パスタを毎週作るようになってから、料理の動画を見るようになりました。プロの料理人が調理している姿を見るのが楽しいんです。つい先日、youtubeに、有名なイギリス人料理人のJamie Oliverのチャンネルを見つけました。
いくつか見てたら、めっちゃ陽気なおっちゃんがカルボナーラを作ってる動画を発見!
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思わず見入っちゃう彼、ジェンナーロさんが教えてくれたカルボナーラが唸るほど美味かったので紹介します!
生クリーム入ってないのにクリーミー!本格派カルボナーラを簡単に作るレシピ
カルボナーラって、ちょっと小難しそうなイメージありませんか?
『なんか、色々混ぜるんでしょ?』とか、『生クリームとか入れないといけないんだよね?単価高そう…。』などなど。
全部ぼくが感じてたことですし、実際生クリームを入れてカルボナーラを作ってきました。
でも、本場イタリアでは生クリームは一切使わないそうです。ぼくも使わずに試してみます!
まずは材料を見てみましょう。
材料(2人前)
- パンチェッタ 100g (ベーコンでもOK)
- バター 大さじ1
- オリーブオイル 大さじ1
- 粉チーズ
- にんにく 1かけ
- 卵 4つ (黄身のみ 3個 全卵1個)
- スパゲティ 200g
- 塩 適量
- 白コショウ 適量
- 黒コショウ 適量
どうでしょう?写真スカスカですよね。カルボナーラは本当にシンプルなんです。
下ごしらえ編 – 卵を割って粉チーズと混ぜるだけ!シンプル過ぎる!!
まずは下ごしらえをしていきます。
まず、粉チーズを用意します。今回はグラナ・パダーノという固形のチーズを使ってみました。もちろん市販のパルメザンチーズでも良いですよ。
粉チーズは、固形のものを削るのがオススメです!直前に削ると風味がまったく違うってことに気づきました。この一手間は惜しまずかけましょう!
削れたら、卵と混ぜます。卵は黄身だけが3個、全卵が1個です。
卵を覆い隠すくらいの量を入れると濃厚に仕上がります!
これに、塩と白コショウをひとつまみずつ入れて混ぜておきます。
ソースの準備はこれだけです。5分もあればできちゃいますよね。
調理編 – ベーコンをオリーブオイルとバターで炒めるだけ!
パンチェッタは、イタリア料理でよく使われる豚バラ肉です。塩をなすりつけて保存してあるので、結構塩味が効いています。
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これを小さなサイコロの形に切っていきます。色が鮮やかですね〜。
具として入れるのはこれだけ!これだけで良いんです。
では炒めていきます!オリーブオイルを入れたフライパンに、バターを加えて溶かします。
バターが良い具合に溶けてきました。
パスタには欠かせないのがにんにく!一片を半分に切って一緒に炒めましょう。ニンニクの風味が大事!
パンチェッタも投入しましょう。中弱火でじわじわと炒めていきます。パンチェッタからも脂がにじみ出てきて、これがソースの旨味になっていくんです。
しっかり色づいてきました。脂がたくさん出ているのがわかりますね。このあたりで弱火にします。
パスタを茹でるコツ – 表示時間より1分短く!
パンチェッタを炒めている間に、パスタも茹でていきましょう。沸騰したら塩をひとつまみ入れます。
そしてパスタを投入。今回使うのは、スパゲッティーニという太めのパスタです。こってりとしたソースによく絡まります。表示時間より1分短く設定します。茹で上がってからもソースと絡めるので、表示時間通りだとパスタが柔らかくなり過ぎてしまいます。
茹で上がったら、そのままフライパンに移していきます。水切りをする必要はありません。茹で汁が自然に加わることでソースを緩めてくれます。
全部投入しましょう!この時点ではまだ弱火です。
お玉ひとすくいくらいの、パスタの茹で汁を入れます。脂と茹で汁が混ざると、パスタに絡みやすいソースになるんです。
その後、具やソースとパスタを混ぜていきましょう。まだ弱火にしているので、ジューっという音がするはずです。
混ぜ終えたら、火を止めます。その状態でまだかき混ぜます。かき混ぜることでちょっとだけパスタの温度を下げてあげましょう。
卵ソースを入れる時のコツ – 必ず火を止める!ここが一番大事!!
ここで卵ソースの出番です。かき混ぜてチーズがボウルに残らないように入れていきます。
トングで混ぜていきます。ここでフライパンを熱していると、スクランブルエッグみたいになっちゃうので、絶対に火を止めてから卵ソースを入れましょう。
さらにパスタの茹で汁を加えます。お玉一杯くらいで十分です。パスタの茹で汁と一緒に混ぜているとだんだんソースがクリーミーになっていきます。
最後の仕上げに、バターをひとかけら入れて余熱で溶かしながら混ぜていきます。どんどんクリーミーになっていきますよ!生クリームを使わなくても全く問題なし!
最後に、粉チーズと黒胡椒を振りかけたら完成です!!
食べてみると、かなり濃厚な味つけになってます!バターを使っているのでコクが出てくるんですね。
まとめ – 生クリームからは卒業しよう!
この作り方を学んでからは、生クリームからは卒業しました。本場イタリア、ローマでは生クリームは絶対に使わないそうで、生クリームを使うのは日本ならではかもしれないですね。
また、今回はいつもと違う食材を使ってみました。パンチェッタとチーズ。いつもは普通のベーコンとパルメザンチーズを使っていましたが、ちょっと食材を変えることで美味さが格段に増しました。
意外と簡単なカルボナーラ。ぜひ試してみてださい!