前回の続きです(^ ^)
高い場所から見た五重塔もまた美しく、絶景です。
うぐいす張りの石畳を後に少し下りて行きます。
中へ入って行くと…
露山堂(ろざんどう)です。
藩主 毛利敬親が桂小五郎等と王政復古の密議を凝らした茶室だそうです。
露山堂から見た庭園内の池です。
なんだか神秘的です。
露山堂の隣に枕流亭(ちんりゅうてい)です。
慶応三年、薩長連合軍による出兵を協議するため、この枕流亭で密議をしたと伝えられている宿。
一階部分はその密議をした人物達、薩摩藩の西郷隆盛、大久保利通、小松帯刀、長州藩の木戸孝允、広沢真臣、品川弥二郎、伊藤博文のことが記された資料の展示室となっています。
この建物は江戸時代末頃に建てられたと考えられていて、その後二度移築され、昭和三十五年にこの場所に移されましたが明治維新の史跡として全国的にも少ない貴重な建物なのだそうです。
二階に上がります。
丸窓が昔の面影を感じさせます。
枕流亭を後に五重塔の方に進んでいくと…
紫陽花が咲いていました。
自然が作り出す色はなんとも鮮やかでとても美しいです。
そして最後に今回、最も見ていただきたい一枚です。
夜の五重塔です。
夜の五重塔はとても幻想的で…感動してしまい言葉が出ませんでした。
570年以上前の五重塔は現在もその姿が本当に美しく、とても素晴らしいものでした。
夜間は日没から数時間はライトアップされるので、また日中とは一味違う景色が楽しめます。
ぜひ、機会があれば一度行かれてみてください(^ ^)
2回にわたって見ていただき、ありがとうございました。