どうも調子が悪い。腸内環境の悪循環を疑っている方へ

こちらにいらっしゃった方は、鋭いです。

今あなたが感じている不調を、腸内環境に原因アリと見込んでいらっしゃるのですから。おおかた当たっていると思います。体のあらゆる不調は、腸と何らかの関係があると考えられています。

どうして腸内環境が体調と関係があるのか。いかに腸内環境が大切なのか。そして、腸内環境の好循環スイッチをオンにする方法をお伝えします。

調子が悪いのは腸内環境に原因あり?

これは近年の定説です。

腸内環境が悪いと不健康になる

✔ 体は一つ

目ヤニが出たら眼科へ、肌トラブルがあったら皮膚科へ。病院は細かく体を分類し、それぞれに担当医師を置いていますよね。でも体は一つですし、どの臓器・部位も繋がっています。

✔ 本当の原因はどこにある?

専門家にしかできない治療だけど、診療科を細かく分けると対症療法になってしまい、“本当の原因を見つけることもなく何年も通院”なんてことがよくあります。それぞれの臓器が支え合い、私たちの体は動いています。そこで腸が他の部位に与える影響は計り知れないんです。

✔ 腸の活動は様々

一般的に腸は、“食べた物の通り道”くらいの認識しかないかもしれません。でも腸が日頃行っていることには実はたくさんあって、その活動がうまくいっていないと腸とは離れたところにも不調がポツポツと出現してくるのです。

腸内環境が悪いってどんな状態なの?

腸が原因で起こる不調は後ほどお伝えします。「腸内環境が悪い」とは、どんな状態を指すのかと言うと、腸内の細菌のバランスが崩れた時のことです。

腸内細菌のバランス

腸内細菌のベストバランスと、それぞれの役割です。

腸内細菌の分類 割合 役割
良い働きをする “善玉菌”

~健康な生活をサポートする~

20%
  • 腸の働きを整えて、消化吸収を促して排泄する。
  • 免疫力を挙げるために有益な物質を産生する。
悪い働きをする“悪玉菌”

~全身の不調の原因になる~

10%
  • 有害物質を発生させて腸を攻撃する。
  • 有害物質が全身にめぐると悪さをする。
どちらでもない“日和見菌”

~様子をうかがっている~

70%
  • 優勢な腸内細菌に沿って働く

「善玉菌たくさん、悪玉菌ほどほど」が、腸内細菌のベストバランスです。日和見菌を意識的に操作することはできません。私たちにできるのは、善玉菌を増やして、悪玉菌を増やさないことだけなのです。

腸内環境が悪いと起きること

バランスが崩れた時に起きる代表的な症状と、腸内細菌との関係にも軽く触れておきます。当てはまることがあるのであれば、軌道修正の必要性かつ緊急性が【大】です。

便の異常

便の異常を日頃から感じている方。こんな状態に身に覚えはありますか?

  • 下痢
  • 便秘
  • 黒い便
  • コロコロ便

明るい茶色で、バナナくらい太い大便を、最後に見たのはいつでしょうか。もし健康的なうんちを長らく見ていないのであれば、腸内が悪玉菌に毒されているってことです。

「お腹くだしがちだけど、逆にスッキリする♪」
「便秘なんてよくあること。女だと特に。」

こんな幻想やめましょう。こうしている今も、悪玉菌が有害物質を作って全身に送り込んでいるんです。腐らせているんです。もっと便異常への執着や危機感を持った方がいいと思います。

肌荒れ

肌のことに気に掛けるのは、今や女性だけじゃありませんよね。スベスベ肌は印象もアップ。スムーズな対人関係が報酬に直結する営業職の男性は、ファンデーションを塗って商談に臨むことも多いんです。

✔ 腸内で作られた有害物質

ニキビなどの吹き出物が、悪玉菌が作り出した有害物質のお知らせだって考えたことあります?行き場もなく吹き出てきた毒素は、腸内環境を語る生き証人です。

✔ ビタミン不足にあえぐ肌

腸内は、ビタミンを合成する場でもあります。腸内細菌が正しく機能していなければ、ビタミンは満足に作られなくなります。ビタミンは健康なお肌には不可欠のアイテム。ビタミンが供給されなくなった肌は、どんどん衰えていきます。

免疫をつかさどる腸内環境 ビタミンを作る腸内環境

肌って腸の鏡なんです。ニキビに軟膏、乾燥は保湿だけが対策じゃないってことですね。

ストレス・気分の落ち込み

腸内は、気持ちを安定させるための物質“セルトニン”の生成も行います。腸内環境が悪化するとセルトニンが十分に作られなくなり、情緒不安定になります。すると、些細な出来事でもひどく気に病むようになってしまうのです。

