多くない?アニメやゲームのオーケストラコンサート。
なんかヒットしたらやってるよね?
そんなに需要あるのかなぁ?

まぁ知り合いの作曲家が皆それで稼げているみたいだからいいんだけど・・・。

しかし、クラオタとしてはなぁ。
中途半端なのはやめてほしい。


「涼宮ハルヒの弦奏」、あれ、僕招待されて行ったのですよ。
まぁクラシックをふんだんに使った作品だ、さぞ聴き応えあるだろうと思ったら、
クラシックでやったの、確か『タコ7』だけだっけ?それもあの箇所だけでしょ?

えー・・・?

『冒険でしょでしょ?』をオケで聴きたいかぁ?
まぁ平野さん(未だに彼女は「さん」付けになるな・・・)は神妙に歌ってたけど・・・。

なんだかなぁ、とボヤくこともできず、帰ってきた。


いいものもあるんですよ。やっぱりオーケストラスコアが書ける人の曲をやるなら、大歓迎。
田中公平先生プロデュースの吹奏楽のコンサート、最高だったね!
「ガンバスターマーチ」で鳥肌が立った!「帝国華撃団」も最高!

それと言わずと知れた久石譲先生。彼のコンサートは国民的行事と言っていい。

かつて渡辺俊幸先生が『美少女戦士セーラームーンR 交響詩』ってのを書いたんだけど(しかし俺なんでこんなCD持ってんだ?)、これは曲によって大胆なアレンジ、ていうかサントラ無視の作曲をしていて、なかなか良かった。
あとは『宇宙戦艦ヤマト』ね。これは羽田健太郎先生による、もはや見紛うことなき立派なシンフォニー。


しかし、それ以外の、10段以上のスコア書いたこともない人間の曲を、オケに起こしてもねぇ・・・。
アレンジャーはプロでも、原型は残さなきゃいけないから、どうしても制約の中で、限界がある。


あ、某「響け」ちゃった楽曲を鹿野くんあたりにガチアレンジしてもらって、やるならこうだよね?みたいなコンサートはしてみたい。いや実際提案している(笑)。

玉石混交なのは仕方ないのだろうが、質は上げていかないと。
変に両方跨いでいる僕としては、ちょっと使命感を感じています。