーム好きに特に読んでみて欲しい作品ですね。
蜘蛛ですが、なにか?の感想レビュー評価・考察まとめ
蜘蛛ですが、なにか?は女子高生の魅力はちっともないけど、ダンジョンRPGの魅力はたっぷり詰まっている作品。
以上、女子高生が魔物に転生しちゃう異世界ファンタジー漫画『蜘蛛ですが、なにか?』の感想レビュー評価・考察でした。