✔ 便トラブル自体もストレスに

腸内環境が悪いことで起こる便異常そのものも、かなりのストレスになりますからね。

「今日も出なかった。明日は出ますように。」
「明日の会議中に下したらどうしよう。」

腸内環境は、性格にもかかわってくるのでした。

風邪をひきやすい

これといって持病も外傷もないのに風邪をひきやすい方は、腸に問題がありそうです。健康的な便を出せていなかったり、腸が喜ぶ食事(野菜・果物・発酵食品)を忘れていたりしませんか。

腸には免疫の70%が集中しています。腸内環境が悪いと、細菌やウイルスに負けやすい体になっているんです。

 

いかがでしたか?ありとあらゆる不調は、腸が原因となっている可能性が高いと証明されつつあります。

腸内環境に乱れが生じている理由

腸内環境が悪いと、続けざまに不調は続きます。善玉菌と悪玉菌のバランスの崩れ。目には見えないところで、ずいぶん色んなことが起きているものです。察しはついていると思いますが、どうして負の連鎖を引き起こすまでに悪化してしまうのか整理してみましょう。

食生活の偏り

「主食は肉です!」

とても男らしくて勇ましいセリフです。女性が言ってもギャップに萌えます。でも、腸内では大変なことが起きているんです。肉を食べすぎると、腸内で腐敗し悪玉菌が大幅に増加します。

肉と野菜のバランス

食物繊維など善玉菌のエサとなる野菜と一緒に食べてればカバーできるのですが、理想の割合は、肉1に対して野菜3。出来ていますか?

意識しないと達成しない

肉とご飯でお腹いっぱい。気付けばほとんど野菜食べてないって方多いんです。しっかり野菜や果物で食物繊維をとって善玉菌のエサを送り込まないと、腐敗は進み続けて腸内環境は大波乱。

添加物だらけの食べ物も腸内細菌の働きを鈍らせます。加工品やコンビニ弁当は要注意。

ストレス

ストレスを受けると、脳内や交感神経からは【カテコラミン】という物質が出ます。緊張と言う名のストレスによって、心臓がドキドキしてきたり汗がにじんできたりしますよね。この現象は、カテコラミンがストレスを全身にお知らせしているために起こるものです。

カテコラミンは腸内細菌にも深刻な影響があります。悪玉菌の活動を活性化させ、一瞬にして腸内環境が悪くなるのです。

私が腸内環境を正すのに乳酸菌サプリを選んだ理由

起きてしまった物事には、原因が付きまといます。

腸内環境から逸れますが、私はずっと肌荒れに悩んでいました。最近気づいたのは、シャンプーの刺激が強すぎたということです。シャンプーを低刺激のものに変更したら、すぐに治りました。

腸内環境が悪くなる原因を排除するのは難しい

このように、原因を突き止めて、それを排除して新しいものをやってみるのは、腸内環境も同じなんです。原因を突き止めて、変えていくのみ。

食生活

でも、腸内環境はシャンプーと違ってそう単純じゃありません。食事は日々よくなるように心がけても、時には腸に意地悪な食事を食べたくなる時だってあります。付き合いもあって、深夜に揚げ物やお酒を口にすることだってあるでしょう。

ストレス

もっと複雑なのは【ストレス】。生きている限り、ストレスから逃げられません。どんなストレスの根源にも対人関係が潜んでいますが、誰とも会わず生きていくことなんて不可能です。そして程よいストレスは、自分を高める良い材料になってくれます。

流動的な食生活・ストレスの2つ。頑張って理想の腸内環境を作り上げたと思ったら、ひょんなことで善玉菌は劣勢に回ってしまうんですから、報われません。

報われる対策がサプリ

私も腸内環境の大切さを知ってからは、食事とストレスを、腸内環境が喜んでくれるレベルに引き上げようと頑張りました。でも、完璧にはできなかったんです。仕事の飲み会や、付き合い。年齢も上がると、部下の慰労もしたいですし、意外とストレスもたまります。

情緒不安定だってことじゃありません、どんなに気を付けても、腸トラブルは降りかかってくるってことです。じゃあどんなトラブル来ても動じない腸内環境をサプリで作っておこうと思い、サプリを選びました。

サプリは敷居が低く始めやすい

サプリは食品だし、保険に入るときの告知もいりません。気持ち的には、歯を磨く時に歯磨き粉を使う感じ。今は腸内細菌が安定しているのか、ちょっとやそっとじゃ悪玉菌に傾かないって自信があります。

