>  >  > “ジリ貧”ユーチューバー業界の衰退を関係者が暴露

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント9
hajimesyacyo-.jpg
動画は、「YouTube/はじめしゃちょー(hajime)」より

 小学生の将来なりたい職業がユーチューバー……などという、悪夢としか思えないようなことが現実になっている現在の日本。もちろん、本場アメリカでは立派な職業として数億円を稼ぐ成功者が続出しているのも事実だ。しかし、日本においてはそもそも動画サイトの視聴者が減少を続け、結果として稼げるような職業としては成立していない。

「ヒカキンやはじめしゃちょーなど成功者を出したユーチューバーですが、YouTubeが、違法動画問題やヘイト動画に広告を出してしまったことでGoogleが謝罪をする騒動も起きている。GoogleとしてもYouTubeが稼ぎ出す収益は大きいのですが、問題が山積みで近いうちにYouTubeの大規模なリニューアルも予想されている。そもそも、YouTubeに投稿された動画に対し違法にクリックを増やす方法が日々開発され、東南アジアなどでは、ワンクリック1円を切るような低価格でクリックを支援する企業も続出。ナショナルクライアントなどは前述のヘイト動画への掲載などもあり、いままでよりも細かくデータを求める動きが出ていて、ユーチューバーも一気に収益が減る可能性が高くなっている現状です。

 しかも、日本では電通や博報堂などの大手広告代理店による過労死問題などもあり、これらのネット広告事業に及び腰になり始めている。景気が回復しテレビ広告が好調なだけに、しっかりとした整備がなされるまでは様子見をするようです。テレビに変わってネット動画に広告が一気に流れこむ、などと夢のように語っていたIT系のクリエイターも、今はその勢いをなくしている状況です」(IT系プロデューサー談)

 しかも、ニコニコ生放送やLINE LIVE、AbemaTVなど、サービスが多様化したのも問題を大きくしていると話すのは、生放送を主戦場にするフリーディレクターだ。

「ネットで主流となっている生放送に関しても、ユーザーは飽き始め減少傾向に。ニコニコ動画の会員数が減少に向かっているのも大きな流れになりそうです。YouTubeは動画サイトなので【生放送戦国時代】と関係がないと言われているのですが、実はニコ生などで収益をあげていたクリエイターが稼げなくなり続々とYouTubeに参戦。結果として、広告が増えないのにユーチューバーが増えすぎ、一人あたりの収益が減り始めているという。

 しかも、NMB48の吉田朱里など、芸能人がYouTubeで成功する例も出始め、広告はタレントに流れ始めている。そもそもが、素人の集まりのユーチューバーだっただけに、本物の可愛いタレントが参戦すると一気に色褪せて見え、人気がなくなってしまう。特に、メイク系で収益をあげていた女性ユーチューバーは、ほとんどが収益を減らし人気も低迷し始めている状況です」

 そんな中で起きた、はじめしゃちょーの二股疑惑。はじめしゃちょーが、神妙な面持ちで謝罪をする動画を配信するなど、もはや理解不能な展開へと発展している。

「そもそもが、素人が好き勝手に動画を投稿することが魅力だったユーチューバー現象なのに、今回のはじめしゃちょーの謝罪動画で一気にユーザーは冷めてしまった。この謝罪も、企業からのタイアップ動画を上手く紛れ込ませることで収益を上げている現状で、スポンサーのために謝らなければいけなかったようです。しかも、その二股を告発したのも動画配信者、二股されたという女性も動画配信者で、はじめしゃちょーを含めそれぞれが売名に近い行為だと炎上をしている状況です。もっとも、現在はじめしゃちょーはファンクラブで「活動休止」を報告したようですが、本人がまた“帰ってくる”と言っているとおり、復活すればまたニュースになります。

 この、はじめしゃちょーや不倫疑惑の女性が所属するUUUMという事務所は、ユーチューバーのみが所属していることを売りとしていますが、大手芸能事務所が触手を伸ばしはじめ、すでに松竹芸能株式会社とオンラインタレント育成で業務提携を発表している。これまで素人が活躍できたユーチューバー業界崩壊の足音は、すぐそこまで来ている状況です」(IT系プロデューサー談)

 ユーチューバーも結局は芸能界という大きな波に飲み込まれてしまうようだ。

関連キーワード

コメント

9:匿名2017年5月15日 14:17 | 返信

結局ネットもテレビも広告代理店の掌の上

8:匿名2017年5月 5日 21:48 | 返信

どちら側の人間か分かりやす過ぎて馬鹿馬鹿しいです

7:匿名2017年5月 5日 13:04 | 返信

子供の夢を悪夢とか言っちゃう時点でこの記事に説得力がないわ

6:匿名2017年4月 8日 00:51 | 返信

おばかユーチューバーのなれの果てが
北の まさお暗殺犯

5:匿名2017年4月 7日 05:25 | 返信

金払うのは結局スポンサーになるからね
馬鹿をやれるのはスポンサーがいないから
その素人馬鹿から無茶ぶりを取ったらつまらなくなるのは妥当

4:匿名2017年4月 3日 11:25 | 返信

だいぶ偏ってる記事だな。
この記事のライターはテレビの業界の人かな??

3:匿名2017年4月 3日 01:50 | 返信

いや、吉田朱里とかそこまで成功してないじゃん
ていうか、タレントじゃない素人集団だからネットでウケてるんだよ

2:匿名2017年4月 2日 16:17 | 返信

>景気が回復しテレビ広告が好調なだけに、
>しっかりとした整備がなされるまでは様子見をするようです。
いやテレビ広告の現状は頭打ち状態ですよ。
2000年前半やリーマンショック前と比較すると、現在は全然少ないです。

あと「ユーチューバーも一気に収益が減る」「業界崩壊」と言いつつ、
芸能人などが多数参入してきている状況は矛盾しませんか?
それこそニコ生衰退→YouTube、芸能界衰退→YouTubeという
流れが生まれたと言うだけの話だと思います。

でも確かにYouTubeに問題が「山積み」なのは事実だと思うので、
『KAZUYA』や『亡国のイージス』といったネトウヨ動画や
アニメやテレビ番組の違法動画などの大量削除とアカウント停止など
もっと目に見える対応を取ってほしいところ。

そうしなきゃ日本でも広告主離れが始まると思う。
自社広告が流れた後に「従軍慰安婦はいなかったー」など
頭のおかしいヘイトスピーチが流れたら逆効果ですもんね。

1:匿名2017年4月 2日 12:36 | 返信

だってユーチューバカってだいぶ前から言われてるし

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。