ロッテの井口 今季かぎりで引退へ

ロッテの井口 今季かぎりで引退へ
プロ野球の現役最年長野手で大リーグでも活躍した、ロッテの42歳、井口資仁選手が今シーズンかぎりで現役を引退する意向を固めたことがわかりました。
井口選手は東京都出身の42歳。

1997年にドラフト1位で当時のダイエーに入団し、プロ初出場の試合で満塁ホームランを打つ鮮烈なデビューを飾り、王貞治監督のもとで長距離バッターの才能を開花させました。

また、盗塁王2回、セカンドでベストナイン3回、ゴールデン・グラブ賞に3回選ばれるなど、走攻守でチームの中心として活躍し、2回の日本一に貢献しました。

2005年には大リーグのホワイトソックスで入団し、主に2番バッターとしてレギュラーを勝ち取りチームの88年ぶりのワールドシリーズ制覇も経験しました。

そして2009年に日本球界に復帰し、ロッテに入団、翌年にはチームを5年ぶりの日本一に導きました。

38歳となった2013年には、日本選手で5人目となる日米通算2000本安打を達成しました。

今シーズンはチームが低迷する中、35試合に出場し、先月25日にはプロ通算250号となるホームランを打つなど、年齢を感じさせない力強いバッティングで存在感を示しています。

関係者によりますと井口選手はすでに球団に対し、引退の意向を伝えているということです。

井口資仁選手とは

井口資仁選手は東京都出身の42歳。

青山学院大の4年生の時にアトランタオリンピックに出場して銀メダルを獲得し、翌年の1997年にドラフト1位で当時のダイエーに入団しました。

プロ初出場の試合で3打席目に満塁ホームランを打つ鮮烈なデビューを飾り、その後は王貞治監督のもとで長距離バッターの才能を開花させました。

さらに盗塁王2回、セカンドでベストナイン3回、ゴールデングラブ賞に3回選ばれるなど走攻守で活躍し、チームの2回の日本一に貢献しました。

そしてプロ9年目の2005年に大リーグのホワイトソックスに入団しました。

ここでは主に2番バッターのつなぎ役を任され、持ち味の右打ちに磨きをかけてレギュラーを獲得。チームの88年ぶりのワールドシリーズ制覇も経験しました。

2009年には日本球界に復帰してロッテに入団し、翌年にはチームの5年ぶりの日本一に大きく貢献しました。

2013年には、当時、楽天のエースだった田中将大投手からホームランを打って、日本選手では5人目となる日米通算2000本安打を達成しました。

球界最年長野手として迎えた今シーズンは、チームが最下位に低迷する中で指名打者として中軸での先発出場も増えここまで35試合に出場。

開幕以降、1回も2軍に落ちることなく若手選手を鼓舞し続けるなどチームに欠かせない存在です。

先月25日には、プロ通算250号となるホームランを、プロ1号ホームランと同じ福岡のヤフオクドームで打つなど、年齢を感じさせない力強いバッティングで、存在感を示していました。