台湾で中国語があまりできなくても就労ビザが唯一手に入れることが職業が「日本語教師」です。
私も日本人だからという理由で時々「東さん、日本語教師やりませんか」と誘われます。笑
私自身は別で仕事があるので日本語教師の仕事は引き受けていませんが、台湾に長期的に住みたいという思いから日本語教師を一時的にするのを検討している方もいるでしょう。
そこで今回は台湾の日本語教師についてお話します。
台湾で中国語ができなくてもビザがもらえる職業
私も台湾人の妻と結婚する数年前にいつか台湾で長期的に住みたいと考えたことがありました。
そこで日本語教師を検討したことがあります。
その理由はシンプルで勤める学校によると思いますが、就労ビザと居留証を得ることができるからです。
台湾にノービザで入国した場合90日以内に出国しないと違法滞在になるためビザがないと長期的に滞在することできません。
またノービザで入国中は保険等も一切適用ないため台湾でなにか病気になった場合も全て自費負担になるなどものすごくリスクがあります。
しかし通常就労ビザは台湾にある企業に入社しなければ手に入れることはできません。当たり前のことですが、日系企業でも台湾にある企業に入社する場合ネイティブに近い中国語の力が必要になります。
そのためネイティブレベルの中国語能力がなくても給料がもらうことができ就労ビザをもらえる日本語教師になりたい人は常に一定以上いますし、台湾で日本語はとても人気の言語の1つなのでどこの語学学校でも日本語教師を募集しています。
台湾の日本語教師の給料(月給)
出典:台湾の通貨(台湾ドル・台湾元・NT$) [台湾] All About
台湾の日本語教師の給料ですが、他の職種同様に月給で10万円前後です。
10万円低く!と思う人も多いと思いますが、日本語教師含めて台湾で会社員として働く場合給料の低さは覚悟しないといけません。
台湾の30代男性の平均年収は160万円前後で、台湾企業には年功序列や終身雇用という文化がないため40代、50代と年齢が上がっても給料はそれほど上がらないのが現状です。
また日本語教師はシフト制なので固定で土日休みではなくなります。
しかしビザで長期滞在が可能になり隙間時間で中国語学習できるので、台湾に住みたいけど中国語ができない日本人にとっては良い職業かもしれません。
台湾で日本語教師になるための必要な資格?
台湾で日本語教師になるために絶対に必要な資格が大学卒業証明書です。
また日本語教師の仕事は、さまざまな形で求人していますが、特に就労ビザを発行してくれる語学学校では日本語教師養成講座を420時間以上受講した人もしくは日本語教師能力検定に合格していることを条件にしている学校も多いです。
その理由は、就労ビザを発行するには学校として労力がかかるところで本気で日本語教師をやりたいという人以外は採用したくはないのだと推測できます。
その中でも日本語教師能力検定は合格率57.4%と高いので日本語教師を目指すのであれば比較的一番最適な方法かもしれません。
私が愛用しているアルクにも日本語教師養成プログラムがあり、受講した場合3〜4ヶ月間で日本語教師能力検定の合格圏内に入れるので合わせて活用してください。
日本語を教えることはとても難しい
少し話は変わりますが、日本語を教えることは本当に難しいです。
妻はもちろん台湾人の友人からも私が日本人だからという理由で日本語教えてとよく言われます。
しかし私は日本で生まれ感覚的に日本語を覚えたいわゆる一般的なネイティブスピーカーなので文法等聞かれてなんとなくしかわかりません。笑
教えるときに特に感じますが、日本語という言語は英語に比べると本当に難しい言葉だと実感しています。
そのため台湾で日本語教師をやりたいと考えているのであれば、日本でしっかり日本語を教えるノウハウをまず学びましょう。
またもしあなたがこの記事を読んで日本語教師になることを抵抗を感じるのであれば、あなたにとって台湾で日本語教師になることは難しいと思います。
その場合中国語を学習しつつリクナビNEXTやJAC Recruitmentを利用し海外駐在員で台湾で働き住むことをおすすめします。