終焉・のうが高原
そしてとある日のとある時間、
遂に自分は己の身体で、己の眼で中国地方でも名高い
のうが高原の調査に成功したのです!(…大袈裟ですか。)
ネットで何回も見た要塞の名に恥じぬその外観、広大な土地、見る場所全てが廃墟、
感動でした。もうこの二文字につきるでしょう。
ただ、
頂上は下界では想像できない程に寒く、探索中も凍えっぱなしでシャッターを押す指も
かじかみっぱなし!
身体全体でヒシヒシと感じる年季を帯びた建物から滲み出る空気の重さ!
外の光が一切入らない真っ暗な室内!通報の恐怖!
容易に想像出来るアクシデントへの恐怖と眼の前に広がる「のうが高原」の魔力とで
調査時はとってもハイでした。
噂では近いうちに解体されるとかされないとかで
自分はこの調査がのうが高原との最期の触れ合いでしょうね。
あののうが高原が消失してしまうのはとても残念ですが
跡地に何かしらの立派な設備が建設され、近辺が潤うと思えば
仕方のない話なのでしょうね。
時代の流れには人間だって建物だって逆らえないって事でしょうか。
もっと載せたい画像もあったのですが
ブログの容量もいっぱいなのでこれくらいが限界でした。
実に濃い現地調査でしたよ。解体されるのが惜しいですね…
by daisuke12-04 | 2006-12-21 23:42 | 現地レポート