実際に割合を計測してもらったわけじゃありませんが、ちょっとハメを外した翌日も、同僚とトラブルがあった日も便トラブルはありませんでした。

サプリのとらえ方

商品の合う・合わないはあります。でも、サプリを使う時の基本的な考え(常日頃から善玉菌を育む)は、誰にでも当てはめるべきルールだと思います。

今の不調を治すために腸内環境を正すことはもちろん、これから降り注ぐ腸内細菌バランスを揺るがすイベントからも、短時間での回復対策をしておくこと。それの何がいけないんですかね。

私が腸内環境を正すために使っているサプリ

私はストレスを感じやすいし、腸内環境は乱れやすい方だと思います。でも、人間ストレスがなければ成長もしないし、面白くないです。きっと。

自分の健康管理と成長をセットで実現させるのが、乳酸菌サプリだと思っています。私に合ったベスト3です。乳酸菌サプリに興味のある方だけご覧ください。

ビフィーナS

“善玉菌”の99.9%は【ビフィズス菌】、0.1%が【乳酸菌】です。ほぼビフィズス菌です。

善玉菌を増やしたいんだったら、どんどんビフィズス菌だけ送り込めば良いんじゃないかと思いますよね。しかしビフィズス菌は、ビフィズス菌だけで摂るよりも、乳酸菌と組み合わせたほうが、腸内で増加します。

その理論を、身をもって実現しているのがビフィーナSです。

ビフィーナSには、ビフィズス菌1種(JBL01株)と乳酸菌2種(JEF01株、JLG01株)が入ったサプリメント。胃酸をかいくぐって腸で溶ける特殊なカプセルで、届けてから増やすってことに徹底しています。

しかも、いくら生きた良い菌を送っても、そこが砂漠のように生きづらい場所だったら、菌は他界するのみ。ビフィーナSには、善玉菌のエサになるオリゴ糖も入っています。修学旅行で、枕とお布団一式を持参してくるようなサプリです。

乳酸菌サプリと言うより、ビフィズス菌サプリwith乳酸菌ととらえてもらって構いません。

善玉菌のチカラ

0.1%の乳酸菌にかけたいなら、乳酸菌(クレモリスFC株)だけを使った善玉菌のチカラがあります。カスピ海ヨーグルトの菌なんですけど、一昔前に爆発的ヒットしましたよね。

何が面白がられたかっていうと、カスピ海ヨーグルト独特のネバリです。ドロッとして、便通改善に良いともてはやされました。時代は移り、立て続けに乳酸菌の発見と商品販売が続いて埋もれてしまいましたが、効果は変わっていません。

便通の改善、つまり善玉菌を増やして腸内環境を整えるだけの実力はあるってことです。小さいカプセルなので飲みやすいですよ。もともと熱や酸には強い菌なので、腸までの生存率は抜群。

何で、善玉菌のうちたった0.1%の乳酸菌を100%?って思うかもしれませんが、そのぶん一番安いんですよね。この順に価格は安くなっています。

ビフィズス菌with乳酸菌(ビフィーナS) > ビフィズス菌only(森永ビヒダスBB536) > 乳酸菌only(善玉菌のチカラ)

もし乳酸菌サプリだけで腸内環境を安定させられるのであれば、助かりますよね。同じものが手に入るのなら、安く済む方が良いに決まっています。

久光製薬 乳酸菌EC-12

こちらには、乳酸菌EC-12(エンテロコッカス・フェカリス菌EC-12株)が含まれていますが、死菌が使われているので、善玉菌の0.1%にかけるという概念とは異なります。

死菌とは、殺菌された乳酸菌のことです。

生きて届くビフィズス菌や乳酸菌は、善玉菌と同じ働きをすることが期待しますが、死菌は最初から善玉菌のエサになるために送られるので、腸との相性を確かめる必要がないんですね。

エサとしての乳酸菌EC-12は、とても優秀。1兆個ものエサを得た腸の善玉菌が元気になること間違いなしです。

まとめ

乳酸菌サプリメントで土台を整えておくことの大切さを、私の実体験をもとにお話しさせていただいております。腸内環境への不安を消すためには、まわりまわってこれが一番。

「病は気から」って本当その通りですよね。

ストレス(気)を受けると悪玉菌が増える

腸内で有害物資が作られ全身を駆け巡る

免疫力も低下する

病気(病)の完成

とトントン拍子なんです。

トントン順調に進ませないためのコツが、乳酸菌サプリを使うことです。もう1つは、笑うこと。心がポカポカするような体験を重ねてくださいね。この2つで、腸内環境は向上するでしょう。