今回は『蜂(ハチ)の子』についてまとめていきます。
けっこうマニアックなところを攻めるでしょ?( *´艸`)
最近では健康食品・サプリメントとしてもいくつか出ています。
さすがに、そのまま食べるのには勇気がいりますよね。
ハチから得られるものとして、はちみつ、ローヤルゼリー、プロポリスなど栄養や健康に良いとされているものが多いです。
その中でも、現代の日本ではなかなか食べようと思わない蜂の子について書いていきます。
蜂の子とは
名前からも分かるように、ハチの子どもを言います。
幼虫だけでなく、サナギも含まれるそうですね!
ハチの種類もいくつかあり、ミツバチだけではなく、他のハチの子どもも食べられるそうです。(ハチの種類はよくわからないので割愛します笑)
皆さんも蜂の子を食べるのは海外、特にジャングル系や中国を思い浮かべませんか?
タンパク源としても優秀であるので発展途上国で食べられたり、
中国などでは生薬(漢方)としても使われることもあります。
今の日本でも蜂の子をそのまま食べているところもあるそうです!
まさに郷土料理ですね。
食材として優秀であれば、健康食品・サプリメントになるのも納得できます。
では、どのような成分が入っているのか見ていきましょう。
蜂の子のサプリメント・健康食品
今回は蜂の子を代表して“花菜の厳選蜂の子”を例として取り上げてご紹介していきます。
たんぱく質が豊富
たんぱく質とは、簡単に言うと人の体を構成しているものです。
髪の毛や爪もたんぱく質からできていますので、体中たんぱく質ですね!
そのたんぱく質は20種類のアミノ酸から作られます。
蜂の子にはほとんどのアミノ酸が含まれていると言われています。(※全てではなさそうです)
また、アミノ酸の中には
普通のアミノ酸:体の中で合成できるもの
→「アルギニン」・「グリシン」・「アラニン」・「セリン」・「チロシン」・「シスチン(システイン)」・「グルタミン」・「アスパラギン」・「プロリン」・「グルタミン酸」・「アスパラギン酸」の11種類
必須アミノ酸:体の中で合成できないので、食物の中から摂取しなければならないもの
→「バリン」・「ロイシン」・「イソロイシン」・「メチオニン」・「リシン(リジン)」・「トリプトファン」・「ヒスチジン」・「フェニルアラニン」・「スレオニン(トレオニン)」の9種類
があります。
必須アミノ酸は食物からしか摂れないので、その点で蜂の子は優秀と言われます。
蜂の子は耳鳴りや聴力改善も期待される?
これは医薬品ではないので、必ずしもそうとは言えません。
メカニズムについても詳細なことは分かっていないことも多いです。
しかし、実験データもあるようで、耳の聞こえが改善するデータもあるそうです。
耳鳴りなどの症状はそれによるストレスなどで悪化することがありますが、ストレスホルモンを低下することで改善されるとも言われています。
蜂の子にはそのストレスホルモンを下げるというデータも出てきているようですので、それによる効果かもしれませんね。
普段、耳鳴りや聞こえが悪くなってきた方はまず試してみても良いかもしれませんね。
ビタミン・ミネラルも
ビタミンやミネラルも含まれていることから、普段不足しがちなものを補給できますね。
ビタミン
ビタミンA・D・B1・B2・パントテン酸・ビタミンCなどが含まれています。
酵素の働きを助けたり、肌つやに大切なビタミンです。
ミネラル
リン・カルシウム・鉄・亜鉛・セレンなどが含まれています。
特に、カルシウムや亜鉛は不足しがちなミネラルです。
カルシウム不足で骨がもろくなり、亜鉛不足は味覚障害を引き起こすことがあります。
おまけ
今回ご紹介した“花菜の厳選蜂の子”には蜂の子以外にもクアンソウ・イチョウ葉エキス・ナギイカダエキスなども含まれていますので簡単にご紹介を。
クアンソウ
沖縄県の薬草として有名であり、良質な休息をもたらすと言われています。
イチョウ葉エキス
これは最近サプリメントなども出ているので、聞いたことのある方もいるのではないでしょうか。
研究も進んできており、脳や毛細血管の血流を改善する可能性があるそうです。
そのため、血行が悪い症状への効果が期待されています。
例えば、認知症、耳鳴り、冷え、高血圧などへの応用も研究されているところです。
ナギイカダエキス
西洋ハーブとして海外でも使われているものです。
まとめ
昔から食べられている蜂の子は栄養がバランスよく含まれていることが分かりました。
これといって特別な栄養が入ってはいませんが、アミノ酸・ビタミン・ミネラルは毎日必要な栄養素であり、不足しがちな栄養素でもあります。
特に、アミノ酸のバランスは大変良いので、普段の食事に加えてアミノ酸をしっかりと補うことができますね。
人の体内では合成できない必須アミノ酸を補給し、体の不調を改善したり、健康の維持に役立ててみませんか?
参考
今回、参考例としてご紹介いたしました、「花菜の厳選蜂の子」の販売元「花奈(はんな)」様には感謝申し上げます。